メシヤ講座no.133岡山(平成24年2月)

<今月の御教え>

『文明の創造』 科学篇  「肺炎と結核」

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

現代で最も悩みとされているもの

 

楳木代表:今回はですね、2行目にですね、

『寒冒と最も密接な関係ある病気としては、言う迄もなく肺炎と結核であらう。特に現在日本に於て、最も悩みとされてゐるものは之であるから、・・・』

という「最も悩みとされてゐる」というところにチェックを入れておいて下さい。

 

そうすると、最も悩みというと、皆さん方の頭にすっと浮かぶのは結核や肺炎ではなくて・・・癌が一番最初に頭に浮かぶでしょ。その他どうですか?他に。

 

参加者:脳梗塞?

 

楳木代表:それでは、二十代の人、今一番悩んでる事は?・・・職場とかで・・・何とか病の人が多いでしょ。

 

参加者:うつ病ですか?

 

楳木代表:そう、若い人の中には「うつ」が多いです。年を取っていくと、認知症ですね。こうしたことが、現在一番多くなってますね。だからメシヤ様の御在世当時は、肺炎とか結核が悩みの種であったけれど、今は、一番最初に出た癌、それから血液に係わる病気ですね、それから脳梗塞とか脳内出血とか、そういうことがあって、若い人達はうつ病になると。お年を召してくると認知症ということになる。このどれを取り上げても、なりたくない病気ですね。

 

その原因は何かということを考えていくと、この・・・子供の時から風邪を引いたら、このメシヤ教、世界救世教を中心とした教団の人以外の人は、大概子供が熱を出したら薬に手を出して、湿布をしてやるよね。

 

大体お友達のお母さん達はみんなすぐ、帰って風邪引いたと言ったら、医者へ行って薬を飲ませて、そして夜寝たら頭を冷やして、アイスノンを貼ったりしてね。メシヤ様がご指摘されていることを必ずやっている。

 

そうすると、メシヤ様がお書きになっている昭和27年というのは、単純な浄化として次に起きてくるのが、肺炎とか結核だということですね。しかし、現在は非常に複雑になってきている。昭和27年頃の建物というのは、ほぼ化学物質がなかった。しかし、現在の建物というのは、化学物質だらけ。こうやって一戸建てに住んでいる方々は、まだいいんだけれども、新しい建築資材を使ったアパートやマンションにお住まいになっている人達は、回りは化学物質だらけ。

 

それからコンクリートの中に住んでいる人は、コンクリートというのは大体20年~25年くらいは、水分をずっと持ち続けているので、そこに様々なものが付着して、そしてまた悪いものを発散し続けてますよね。そういうことが、現代では非常に、生活だけを見てもそういうものがあると。

 

それから、コンビニに寄って買い物をしている人達の事を考えると、あそこで何か買おうと思っても買える物がないですよね。後ろの表示を読むと。だから食べるものというのは、自分の家で作ったもの以外は、外で食べようとしても中々口にする事が出来ない状態です。それくらい体に入れるもの、それから住環境、そうしたものを見てても非常に複雑化しています。

 

だから浄化作用が、こういうふうに結核とか肺炎とかという形で、単純な形で現在は出ない代わりに、非常に複雑化してきています。で、複雑化してきているために、若い人のうつ病というのは、どうにもならない状態になっております。そうすると、精神科から処方された薬をいつも入れるようになっていくということになってきます。で、これも、段々段々強くなっていきます。これが強くなっていくと、お年を召した人がたどり着く認知症と同じところにずうっと入っていってしまうということですね。で、年齢を召した人達が認知症になる原因も、やはり若い時からずうっと薬を蓄積しているために、脳の海馬というところが、ほぼ萎縮してしまうために起きてしまうことですので・・・。

 

メシヤ様がご指摘していることが改善されない限り、現在我々が恐ろしいと思っている病気になる可能性が非常に強いということですので、今回この、「最も悩み」というのを、自分なりに例題として考えて、そうしたことが起きる原因というものを、メシヤ様はまず感冒という形でご指摘しながら、前回からずうっとここへ繋がってきているんだと、いうふうに読み続けていただきたいと思います。

 

浄化力とは自然良能力のこと

 

楳木代表:それを一番最初にまず認識しておいていただいて、それからずうっと読んで、拝読させていただきますと、この「浄化力」ということについてメシヤ様は、おっしゃっておられます。上から11行~12行目あたりに、

『従って此(この)力の強弱によって、浄化力にも強弱が出来る。』

と。その上にですね

『生れながらに保有してゐる自然良能力である。』

と、これを『浄化力』というふうに呼んでいるんだと。 だから、『浄化力』ということと、『自然良能力』というのは、同じ意味でありますので、どうしてもですね、「浄化力」ということになると、世界救世(きゅうせい)教、メシヤ様が御昇天して以来、「浄化」というのは本来ありがたいものなんだけれども、「あんた、そんな事してると浄化するよ」というような世話人の言葉、あるいは資格者の言葉によって、浄化を負のものというふうに、マイナス面で話をしてきたことがあるために、浄化をしたというと、「ああ、良かったですね」という言葉が中々今まで出にくい状態になっておりました。

 

しかし、それを、『自然良能力』というふうに見ていくと、『自然良能力』のお蔭で今回は風邪を引いたんだと、・・・私は節分祭、立春祭が終わって、その夜くらいからお腹の調子がおかしくなって、1日5~6回ずっと浄化をいただいて、悪いものを出していただいたんですけれど。

 

これも自分自身にいただいている『自然良能力』が、御光によって発揮することが出来たので、それだけのものを排泄する事が出来たんだと、いうことを考えていくと、『浄化力』が強まって大変ありがたかったということになってきますので、この『自然良能力』と『浄化力の強弱』というところを、いつも我々の課題にしておいていただきたいというふうに思います。そういうことを、この1ページでは確認しておいていただきたいと思います。

 

毒分の強い薬は注射で体内に

 

楳木代表:それから2ページ目にですね、注射の解説をしております。最初の方、

『特に近来注射が流行するが、之も毒分の強い薬は、服(の)んでは中毒の危険があるから、皮膚から注入するのである。』

というふうに書かれております。これをこの前、皆さん方に紹介した、「薬理学の基本がわかる辞典(久保鈴子監修・西東社)」、アレを見ながらこれを読んで下さい。そうすると、飲んだ薬が体の中で効いてくるメカニズムと、それから注射が入ってきた時に患部に効果を出してくる出し方というのが、図解されていて解り易いですから、それとこれを見比べて学びを深めていただきたいと思います。

 

病気は自然にしておけば治る

 

楳木代表:それから、そこからさらに9行目くらいいきますと、ここにも『此(この)理によって肺炎の場合、何等の療法もせず、自然にしておけば痰(たん)は出るだけ出て順調に治るのである。』というふうに書かれておりますね。

 

メシヤ様は、浄霊をしたら良くなるとは書かれていないですね、ここでは。何等の療法もせず、自然にしておけば、こういうものは治っていくんだと、本来は・・・。

 

要するに自然にしておけば、浄化作用なので自然に治っていくんだと。悪いものが全部出て行けば・・・。しかし、浄霊をするとそれが短縮されるということです。このことがよく分かっていないと・・・大変皆さん方には申し訳ないんですけど、東方之光はですね、東方之光教団の信仰をしてきたために、どうしても施術という事ばっかりをずうっと説いてきたので、浄霊は病気を良くするという事ばっかりが・・・名前では浄化療法とか、色々言っているんですけれど、結局病気自体、いわゆる浄化作用からすると、自然にほっておいて治るんだということです。しかし、浄霊をするとその浄化作用が短縮されるということですね。

 

これを、今の説明をずうっと、東方之光型の説明をしてると、どうしても浄霊をすることによって病気を治していく、あるいは塊を溶かして出していくとか、ということばかりに集中しているために、浄化をいただいた時に自然にしておれば、毒素が排泄してしまえば治るんだという、この基本原則を忘れてしまうということになってきます。

 

この点をですね、どうしても今まで20年くらい受けてきた・・・教え方の影響を受けておりますので、ここの所をしっかり、メシヤ様の考え方ということを我々の中に深く受け止めておいていただきたいと思います。

 

医学の誤謬と肺浸潤の急所

 

楳木代表:で、その段落の一番下の所に、

『医学の誤謬(ごびゅう)たるや言うべき言葉を知らないのである。』

ということが、出ております。

 

だから、「医学を併用して浄霊をしている東方之光のあり方の誤謬たるや言うべき言葉を知らないのである」というふうに読んでおかないと、きちんとメシヤ様のお考えに基づいて、「東方之光の今進めていることは、誤謬なんだ」という認識を持っていかないとですね、どうしても我々は組織を批判しているような形になってしまうので・・・組織を批判しているのではなくて、メシヤ様がご指摘をしている、『誤謬』というものを取り入れて浄霊をしていることが、実は大変間違っていることなんだというふうに、ここの所は拝読しながら、解釈をしっかりしておいていただきたいというふうに思います。

 

それから、今回ですね、皆さん方の2ページ目の下から3行目くらいになると思うんですけど、

『そこで其(その)原因をかいてみるが、寒冒の説明にもある通り、 最初液体となった毒素が、一旦肺臓内に侵入停滞した時、極力浄化停止を行ふ結果、 喀痰(かくたん)は排泄されず、肺臓内に残存して了(しま)ひ、日を経(へ)るに従って固結となる。それが雲翳(うんえい)である』

