メシヤ講座no.176三重(平成27年9月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』天国編」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』358ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

科学篇について

楳木代表

それでは本題に入っていきたいと思います。本日拝読をさせていただいた天国篇ですが、冒頭一行目に『私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが・・・。』というふうに書かれておりますので、この天国篇に入っていくにおいては、科学篇、宗教篇が走馬灯のように皆さん方の頭の中に浮かび上がってくるようになっておいて貰わないといけないのですが、途中から参加した人もありますし、最初から勉強している人もありますので、科学篇を少し思い出して頂きたいと思います。

科学篇を思い出すときに、今素晴らしい状態(浄化を頂いている)の方がいらっしゃるので・・・(笑)、今笑った人は自ずとですね、誰のことを言っているか分かると思います。科学篇の真髄は何かというと、メシヤ様は病気というのは『放っておけば治る』というのが、ずっと繰り返し述べられたことであります。

『放っとけば治る』ということはどういうことかというと、これは浄化作用だからであるのだ、と。浄化作用の中では、我々には三毒というのが入っているので