と。 だからレントゲンを撮った時に写る像というのは、排泄すべきものを排泄しなかったために、こういう固結を作って、雲翳(うんえい)として写ってしまうんだということですので、これはどこまでも自然に出来たんではないんだと。『人為的所産』なんだということですので、大きい病気の原因は、『人為的所産』なんだというふうに受け止めていくべきではなかろうかと思いです。

 

ですから、先ほど皆さんが挙げてくださった、癌、うつ病、それから認知症、それから血液病、こうしたものは全て『人為的所産』によって、出来てきた病気なんだというふうに、この『人為的所産』というところをですね、チェックを入れておいていただきたいと思います。

 

で、その下の方にですね、肺炎カタルや肺門淋巴腺、それから肺浸潤、こういうことの症例に対する解釈をして下さっておりますので、細かく医者が名前を付けた病名に対して、こういうふうに原因を書かれておられますので・・・取り分け肺浸潤というのは、今でも割りと多いですね。で、肺浸潤の場合は、これは

『之は軽微な肋膜炎又は肋骨附近に溜結せる毒素が浄化溶解し肺臓内に浸潤吐痰(たん)とならうとするので、』

ということですので、肺浸潤は、この肋膜とか肋骨のこの付近に溜まったものが、逆に肺臓内に出てくるので、肺浸潤が起きるということです。だから、医者が肺浸潤だとか言った場合は、この肋骨の隙間と肋膜をよく浄霊すればいいと、こういうふうに解説してくださっているので、浄霊をする場所も、そのように決まってくるということですね。どこの毒素が出てくると、どういう症状になっているかということですので、そのように説明してくださっているので、よく受け止めておいていただきたいと思います。

 

食事法の間違いと物質の原則について

 

楳木代表:そして、そこを拝読したところから10行くらい行くとですね、良くするために

『動物性蛋白を多く摂(と)らせるが、右は悉(ことごと)く衰弱を増させる方法であるから、結核患者ならずとも衰弱するに決ってゐる。』

というところがあります。これはですね、栄養を付けさせようということで、動物性蛋白質をよく取らせようとします。

 

しかし、メシヤ様は具合が悪くなっている時には、野菜中心の食事をしなさい、というふうに、おっしゃっていますので、ここで動物性のものを食べてしまうと、却(かえ)って体が弱ってしまうので、極力風邪を引いたとか、そういう時には、野菜中心の食事を食して乗り越えて、少し元気が出る頃から、また学校に行く、仕事をする時に動物性のものを取り入れるようにすると、これがメシヤ様の、いわゆる病気や浄化を乗り越えていくための方法でありますので、特にご婦人方はその点よく心得ておいていただきたいと思います。

 

それでは最後のページに行きまして、下から6行目くらいにですね、『物質の原則』ということを書かれております。『物質の原則』いわゆる

『如何なる物質でも古くなれば腐敗する、腐敗すれば微生物が湧くのは物質の原則である。』

と。このところは、メシヤ様がいわゆる浄霊ということを『神科学』だとおっしゃっている根本の所に、科学的な説明をしておられるんだという典型的なところですので、『物質の原則』というところを良く受け止めていきたいと思います。

 

11時が近くなり、帰えられる方がいますが、質問などあれば聞いて下さい。ありませんか。

 

参加者:はい。

 

2月10日 教祖祭について

 

楳木代表:それでは1つだけね。言っておきますね。

 

今月の2月10日はですね、メシヤ様の御昇天された日ですので、教祖祭として支部でもお参りをしていただきますので、来れる方はここでお参りをしていただいて、来れない方はそれぞれのご家庭で、お祈りをしていただきたいのですけれど、お祈りをする根本は何かというと、メシヤ様の御肉体が終わった日ですので、メシヤ様の御肉体が終わった日というのはどういうことかと言いますと、肉体を持ったがゆえに生涯苦労させられているわけですね。肉体を持っている間は・・・。

 

もう30万人くらいに信者が増えている時でも、御法難があったり、それから御法難の後も様々な問題がずうっと教団には山積して、その中でメシヤ様は御神業を進められようとしました。そして、最後の審判の型を実際に見るために、最後は浄化に入られております。浄化の時には、今来る途中、工事をやってますけどね、あの工事の音すら頭に響いていたということです。

 

そのような御一生を過ごされて、我々に救いの力と救いの方法を授けてくださったわけですので、その御肉体を持たれていた時のご苦労に感謝申し上げて、そのメシヤ様の願いとしたものを私達が精一杯受け継いで、出来る範囲で「御神業に臨ませていただきます」というお祈りをさせていただく日が2月10日ですので、これだけを心に留めて帰っていただきたいと思います。時間になりましたので、どうぞお帰りください。(一同爆笑)

 

参加者:ありがとうございました。(笑)

 

浄霊力の強化法

 

楳木代表:それから浄霊力の強化は、メシヤ様と直に繋がる、メシヤ様と霊線を太く繋がる、これしか浄霊力を強める方法はありませんので、「メシヤ様と直に太く繋がる」ということを日々の課題としておいていただきたいと思います。お願いします。

 

11時に帰らないといけない人がおられましたので、はしょってどんどん説明したので、ちょっと言葉が足りないところもありましたけれども、私の解説の所とあわせて、確認したいことや質問したいことがあれば、聞いていただきたいと思います。

 

認知症になった人について

 

参加者:うつから認知症になった人の毒素の流れというか、そういうことについてお聞きしたいのですが・・・。

 

楳木代表:認知症の場合は、分かりやすいんですけどね。メシヤ様はここに『浄化停止』と書かれてますよね。肉体は熱を出そうとしてる。で、熱を出そうとする一番の司令塔は延髄です。

 

延髄が「熱を出すぞー」という指示を出しています。これは薬理学的にも分かっているので、そこを馬鹿にするというか、麻痺させ、ブロックさせれば、熱は止まるわけです。そこへ働きかける薬を開発して入れているわけです。

 

だから延髄をいつも攻撃していると思えばいいわけです、薬はね。そうすると延髄で、延髄のところに一番大事な海馬というところがありますね。そこで色んな・・・分かりやすく言えば、我々の記憶というのは、脳の中の引き出しみたいなところにいっぱい入っているわけですね。引き出しから引っ張り出して、考えるところに繋げるという、この繋げる所が海馬ですよね。ここに薬を飲むと・・・いつも影響を与えているので、だから薬の・・・どういうところに薬を働かせているかということを分かれば、その薬を飲んでいくとその先にはどういう病気になっていくかということが、大体予測できると思いますね。で、この一覧表が薬一つ一つについて出ておりますので、一覧表が。

 

参加者:そうですか、この前いただいた本には・・・。

 

楳木代表:あれには薬一つ一つに対してのは出てないんです。ただし、薬の添付書類、薬理の添付書類というのが、サイト上には出ているので。で、一番分かりやすいのはiTunes(アイチューン)の中にある添付書類が一番我々は分かりやすい。これはソフトバンク経由しないと取り出すことが出来ないのですけれどね。

 

参加者:私の兄が肺炎になって、1週間くらいの入院予定だったのが、抗生物質もあまり効かなくて、色々な抗生物質を試されて、結局2週間くらい入院していたんです。それで退院してから、会社に行っていたんですが、薬の副作用だと思うのですが、息が続かなくて人との会話を長くする事が出来ないし、坂道を登るとすぐゼイゼイして、大きな息をするような状態だったんです。アレだけ元気だった人がこんなに弱るものかと、結核になって死ぬんじゃないかと一時期思うほどになっていたんです。

 

それで私も1週間に1回、実家に帰って、その時浄霊していたんですけれど、浄霊して1、2日はいいんですけど、その後はやはり呼吸が、言葉が続かないみたいな感じだったんです。 ところが、兄の浄霊力伝授の御願いをしてから言葉が続くようになったと言うんです。浄霊力伝授の御願いをすることで、こんなにも違うとは本当に感謝しました。

 

楳木代表:それは良かったね。

 

参加者:肺炎って、周りになった人がいなかったので、そんなに思わなかったんですが、死を少し意識するように、口には出さなかったですけど、そういう病気なんだと思いました。

 

浄化に対する対応の仕方-御教え拝読が足りない

 

楳木代表:なるほどね。まあ、私が若い時から布教所長をやっている時に、信者さん方も御教えを拝読してね、浄化作用ということがある程度分かってくるんだけど、肺炎の場合、一番の問題点は、みんな浄化だから熱くしてね、全部熱で出してしまえばいいという、短絡的なことをやるために悪化してしまうということが起きたことがあるんです。

 

だから、布教所長をやりながら、信者さん方が浄化をいただいた時にはね、対応の仕方ということで、みんな思い込みがあるのでね。ものすごくその世話で苦労したことがあるんです。

 

しかし、メシヤ様はどこまでも自然にしておかなくてはいけないとおっしゃっていますので、自然にしておけば毒素が排泄されて、そして、全部終わってしまえば治るということなんだけれどね。早く出そうという風にしてしまう。風邪の時は、早く出そうという考え方はいいのだけれど、肺炎の時には、風邪で一旦出し切れなかったものが、さらに急激に出てくるわけなのでね、体力をものすごく使うわけだから・・・その体力を使っている時に、余計に体力を使わせようという作用をしては、大変な事になる。

 

しかし、年配の信仰歴のある人程、早く出そうとして、物理的に対応してしまうというね、ここが御教えの拝読の仕方が足りないところなんですが、若い専従者で体験も十分ない時に、どうして旨くいかないのかということが時々あった時に、やはり御教えの拝読の仕方がみんな足りないで、ただ単に浄化はありがたいとかいう言葉、毒素が全部出せるからありがたいんだという、その程度の認識で対応しているために、結果的に信者さん方が悪化していったりしたことがあるんですね。

 

こういうところまで、きっちり読み込んでないために起きている問題として、布教所長時代にあってね、こういうような対応のまずさで、結局信者さん方が浄化に対する認識が恐怖心のようになってしまった一因があります。まあ、これはね、お世話の間違いの積み重ねで、現在の東方之光が医者とタイアップしないといけないというところまで、たどり着いた最大の原因なんです。

 

これは御教えの拝読の仕方が駄目だから、お世話が出来なくて、問題があちこちに出てきたために、医者とタイアップして、問題が起きても責任が教団に及ばないように、掛からないようにしていこうということで、医者とタイアップしている。こういう結果になっていっているんでね。

 

だから、今のいわゆるトップといわれ、立っている人達の勉強不足が、信者さん方をこんな状況に陥れてしまっているということなんですね。これをもう、批判を加えているように受け止めるかもしれないけれど、専従者の反省として今言っているわけですよね。

 

浄化者の対応についても、何事においても、反省しながらやらなくてはいけませんね。絶対こうだと思ってやると、間違えますからね。

 

立春祭の話で、大体ずうっと聞いてて、全部大体そうだなぁというふうに・・・。

 

参加者:何かこう、聞きたかった事とか、欲しかった答えが全部聞けました。だから行けて良かったです。

 

楳木代表:ああ、そう。

 

参加者:どういうところが・・・?

 

参加者:どういうところがぁ?(笑)、何て言うの、深いところが知りたかったというか、それが全部聞けたし、自分が何をすればいいか分かったから。12月に(参拝に)行こうと思っていたけれど、仕事で行けなくて、だから2月は行こうと思っていたんです。それでちゃんと行けたので良かったです。身近なことからしていかないといけないなぁと。

 

自分を変えるには掃除から―自己意識の改革を!

 

楳木代表:まあ、どこから変えていくかということ。自分の生活を。 そうするとね、メシヤ様を見習うしかないわけですね。メシヤ様を見習うというと、出発点はどうしても掃除ということになります。メシヤ様が小間物屋を始められた時に、やはり一番先にお店の掃除から毎日始められているから、何かやろうとした時には、掃除からはじめるしかないわけです。

 

まあ、おかしなことで私がメシヤ教を始めた時に、家に帰って毎日掃除をしているわけです。

 

そうすると、うちの母親は布教所長をずっとやってきたんで、増やさんといかんという気持ちのほうが強いわけですね。信者さんを増やさんといかんという思いがね。それが、私が朝から晩までとにかく信者さん・・・うちが布教所にあの家を貸していたので、私からすれば掃除を全くしていないという、奉仕はあって、毎日日直に来て掃除はしていたらしいけど、私から見たら掃除が全く出来てないんで・・・例えばその、長押(なげし)があるでしょ、その中に綿埃がわんさかと溜まっているわけ、もう10年以上布教所として使っているんで。

 

それが全部取れるまで、掃除をずうっとね。中の綿埃を取るのにね、毎回ハタキを掛けながら取らないと取れないわけ。それをずうっとやっていると、もう朝から晩まで、あんなことばかりやってて、あれでメシヤ教としてやってて大丈夫なのかというようなね、そんなことばっかり言ってました。

 

それでね、うちのお袋もね、浄霊の本を持って配りまくったことがあるんですけど、配りに言ったけど、500円もするから、本を買ってくれないわけですね。それで、お袋も挫折してしまってね、これどうしていいかわからんって言うからね、私のやることをずっと見とけばいいんだと。一から、ゼロから創めるわけだからね。で、やっぱりひたすらそれをやるしかないわけですね。だからメシヤ様のやられたことを自分が今、足らないところは何かということではじめていくしかない。

 

で、1日寝ているというのは、メシヤ様も朝寝坊であったしね、それで暇さえあれば昼寝していた。だけど、だけどね、1時間も2時間も寝ないわけ。瞬間に寝てる、10分か15分くらいね。これは今、科学的に分かっているでしょ、15分の昼寝が一番いいっていうのが、科学的にね。だからメシヤ様は地で行っていたわけ、科学的に正しい昼寝を。

 

だからよく信者さんの家に行って、おいおい2階空いているかと言って、上がって15分くらい寝て、ありがとうと言って帰っていた時期もあったわけですね。そういうメシヤ様の何て言うか、人間として努力していたメシヤ様のことを、信者さん方はね、ほとんど知らないので、だからその神格化するという部分は、浄霊力の源として神格化していかないといけないところを、メシヤ様が全てね、神としてやっておられるというように依存しすぎてしまっているために、今回ここにも書いているように、教団がおかしくなった時に、メシヤ様が必ず旨くやって下さるということを口にしてしまう。自分は努力しないでね・・・自分は努力しないで、メシヤ様が必ずいいようにして下さるという、そういう安易な考え方に全部なっている。

 

しかし、メシヤ様は全部自分で切り開かれたんです、人間としてね。だから我々は、そのメシヤ様を信仰するということは、我々も切り開いていかないといけないんです、全てを。そのことに身を捧げるというのが、実はお母さんの手伝いをするということなんです。切り開かないといけない。

 

参加者:自分の部屋も中々掃除できないからね。

 

楳木代表:ということは、そこから始めないといけないね。だから朝起きた時、自分の部屋の掃除が出来ておかないといけないわけですね。で、掃除の仕方というのもあるわけね。

 

例えば、この障子の桟にハタキを掛ける時に、どの向きで掛けていけば早く終わるかというのがあるんだけれど、ここだと、御神床がここだから、こう掛けていかなければいけないというところがあるんだけれど、こっちの部屋とかにハタキを掛ける時には、こういう方向で掛けていったらいいですね。こういう廻り方で・・・。部屋というのは、こういうふうにハタキを掛けたら早く終わる。こう掛けていくと時間が掛かっちゃう。

 

何故かというと、幼稚園から高校生までトラック競技をずっと体育の時やってきたから、トラックはこう廻るでしょ。逆に廻ると回れないんです。スピードが遅くなっちゃう。そのことを人間の体に植え付けるために、トラック競技を体育でやっている。その方向で掃除とかやると、早い。そういう学校でやったことを全く、成人したら生活に活かしてない人達ばっかりなんですね。

 

何のために小学校から一生懸命勉強したのか、親からやかましく言われてね。折角勉強してきているのに、成人してからそれを生かしていない。そういうことが分かると体育に一生懸命取り組まないといけないということになってくる。と、今度自分が子供を生んだ時に、子供の子育てが違ってくる。体育なんか嫌いよと言った時に、体育をしっかりやっておかないと、人間の中に備わるものが備わらないから、しっかり一生懸命ね、嫌いでもやりなさいと、いうふうな子育てが出来てくるわけでね。

 

だから一つ一つ意味があるんだという風に考えて、じゃあ朝起きて何をやろうか、というところからね、今までの生活とこれからの生活は、どういう風に変えていったらいいか、というふうに考えて。そうすると、朝、目がぱちっと開いて、もう軽々と動き始めるよ・・・。(笑)

 

参加者:目が小さいから中々開かないけど・・・。(爆笑)

 

参加者:部屋中、みんなのところへ御書が掛かっているんですからね。浄まってないといけないんですけど・・・。(笑)

 

楳木代表:部屋には何が掛かっているの。

 

参加者:ええと、何が掛かっていたかなぁー・・・。(一同大爆笑)

 

参加者:それ位見てないんだね。(笑)

 

楳木代表:自分の部屋のことだから・・・ハハハ。

 

御守護の解釈と受け止め方

 

参加者:私の体が変ったのは、前は寝室にメシヤ様の浄霊の御写真と、「光」の書の額だけだったんですが、今度はそれに加えて「光明遍照」と「巌上観音座像」をお掛けしたからかと思うんです。起きた時に体がだるいとか頭が重いというような感じが以前はずっとあったんですが、最近は起きても、すっと起きられて、以前のような感じはなくなったんですよ。何が要因かよく分からないんですれど・・・。

 

楳木代表:いや、毒素が排泄したことが要因です。

 

参加者:この浄化も済んだということですか?

 

楳木代表:そうです。浄まった分、新しい御書が部屋に掛かったということです。御書を掛けたから調子が良くなったんではなくて、浄まったから御書が増えたということで、ここのところが大事です。

 

参加者:はい、掛けたからじゃなくて・・・。

 

楳木代表:掛けたからじゃなくて、浄まったから掛けられたんで、そういうものをいつも寝る時に、拝することが出来るようになったんだと。

 

参加者:そうですね、家でも、浄まったからそういう家にも住めるということとね。

 

楳木代表:で、手がきれいになったのは、肩の毒素がなくなって、詰まることがなくなったということです。また、毒が降りるようになったということは、腎臓がよくなったんで、降りるようになったんだということです。

 

参加者:それが、東方之光で横の腎臓をしっかりしなさいと言われて、一時期、一生懸命腎臓を横からしていたんですよ。そしたらどんどん手が悪くなって・・・横の腎臓をしているのに手が悪くなるんです。今はほとんどしなくなってまして、朝拝と夕拝の時、自己浄霊を15分程するくらいで変ってきたんです。

 

楳木代表:東方之光の教え方は、メシヤ様の浄霊をわかってない。浄霊は具合が悪い時に徹底的にすればいいわけで、健康な時にそんな、探りながら浄霊する必要はないわけでね、それを調子がいい人に対しても探りながら、溶かそう溶かそうとするから、悪くなってしまうんです。

 

参加者:悪い時にすればいいのにね。

 

楳木代表:そう、悪い時にすればいいのでね。だから、今回の御教えでもね、自然にしてほっとけばよくなると言われている。浄霊すれば良くなるとは書かれていないですね。

 

参加者:何でもない時は、時間があってもしなくてもいいということですか?

 

楳木代表:しなくてもいいんじゃなくて、その時には、さらに自分が浄まるために、そして自分が神様からいただいて生まれて来ている、その時に与えられた特性が見つかるように、それで、自分がこの世の中にどう貢献するかということが分かるために浄霊をいただかなくてはね。

 

これがレベルがね、浄化療法ばっかりやっていると、レベルが一番最低線の浄霊をやっているから、人格が高まるということが遅れてくるんです。だから、健康の時にいただく浄霊というのは、人格を高めていくための浄霊をいただいていかなくてはいけない。

 

参加者:なるほど・・・。(爆笑)

 

参加者:今まで随分低レベルの浄霊をやっていましたね。病気治しの浄霊をね。

 

楳木代表:だから、腎臓を横からする時には、そういう病気になった時には横からしないといけない。腎臓に愈々病気症状が出た時には、しないといけないけどね。しかし、普通の時にあんまりそんなのする必要がないですね。ここを東方之光は勘違いしているんです。それは経験がないから勘違いしているんです。トップが。

 

こういうことを立案しているトップが、経験が全くない人達がやっているので、医者の言うことを聞いたりとかね、ちょっといただいた奇蹟を採用して、やってしまうということになってしまうわけですね。

 

だから、そういうことをね、大改革をしていくという使命が○ちゃんに下っているわけですね。(笑)

 

参加者:大仕事ですね。(笑)

 

楳木代表:周りにお父さんやお母さんをはじめとして先輩達がいるから、その人達にずっと聞いていけばいいです。まずは聞く仕事をしておかないと、ね。

 

参加者:勉強しなくちゃ・・・。(笑)今まで低いところのことしか聞いてないかも・・・。

 

参加者:親も浄霊受けてないから浄化するんよ、というようなレベルで話してきてますね。(笑)

 

楳木代表:そうやって脅かしているわけでね。どうしても教団側に立つとそういうしゃべり方になりますね。

 

参加者:腎臓が病気の方には、横からだけすればいいのですか?

 

楳木代表:いやいや、だから・・・そっち側に原因がある人は横から。

 

参加者:慢性腎炎とかは・・・。

 

楳木代表:それは、横からした方がいい場合は、横から。すべてがそういうことではないです。

 

参加者:前も後ろもですか?

 

楳木代表:当然です・・・腎炎起こしてて、寝転んでいてどうにもならないですという人でも、表だけを30分浄霊して治る人もいるわけでね、それはもうその人その人で違うからね。ここすればいいんだというもんではないんです。

 

浄化者への対応―慢性腎炎と子宮筋腫を併発した人

 

参加者:分かりました。それから慢性腎炎と子宮筋腫を併発している人がいて、手術を考えているそうなんですけれど・・・。

 

楳木代表:手術をしていなければ、ここに連れてきて、浄霊してあげて下さい。すぐ治ります。子宮筋腫なんて、どうということはないです。浄霊していけば、子宮筋腫はすぐ取れていくから。

 

参加者:御教えに筋腫は長いと書いてありましたが・・・。

 

楳木代表:長いけど、手術しなければいけないというのでなく、浄霊していけば、取れていきます。心配しないでいいです。浄霊していけば輸血にもなるしね。それから、慢性腎炎の場合は、横からもして下さい。ただし主じゃないよ、どこまでも前と後ろが主だからね。前と後ろが主で、横からもするというふうにね。

 

それからは、子宮筋腫は子宮と胸をよくしてあげる。おっぱいをよく浄霊してあげて、子宮をしてあげると良いです。

 

浄化者への対応―慢性腎炎の人 因縁使命の自覚

 

参加者:もう一人のお父さんが出張所長をされていた人の子供さんで、慢性腎炎を煩っている方については、どうでしょうか?

 

楳木代表:その方のお父さんがどんな御用をしてきたのか、聞いてみてください。お父さんが出張所をするくらいの因縁があるんだから、そのことをもう1回見つめなければいけないです。

 

出張所をやっていた、支部をやっていたという時に、メシヤ様像というものを十分分かってない方々がね、いらしたんで、反発心を子供達が持つ家庭が多かったので、その辺りがどうかということを聞いてみてください。信仰に対する反発心をね。

 

参加者:その方は、長男さんなんです。

 

楳木代表:それなら余計そうですね、因縁と使命の点を見つめない限り、それは良くならないですね。仕事や生活はどうされてますか?

 

参加者:もう退職されて年金暮らしです。

 

楳木代表:それなら、それこそ御神業に臨まないといけないのでね。責任者と会って話が出来るようにしてあげて下さい。御用を担ってもらうようにしていかないといけないですね。

 

どうもね、これはね、お父さんだけの責任ではなくて、教団の責任です。とにかくメシヤ様が御昇天した後の教団の責任なわけです。メシヤ様という、生き神様のことを理解してない為にね、そうかと言って口では明主様、明主様と言って奉り立てて、明主様、明主様と言って明主様の実像をみんなに伝えてないために、日々みんなが何をやっていかないといけないのかということを分かっていただけてないのでね、そのために起きている問題だから・・・子供が継がないというのは。

 

参加者:昔は先生が来てくれていたようですが、体制が変わってセンターとかになったら、誰も来られないので、離れていったということのようです。

 

楳木代表:メシヤ様のことを知れば知るほど、自分もそういう人生を歩みたいなぁと、普通は思えないとおかしいわけで、そう思えるように伝えてないところがあるわけでね。

 

参加者:私達もこれからそうしていかないといけないですね。

 

手を出してしまうと怠慢の罪を作らせることになる

 

楳木代表:だから、そういうふうに自分の体もお金も使い方をきちんとしておかないとね。そして、そういうことを少しずつ知っていって貰いたいために、今回も美術品の見方とかいうふうなことを少し触れたわけなんです。

 

大阪の竹内さんは、大阪では知らない人がいないくらい、ずっと取組みをしているんだけれど、美術品は何の為にあるかという根本が、どうしても分かってないためにね、児童画展というのは、学校の先生方にさせないといけないことなんです。そこを宗教が手を出してしまうと、学校の先生達を怠慢にさせてしまうから、あれだけの高給を貰いながらも、子供達を育てるということをやってないから、怠慢の罪をずっと犯させていっているわけです。

 

そこに、東方之光教団が手を出してしまうと、余計に怠慢の罪を作らせているようなものだから、そこの先生方に指導するということが大事なんですけど、手を出してはいけないという、こういうことが分かってないためにね。大変気の毒なことが起きてしまっているわけですね。

 

それで竹内さんに、美術品の今回話したようなことを話したら、いや、そっちのほうの世界の事を自分はもっともっと知りたいという、これは当然深みを、ある程度の年になったら美術品に対する深さを知っていかない限り、生きてても本当に面白みということが出てこない。

 

参加者:そうですね・・・。色んなことを知れば知るほど、知らないことをやってますね。

 

過去の救世教幹部の醜態

 

楳木代表:それは全て、専従者が悪いんです。専従者を束ねていた上の幹部連中が悪くて、その幹部連中を束ねていた役員が悪いんです。役員の怠慢が、こういうことをさせているんです。酒とマージャンばっかりやっている役員の。

 

参加者:その人達も知らなかったから、そういうふうになったのでは・・・。

 

楳木代表:役員になったということは、責任を持たないといけないということで受けるわけだから、ね。怠慢以外の何者でもないです。

 

教団護持委員会で私が何故立ち上がったかというと、20代の頃は本部職員になりたての頃は、書類を届けてくれと言われて、雀荘に届けに行ったことがあるんです。マージャンの雀荘にね。

 

そうしたら役員とか幹部連中が、タバコを吸いながら、こっちに水割りを置いて、こっちに焼ソバとかつまみを置いて、がちゃがちゃやりながらね、持ってきたか、ん、そこへ置いとけ、お前も少し何か食べていけ、なんて言ってね、ありがとうございます、と言ったけど煙たいしね、こんなことようやるなーと思いながら見てたんですけど、あいつがどうだこうだと言ってやっててね、こんな連中が教団を引っ張って行ったら教団は潰れてしまうと思ったものです。

 

参加者:その時から・・・。

 

楳木代表:ええ、その時からです。で、部長とか局長とか言われている人達です。5時になったら雀荘に行って、そんなことをやっているんです。休みはゴルフして、賭けゴルフしてね、人が打った球を褒めない。(笑)

 

私が時々参加した時、若いから玉が飛ぶんです。その人達より。そうしたらお前、仕事もせずに練習ばっかりやっているんだろうとか、あるいは何食っているんだと言うわけです。(笑)

 

何食ったらそんなに飛ぶんだと言うんです。そりゃ僕は若いから飛ぶんですよってね、先生方はお年を召しているから飛ばないのは自然の摂理ですよと言ったら、(笑)うるさい、もう少し気を使って飛ばないようにしろってね、(笑)もうこのレベルの人達とね、いくら偉いといっても役員となっていたら、これもう教団は駄目になるなぁとね。

 

そこで起きてきた教団浄化だから、これは一挙に改革しないといけないという事で、私は教団護持委員会で立ち上がって、改革を徹底的に全国を説いて回ったわけです。やる気満々で説いて回って、お蔭でね、教団護持委員会が大きくなったんです。だから、いまだに東方之光教団の役員はその程度のレベルですよ。全然変ってない筈です。

 

参加者:もう亡くなられましたけど、東方之光の中国地区本部長をされていた藤○さんが、ゴルフに行く時なんかは、信者が手伝いに行っていたんですけど、その時の車の中での一コマなんですけど、○川先生のことで、「わしは言うとるんじゃ、商品に手を出すなと、○川に」と言ってました。(爆笑)それはさすがに、一緒に行っていた信者さんも「あれはどういうこと」と言ってました。(爆笑)「私達は商品らしいわ」と、これは問題発言よと言ったまま、現在まで来ているんですけど。もう20年前くらいになるでしょうね。もう無茶苦茶でした。

 

教団の裏をいやというほど、みせられましたね。何であれほど見せられたのか・・・。

 

教団改革に立ち上がれ―神中心の信仰とは

 

楳木代表:それは、教団改革に立ち上がれということなんですよ。教団改革に立ち上がるために見せられたんです。

 

我が家の反省ということでね、私が帰った時にね。例えば掃除機の話をすると御神前で使っている掃除機と1階の居間で使っている掃除機を見比べると、非常に恥ずかしい話なんですけど、母親が使っている掃除機の方がいい掃除機を使っている。(笑)ね、信者さんには神様中心に行きなさいと教えているのに、御神前にいい掃除機を置かないで、自分の居間、楳木家の居間にいい掃除機を置いているんです。(爆笑)これが教団が駄目になった一番分かりやすい事例です。

 

神中心と信者には言っておきながら、専従者は自分の生活の方を良くして、で、信者さん方を道具のように使って、御神前には碌なものを置いてないという、こういうことになっているわけですね。で、こういうことは全部間違っているから、まず新品を買ったら御神前に下ろして、その御神前で使っていたものを我が家で使いなさいと。この順序を作らない限り、メシヤ様の信者としては恥ずかしいですよということから、掃除を中心にしながら切り替えていってね。そういうのが段々落ち着いてきたんだけれど、時々ポカをやるんです。うちの親は。

 

それで、1月に死にかけるような大浄化をしてるわけです。原因は何かと、帰って翌々聞いてみたら、今年は私は早く出たので、2日に出たのでね、家を空けてた隙に美容室に行って、髪切った時に、今は安全なパーマがありますから、(笑)地肌に付けませんし大丈夫ですからと言われたから、それならやってもらおうかしらと言って、やっちゃったんです。

 

その日何故パーマを当てたかというと、その翌日が町内会の新年会だったんです。私が出られないから代わりに一人で母親が出て、酒を、安い酒を飲んで帰って、その晩からおかしくなったんです。下げるわ上げるわ、それで死にかけているわけ、私はもう長くないなんて言いながら。(笑)これは単純な、パーマを当てたことが原因だと、一目瞭然。それから醸造用アルコールの入った酒をみんなから勧められるまま飲んでしまった。

 

この2つが原因だということは、目に見えて分かっているわけ。で、帰って懇々と御教えの実践をしないから、こんな死に目に合ってしまうんだと。この年になってよく人から言われたことを鵜呑みにしてやるなぁと言ったんです。

 

頭蓋骨の間にシャンプーが

 

全て恥をさらすとそんな状態です。これが過去の教団の専従者の実態というものです。そしたらね、今回、鎌倉支部の責任者が、たまたま銀行員の家の内装をちょっとやることがあって行っていたら、銀行員は病院にしょっちゅう出入りするので、色々接待して酒を飲んだりすることもあるんで、その時に、神経科医、特に脳内外科の方の先生を接待した時に、おい、最近の手術は大変なんだぞと、頭蓋骨をこう切って開けたら、まず中を手術する前にシャンプーを取り除かなければいけない。脳ミソの上と頭蓋骨の間にシャンプーがずうっと溜まっているんだと・・・これを吸い取って全部きれいにしてから脳の詰まったところとかを取り除かないといけないので、昔の倍以上時間が掛かるんだと。これ、泡がぶわぶわ出てくるし大変なんだぞー、もうひどいんだぞーってしゃべって酒飲みながら、それ学会で言ってくれればいいんだけれど、ね。

 

現代人の大変さというテーマでやってくれればいいんだけれど、酒飲んだ内緒話の時にしか言わないもんで、みんな公にならない。それは何故今のシャンプーがそんなになるかというと、匂いを付けるために定着の薬剤が入っているから。定着させないといけないので、匂いを付けるためには、ね。で、定着ということは、浸透していくから、頭蓋骨の内側に溜まっていくということですね。恐ろしいですね。

 

それから広島の人が、発表してくれたように、それは瞬時に1時間ちょっとで、子宮まで、子供がいる場合には子宮に入っちゃう。子宮が一番栄養を取らないといけないから、ずっと栄養分と思ってそれを取り込んでいってしまうから。だから現代人は、さっき複雑になっているという話をしたけど、とんでもない肉体にみんなさせられていっているんですね。

 

参加者:そのシャンプーは出ないで溜まっているんですか?

 

楳木代表:それはね、定着させるシャンプーだから・・・そうでなければ違います。石鹸とかだったらほとんど溜まらないわけですね。それから、無添加のシャンプーがあるでしょ。ああいうのだったら、どうもないんだけれども。匂いを1日中効かせるために、若い人が定着するように使っている、あれが恐ろしいですね。

 

もうそういう話を聞くとね、病気にならない方がおかしい、現代人は。で、これは、メシヤ様が60年前に、こういうふうに基礎的なことを教えられているので、その基礎を元にして時代の流れと共に起きてくる症状を研究してこなかったために、今の東方之光教団のような、ああいう浄化療法的な話が、私はそれを時代遅れと言っているわけで、御教え自体は非常に尊いんだけれども、時代に即応した考え方をしていかないで、外部から医者を入れることによって社会性を持たしているというね、言葉だけでやっているから、これが今の大変な問題になっているわけなんで、どうかそれを改革するために大いに皆さん方に動いていただきたいというふうに思いますが、そのことを御願いしてお昼になりましたので、終わりたいと思います。

 

参加者:1つだけ、信者でも1割くらいしか残らないとおっしゃっていることについては、どうなんでしょうか?

 

楳木代表:そういうお言葉がありますから、そうかもしれませんが、我々のような立場にあるものは、その1割を2割に増やして、2割を3割に増やすように、出来るだけメシヤ様の事を分かって亡くなる人を少なくするということが最大の課題ですので、お言葉を最低限のものと受け止めて、増やしていくということに皆さん方もご尽力いただきたいというふうに願っているところであります。じゃ、終わらせていただきます。

 

参加者一同:ありがとうございました。

 

午後からの部―子供の躾(しつけ)について

 

参加者:私も主人も多分叱られずに大きくなっているので、子供に対する叱り方が分からないんです。感情はぶつけるけど・・・。

 

楳木代表:だから夫婦で原則を作っておかないといけないですね。叱る原則を、ね。嘘をついた時と、人に迷惑を掛けた時と・・・人に迷惑を掛ける子は殺してでも、とにかく、更正してもらわないといけないから、迷惑を掛け続けるから、ね。もう死ぬくらい殴らないと。それでもうお前が改めないのならもうここで殺すって、ね。そうしないとみんなに迷惑を掛ける子を世に放つことは出来ないから。ということでね、原則を夫婦で作っておかないとね。

 

参加者:ここが、副霊がのさばっているんだから、こんなのをのさばらしてどうするの。殴り倒してやらないと。叱りつけて、追い出して、もうしないといけないよ。それが一つの大きな愛で、子供は叱ってくれるのを待っているんよ。それこそ、甘やかしてはいけないよ。

 

参加者:方向が分からないんよ、どうしていったらいいか・・・。

 

参加者:これ多分このままで高校まで行ったら、もう手遅れになると思うよ。男の子は特に悪くなるから・・・。

 

参加者:今なら治ると思うけど・・・。

 

参加者:機嫌を取ったらいけんよ。なだめたり、機嫌取ったり、とんでもないよ。その代わり守る時には、私自身、子供がいじめにあった時なんか、こん棒を持って行って相手と戦ったことがあるよ。(笑)捨て身で行かないと、親は、男の子二人育ててごらん。女の子は意地が悪かったし・・・ハハハ。(笑)その代わり死ぬまで行けーと言ったことがあるよ。

 

弱いものいじめする相手だったけど、転校したばかりでいじめにあってね、いじめをするものに負けるなーと言ってね。そしたら本当に行ってね、それから相手がふっと変わって、いじめをされなくなったんよ。それまで毎日蹴られて帰ってきたけど、男なら行け、負けるな、死ぬまで行けーと言ったら行ってね、それからぐらっと相手が変ったのよ、1つ年上の子だったけどね。

 

参加者:子供の時って凄く怒られて泣いた記憶があるけど、大人になったら、ああ怒られたなぁと笑いながら言える。小さい時は分からなくても多分・・・。

 

参加者:今となっては分からないけど、感情で怒った部分があったかもしれないと思うけど、。

 

参加者:私がイライラして子供を怒ると、どちらかというと止められるほうで・・・私自身も腹が立っていけないからつい・・・。

 

参加者:腹の立ったのをそのままぶつけるといけないけど、した事が悪いこと、代表先生が言われたように、見るからに悪いこと、人に迷惑を掛けること、嘘をつくこと、そういうことをした時に、しっかり怒らないといけない。日頃、自分の憂さ晴らしに、あんたがどうとか、成績が悪いとか、そんな事は言ってはいけないけど、ね。

 

参加者:最初の子は初孫で、何でもおばあちゃん、おばあちゃんと言って、親の所には来ませんでした。2人目の時は、やっと自分の子供だと思って、ずっと引っ付いて背中に子供を背負って育てました。離れたら不安になっていました。それくらい、かわいかったです。今でもそうです。

 

楳木代表:今日来た子は?

 

参加者:今日来た子がそうです。それで上の子が3年生の時にチック症状が出ました。

 

上の子はとにかく頑張る子で、勉強をものすごく頑張って、本も一杯読んでるし、成績も今度は20番以内に入る、今度は10番以内に入ると言って、何点取った、何点取ったと言うから、それを言うなと先日言ったんです、家では弟が居るから。そうしたら、言わないようにしたら私はストレスが溜まると言って、さらに言わないようにしたら私はこの家に居られないと言うんです。なんで弟に遠慮しないといけないのと。私はこんなに頑張っているのに。こんなに頑張っていても弟にはやさしくするけど、私には厳しくしてきたがと。

 

だから私は主人にも思うんです。どうして子供を叱らないのかと。しっかり、悪いことをしているの。それがあるんで、ここで私が厳しくしないとあの子は駄目になると思うんです。 家が駄目になると思うんです。みんな優しくするから・・・。(チック症とは、神経疾患の一つで幼児期に発症し易い。誘因はストレスによるものが多く、症状として体(特に手)の震え、頻繁なまばたき、奇声をあげるなどが見られる。)

 

参加者:かわいいのなら叱らないとね。そして叱った後で抱いてやるんよ。

 

参加者:私も色んなことが出来なかったから、出来ない子の辛さは知ってるんで・・・鈍くさい子で6年生の時に先生に叱られるのが怖くて、学校へ行きたくないと言ったんです。そうしたら母が学級懇談の時、そのことを先生に言ってくれて、それから学校で叱られなくなったことがあるんです。そういう私だから長男を見ていて分かるんです。

 

すぐばれる嘘をつく、本当にアホだなぁと思うんです。でも、私が頑張らないとこの子は駄目になると思うんです。だから、厳しい時には厳しく叱らないといけないと思うんです。

 

楳木代表:まあ少しね、自分の子育てを少し振り返らなくてはいけませんね。

 

上の子は、みんなに取られたから自分が抱く時間がなかった。下の子はずっと抱いてた。それはね、玩具(おもちゃ)になってますね、少し。玩具(おもちゃ)にしてしまっている。それから、何でも言うことを聞いてやってしまうと。そこに本人の人間としてのきちんとしたものが身につかなかった最大の理由があるから。それを反省しながら、詫びながら叱らないといけない。心は詫びながら叱らないと。

 

この前、立春祭の時にも、小さい子が来ていたんだけど、ちょっとうるさいわけね。あれはね、親がね、子供がふんふん言うとすぐ言うことを聞いてしまうんで、あんなにうるさいわけなんですね。親がそんなの、駄目な時は駄目と言っておけば、静かになるんだけれど、その親の姿勢が、その子供を作っていってしまうんです。だから、子供が悪いわけではないんです。子供の現状は、親が全部作っているんで、育てた通りに育っている、この人も。(笑)

 

自分はどうで、部屋がどうのこうのと言うけれど、親がそういうふうに育ててるわけなんでね。自分の部屋の掃除をしないように育ててきたんです。(笑)

 

参加者:散らかっていたら親がいって片付けてやって。

 

楳木代表:うん。そういうのはね、どうしてもある。

 

参加者:それは、いいお母さんだから。ずぼらなお母さんなら良かったのにね。

 

代表:ずぼらなお母さんだと、これまた、ずぼらになっちゃうんでね。そこが難しいんでね。

 

参加者:するようになったら、お母さんを見ているから出来ると、娘が言うんですが、出来るんなら今も出来るだろうと思うんですがね。

 

楳木代表:ただ、すぐ出来ないのは腎臓が少し悪い。腎臓が悪いから朝スカッと起きて、ちゃっちゃかちゃっちゃか出来ないんです。腎臓が良くなれば、じっとしておれないくらいに出来るんです、良くなればね。

 

参加者:それで私が、最近すぐ掃除が出来るようになったんですね、ぼっーとしていたけど。(爆笑)

 

参加者:おかしいわぁ、私には掃除しないといけないと言いながら、お母さんは最近出来るようになったというのは・・・。(爆笑)

 

参加者:お母さんは、さっと体が動くようになったことを言ってるんだから・・・。(笑) (中略)

 

お茶事の基本に習う

 

楳木代表:これからは本当に茶道の宗家みたいな生活が出来るようにね。毎日がお茶事のようなね。

 

参加者:そういうの好きだわ。この前も玉三郎を見に行ってきたんです。(笑)

 

楳木代表:ハハハ、お茶事の基本は何か知っている?これも又掃除なの。主(あるじ)が掃除をする、ね。お客さんを呼ぶわけだから、主(あるじ)が掃除を、玄関から。そして人が歩いてくる道を全部玄関から掃除をして、それから、花を活けて、掛け物を何にするかとか、そういうのをしてみんなを満たしてあげるというのが、お茶事の一番最初にやることだから。

 

だから支部とか出張所をやるとかいうのは、みんなが満たされて帰るように掃除からまずするということが大事なわけでね。掃除が基本中の基本だからね。

 

参加者:掃除ですね。

 

楳木代表:お茶事の時には、玄関も拭き上げないと、掃くだけでは駄目で。拭き上げる。

 

参加者:なるほどね。

 

我々のやるべきことは何かということを明確に

 

参加者:浄霊観に対しても、今日の話を伺いながら、受け取り方の違うことが一杯あったんだなぁと思いますね。

 

楳木代表:だから、浄霊力を強くするのはメシヤ様に繋がらない限り、いくら何級を取ってみたところで、こんなことやったってしょうがないわけだからね。

 

参加者:よくわかります。

 

楳木代表:それでね、我々のやるべきことは何かということを明確にしておけばいいです。とにかく一人でも多くメシヤ様に直(じか)に太く繋げるという、これを合言葉にしていかないといけないです。どの組織に居ようが、それから明主様じゃ駄目だと、メシヤ様だと。メシヤ様と呼んでくれと。そこへ日々、繋がるようにね。そして日常生活を送ってもらいたいですね。 (中略)

 

教団幹部の弱さ

 

参加者:川合さんが本当に池田大作に教えを乞いに行ったというのは本当なんですか?

 

楳木代表:本当ですよ。そうでなければ、MOAなんて作るわけがないですから。

 

参加者:知人に言ったらびっくりしていました。どうして池田の所へ行ったんでしょうね。普通なら行かないでしょう?

 

参加者:どうやったら組織を大きく出来るか、聞きたかったんでしょう。

 

楳木代表:意外とね、トップの人達というのは弱いんですよ、精神力が。だからその後、松本康嗣という人が総長になったでしょう。あの人は日蓮宗の僧侶のところへ相談に行っていたんです。

 

その人は修験者の一人で、火をつけることが出来るんです。そういうところまでいっている人なんで、みんなお伺いに行ったりするんだけど、あの人とそこへ行った人に聞いたんですけどね。

 

参加者:それは、秀明の小山さんはじめ、当時の教団の幹部の人は、竹内崇○という占い師のところへお伺いに行っていたという話しがありましたからね。その人にメシヤ様がお懸かりになるということのようでしたが・・・そんなことないですけどね。

 

参加者:そういう人が信者を引っ張ってきたんですからね・・・。(笑)マインドコントロールの中にまだまだ居ますね。

 

楳木代表:だからメシヤ様の元に集まってきたもの、そういうことを願ってメシヤ様の元に集まってきた人もいるわけ、先達の中にはね。・・・岡田さんという人に聞けば全部教えてくれると、そういう世界で来た人達も多いわけですからね。だけどそういうところからメシヤ様は御教えを通して、本来の宗教のあり方とかいうことをみんなに提示したのに係わらず、みんなはそっちをしっかり読まずに、また霊的のこととか、そんなことばっかりをうろうろ、あるいは世俗的なところをうろうろしてやっているわけでね、もったいないですね。

 

参加者:悪魔の働きでしょうね、悪魔が潰そうとして必死でやってきているんでしょうね。そういう幼稚なレベルで進めないと仕方なかったんでしょうかね。

 

楳木代表:まあ、やくざの世界と一緒で、さっき2人で節分祭の話をしていたんですけれども、頭目、上の方は改心しているんだけれど、やくざの世界でも組長は非常に紳士的だけど、その下っ端の次くらいが一番荒々しいわけで、これが手が付けられないわけで、邪神界も下っ端にいくほど、ちょっと手が付けられないのがいて、徒党を組んでグワーッと来るから、それを改心させないといけないので、節分祭はやっぱりやり続けないといけないということと、大祓祝詞も唱えておかないと、そのレベルが改心してもらわないといかんという話をしたところなんですけどね。

 

参加者:こんなのがあんなになって、あんなのがこんなになる時代が来ると、以前の地区本部長が言ってましたが、どうなるかわかりませんね。

 

代表:それは世界救世(きゅうせい)教がそうでしたから、あんなになっちゃったからね。

 

参加者:みんなこんなになるとは思ってなかったと思いますね。正しい信仰をして導いてくれると思って、ついて来たのにね。他の人は分からないからいまだについて行ってますからね。

 

参加者:みんな知らないからでしょう。

 

参加者:私なんか、色んな目にあって色々知ってきたことを、メンバーに伝えても、私達には関係ない、という目で見たり、教団に反発してあんなことを言ってるんだと、そういうような目でしか見られなかったですから。いくら実態がこうだということを言っても・・・。反対に言う方が悪いみたいに取られていました。

 

楳木代表:だからこれはね、メシヤ様の人生をみんな知らない。だいたい美術品を、国宝3点と重要文化財、重要美術品100余点を岡田茂吉個人名義にしてないというところに気付いておかないとね。そうしたらさっきの地区本部長の家に行った時に、すばらしい名品が並んでいたと・・・アレ全部自分のものでしょう。だからそれは、地区本部に飾るべきもので、個人の自分の家に飾るべきものではない。これがメシヤ様と違うところなわけ。

 

参加者:貰ったものはみなポケットに入れて・・・あそこにはめずらしいお菓子があるよと言われたり・・・。

 

(この後は、余りにひどい専従者の実態が暴露され語られましたが、紙面に発表できないほどの程度の低い専従者の実態なので、掲載をカットします)

 

今後の取組み―浄霊力アップを課題に

 

楳木代表:メシヤ様は色んなことを弟子達に任せたんだけど、弟子達の取組みが悪いために、いろんなことが出来てないので、それは修正していかないと、我々で築き上げていかないといけないことですね。

 

だからこの岡山支部でも、キャッチフレーズをいつも持っておかないと、ね。浄霊力アップするためには、メシヤ様に直(じか)に太く繋がるんだと、これしかないんだということを、どんな人であろうと言い続けて、みんなに啓蒙活動を取り組んでいくと、で、じゃあメシヤ教って修行があるんですかというと、利他行と下座行と浄霊の時、手の力を抜くことなんだと。これが、修行なんだと。まあ、そういうようなことをみんなでいつも整理しておいてもらいたいと思いますね。で、何か聞かれたら、そういうことがすぐ口から出るようにしておかないと・・・。

 

専従者側というか、支部側とすれば、るナ三訓と布教三訓とがこっち側にあるけれど、信者さん方にはそうものはないので、メシヤ様とじかに太く繋がるようにして浄霊力を強めて下さいと、これを信者さん方に徹底的に浸透していく。そのためには、メシヤ様という御存在を認識して、そしてそこへ直(じか)に太く繋がるようにしなさいと、もうこれしかないんだと。 浄霊力を強めていくには、そうなんですが、ただ天国を作っていくには、やることが一杯あるので。そのためには、一人一人が人格を高めていかないといけないので、人格を高める取組みを具体的にしていかないといけない。

 

自分達の生活の見直しを

 

参加者:精神革命こそ喫緊時であるという部分は外さないようにしているんですが・・・。

 

楳木代表:それでね、精神革命こそ喫緊時と言った時に何をするかというと、メシヤ講座の8ページからね、 メシヤ様は

『偽は真に、邪は正に、仮は実に、争は和に、醜は美にというように、一切の革新、一切の統合である』

と述べておられているから、自分の生活はこれに全部切り替えていかなければいけない。

 

参加者:やはり、きびしいですよね。

 

楳木代表:ええ、仮のものは全部実にしていかないといけないのだし・・・だから子供を育てる場合、仮の愛じゃ駄目だと、かわいいだけでは。真の愛にしていかないと。それから偽物では駄目だから、真の物にしていかないと。そこのところはいつも口ずさむくらいにしておいていただかないと・・・。

 

参加者:先生、こういうことが水晶世界に繋がるんですか?水晶世界になるということがよくわからないんですけど。

 

楳木代表:水晶世界になった時は当然こういうのが一人一人に備わっていかないとね。備わらなかったら、その人も邪(よこしま)な人か正しい人かとか、どっちかということが分かってくるのが水晶世界、この人は口ではいいこと言っているけど、腹の底はこうだというのが水晶世界では見えてくるわけでね。

 

 

子育ての問題と具体的悩み

 

楳木代表:一番下の行にチェックをしておいて下さい。子育ての時には、この部分が一番大事ですから、自分がそういうところを目指さないと、子育ても間違ってきてしまいますからね。

 

参加者:一貫して叱らないと、つい嘘を言うようになるのよ。逃げ道があるから。親が怒っていたらおじいさんおばあさんも一緒になって怒らないまでも、こっちでお父さんが悪いお母さんが悪いと言うのが最悪でね。

 

参加者:それがあるんですね。

 

参加者:それで子供は顔色見たり、その場に合わせて嘘を言うようになるんよ。

 

参加者:すぐ、おじいさん、おばあさんのところへ行くんです。

 

楳木代表:そうしたら、走っていって、「おじいさん、おばあさん、何言ってるんですか」って、それで(大きな声で)「私、命がけで子供を育てるのですから、何言ってるんですか」」って、これぐらい言わないとね。「あの嫁はなー」とか言ったって、知らん顔して帰ってくればね。

 

参加者:(笑い)長女が言うんです。「何で言えんの」って。

 

参加者:嫁の立場があるから、言えないのも分かるけど、子供のことは言わないとね。

 

参加者:私達が叱っている時には、一緒になって叱ってくれないと、「この子の為にはならないんだ」ということをしっかり言わないとね。

 

楳木代表:考え方を間違えないようにね。子供を育ててるということは、自分を育てているんだということだから。子供にやかましいことを言うと、全部自分も出来ているかどうかということをチェックしながら言わないことには、通っていかないわけだから。子育てと思わないで自分を育てるということなんだと思わないとね。

 

だから、娘にも息子にも同等に同じことを言わないと。娘が何故自分ばかり厳しいのに、ね、「弟にそんなに甘いの」と言うようなことが出てきたら、それを猛反省していかないと。そして、主人にもそのことを言わないと。言い続けないと。私達を育てることなんだから自分自身を。子供を育てると言いながら、子供を育てることによって、自分が育つんだと。

 

だから、子供を一生懸命育てた人ほど、自分が育っていくわけなんでね。そのために子供を与えられているんだと思って、旦那さんにも、そういうことをいつも言い続けないと。そして自覚を持ってもらわないと、ね。

 

参加者:元々の原因は親にあるんだから、それが子供に出ているんだから。小さい時、ちゃんと叱ってないということが原因で、今に至っているんだから。

 

参加者:よその人に迷惑を掛ける子が、いい子かということですよ。やっている内容が内容であり、それも1回や2回じゃないからね。

 

参加者:そういう子供に問題があった時、家の因縁だとかとも考えますが・・・。

 

楳木代表:因縁があるから、正していかないといけないわけでね。だから教育が必要なわけ。

 

参加者:だからそこを教育の部分をしっかりやろうと。

 

楳木代表:そうしたら因縁が変っていくから。

 

参加者:相当頑張らないといけないですね。

 

楳木代表:それはもう、鬼にならないと・・・。ただね、よそへお詫びに行くような悪いことをしたという時には、何故したかということを・・・もう一つは大事なことだから。普通の子がしないことをしたんで、ね。具体的に何をしたの?

 

参加者:友達の家にあるものに、スプレーを吹き付けて・・・。

 

楳木代表:何でそんなことをしたの?

 

参加者:わからないんです・・・。

 

楳木代表:何人でやったの?

 

参加者:それが1人だと思うんですけど・・・大体その家の人は目星が付いていたようで、そのもう一人の子に親に言わないから誰がやったか言いなさいと言って、言わせて、自分の子供に電話かけさせて、警察にも言っとると言いながら、したんじゃないかと言われたようですが、「してない」と言って電話を切ってその日は終わって、次の日の昼に、お母さんが電話を掛けてきて、「子供居るかなと言って」、それで変ってずうっと言われて、ちょっと私に代わって、「家に行きます」ということで行ったら、子供にすごい言われて、「あんた、そんな嘘吐いてから、どういうことよ」って言われて、その前に電話掛けてきた時に「店に行って調べたらすぐ分かるんよ、買い物してそれ買ったの」ってそこまで言われたんです。

 

楳木代表:その時息子はどんな顔してた?

 

参加者:もう、こんな顔してて。行く前に、あんたどういうことと聞いたら、ずっと白を切るわけです。「そんなの調べたらすぐ分かるんよ」って言ったら「やった」と言ったんです。そしたら行かないといけないがって言って行ったんです。こちらが謝る前にダーッと言われたんです。「何で嘘ついたんでー」って。ずうっと言われたんです。

 

12月の暮れで、「大掃除どころじゃないわ」って言われて、大騒ぎだったんです。

 

それで最初は、取り替えてもらうつもりで、任そうと言っていたんですけど、結局、何かの塗料で消すように出来たんですが、完全には消えなくて黒く残っていました。

 

それで「一つも謝ってないが」と言われて、親が来て、「子供が帰るまで待つわ」と言われて待ってくれたんですけど、子供が帰って来ないので、「こちらが行きます」と言って謝りに行ったんですけど、最終的には奥さんが出てきて、やっぱりずうっと言われて、菓子折りも持って言ったけど、「そんなもん貰う、そういうことじゃないでしょ」と最後は言われて、帰るしかないなぁと思って帰ったんです。

 

楳木代表:帰ってきてから主人は息子に何て言ったんですか?

 

参加者:「迷惑を掛けることをしたらいけん」って、そしたらお父さんに言われる時は、あの子は泣くんです。ぽろぽろと。ぽろぽろ泣くんです。何した時でも、お父さんが話すると泣くんです。

 

楳木代表:それは「迷惑を掛けた」と言ったわけ。

 

参加者:「家の人に迷惑を掛けたらいけんが」って・・・。

 

楳木代表:迷惑を掛けたということではないよ、それは。器物損壊という軽犯罪だから。だから「犯罪だ」と言わないと。迷惑じゃないから、それは。それは物を叩き割ったと同じような、ね。塗料を塗ったということは。

 

だから、悪さをして迷惑を掛けたという程度に主人が考えてる、それが間違っている、ね。よその財産を台無しにしてしまったわけだから・・・庭の財産たるや、これはもう付加価値がついているから、その家の人にとっては莫大な財産だから。だからそれを元に慰謝料を請求されたら、どれ位の請求額になるかと・・・まず修理代と自分が精魂込めて造った庭代、庭が傷つけられて落ち込んだと、この時の慰謝料というのは最低200万は請求できるわけです。

 

参加者:「前の日は寝られなかった」と言われたんですから。

 

楳木代表:そうでしょ、そうしたら息子に、「お前が今回犯したことは犯罪で、器物を損壊したために、請求される慰謝料はこれくらいが相当なんだ」と、「大変な大罪をしたんだぞー」と言うふうに説教しておかないと。迷惑じゃない、迷惑程度じゃない、もしも、向こうが悪意でやっつけようと思ったら、倍の400万~500万の慰謝料を、あくどい弁護士がついたら請求される。

 

「それくらいのことをやったんだぞー」っと、教えておかないと、「こういうことは2度とやったらいかんよ」と、「2度目はもう無いと、2度目の時には、どんなにかわいくても、おまえは子供とは思わん」というくらい言っておかないと、ね。そうしないと親が謝ってくれたら、何とかおさまったという気になってしまうから。

 

参加者:このまま行くと、これ以上の事になるという恐れをお父さんは持たないといけないね。

 

楳木代表:何故、そういうことをやるかということと、眉毛を剃って行っているということを、関連付けて考えておかないと、もっともっと激しくなるから。今のうちに・・・。

 

参加者:嘘をつくのが問題じゃなくて、どうして嘘をつくのか、どうしてそれをするのかが問題なんで、そこが分からないと。

 

楳木代表:運動の成績というのはどうなの?

 

参加者:それは大体Aクラスなんです。部活もしているんですが、部に指導者もそんなにいなくて、入っているって感じです。

 

楳木代表:部活動をやってるーっていうだけの感じ?

 

参加者:そうですね。

 

楳木代表:それはね、トータルで、そういうところに、ね。家もそうだけど、ものすごく不平不満がある。姉の方は成績がいいんでしょ・・・そうするとね、一つ成就出来ないものがあるわけ。自分の中に。それで、ここを剃ったりするわけ。

 

だから、そっちの道の方をちゃんとしてやらないといけないです。あと○年は部活動をやるつもりなんでしょ。だから、その部を育てないといけないんです。学校の先生にもっと圧力かけて、やる気だしているんだから、試合なんかもしっかり組んで、必ず勝つように監督してくれというんです。優秀な監督を入れてくれと。指導をきちんとしてくれというふうに。

 

自分達がね、やっているだけという、もっと磨きたいとか、もっと目立ちたいとか、部活動を通して目立ちたいというのは、低レベルだけど目立ちたいというのがあるわけ。そこで、脚光を浴びれないから、これを剃るわけだから。本業で目立っていけばいいわけだから。だから、学校にもう少し圧力かけていかないといけないです。

 

どうせやるんだったら、いい監督入れて強くしてくれと。で、子供達を練習方法とか、きちんとそれを通して、子供が育つような練習方法をしてくれと。最初は謝ってね。うちの子供が、本当に申し訳ないと、こんな子でと、親として本当に申し訳ないと、しかし、部活動だけはやる気があるので、どうかいい部にしてもらいたいと。それは学校と交渉していかないといけない。

 

参加者:小学校の時に先生に、満足してないんだ、満たされてないんだと言われた事があるんです。

 

楳木代表:そうでしょうね。だからそのためにはね、お母さんがビデオ屋に行ってね、「もしドラ」というビデオを借りてこんといかんね。見た「もしドラ」見たことない?ははー、大体ね、「もしドラ」を知らないような母親じゃしょうがないね。(笑い)父親と一緒に見たらいいですね。

 

「もしドラ」というのが正式なタイトルなんだけど、「もしドラ」という意味は、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの考えを取り入れたら」というテーマのビデオなんです。 映画でも放映されたやつなんですけどね。ドラッカーって知っているでしょ。ドラッカーってね。いわゆる会社のマネージメントとかをする、そういうことをする権威者、昔のね。

 

それを高校野球に取り入れたらどうなるかというのを仮説と立てて、作り上げた映画なわけ。で、それを見て息子の部活チームを強くするというね、そういうことに取り組んでいかんと。

 

そうしないと問題解決ね、今はもう消極的な対応の仕方ばっかしだから、問題を起こしたら誤りに行く、こんなことじゃあ、もう消極的だから、もっと息子がやろうというところに打ち込んでいくような道を開いてやらないと。で、そのことに親達が何にも智慧を絞ってないということを旦那とよく反省しないといけない。だからそれを解決するには、「もしドラ」というビデオを見ると道が開けてくるから。そのビデオ通りやっても駄目だからね、自分達は何をやるかということをそのビデオからヒントを貰ってね。

 

参加者:消極的ですよね。

 

参加者:対症療法じゃが。根本的なものがね、根っこがあるからね。親との関係、家の中の関係よな。その部分が大きな問題じゃがな。親の映し鏡だから、子供の行動は・・・。

 

参加者:成績が悪いからとか、いい学校を出てないとか、悪い人間かと言ったら、そうではないわけでね。そこのところを子供に教えていかないと。

 

楳木代表:目標を持たせて応援してあげればいいね。一人一人の目標をきちんと親がある程度認めてあげるというね、そしてしっかりやんなさいと言って、長女の場合は大学入試ということを目指していけばいいし、長男の方は、部活を「もしドラ」を見ながら・・・。

 

そして、ドラッカーの論理と現実とを当て嵌めて考えていくという、この組み合わせを自分の場合、どうかなぁと思ってみとけば・・・3回くらい見とけば、論理が分かってくるから。

 

じゃあ、来月会った時を楽しみにしているから・・・。(笑い)

 

参加者: 絶えず眠いんですが・・・。

 

楳木代表:それは自分に目標がないから眠いんです。自分は相手を救うために結婚したんだと、その家を天国にするために結婚したんだという、そこから、どれだけ具体性を自分が造り出したかという、何を持って救うのか、この何を持ってというのが、一杯ノートに書かれたかどうか。自分の手帳やノートに。

 

この作業をしていかないと、謳い文句は、救うために結婚したんだと、家庭を天国にするために結婚したんだという、謳い文句はあるんだけれども、どうやって救うのかと、そのどうやってというのが、初歩的でも項目が一杯出てくると思うのね。それは項目という風に考えていくと、当時の世界救世(きゅうせい)教であれば、御神体、御尊影、それからみたまやとか、色々あったと思うんですが、そういう項目的なことから、最初は初歩的だからあげるしかない。しかし、御教え拝読していくと「夫婦の道」とかっていう御教えがあるから、それに沿って自分はどうあるべきかということをまた、整理してずっと主婦の道を考えていく。

 

それから今、「祈りの栞に寄せて」という本の中にも、ある程度目指すべき課題を項目を上げて書いているので、メシヤ様のお言葉をピックアップして。そのお言葉一つ一つに自分がどこまで沿って、主婦業をやっているかと、いうことをあげていくと、具体論が出てくるわけです。そうしないと結婚してから今までのこの16年間、まったくストップしたまんまということですね。変ってない。 で、その具体論が一つ増えると、それだけ進んでいるということです。この具体論の求め方を世界救世(きゅうせい)教は、ほぼ信者さん方に教えてない。

 

参拝しなさい。浄霊しなさい。献金しなさい。こういうことしか言ってないわけだから。生活の中に全然指導が入っていない。だから今までの世界救世(きゅうせい)教のやり方が大変申し訳なかったんだけど、いざ、その人と結婚していい家庭を、幸福な家庭を作っていくためには、具体的に日々自分が何をやっていけば効果があるのか、幸福な家庭を作れるのかということを、その手帳が真っ黒になるくらい書いて、いつもどうしたらいいかなぁ、どうしたらいいかなぁ、と考えていたら眠る暇がないの。いつも頭を回転させているとね。眠る暇がないの。

 

参加者:ほんとうですね。(笑い)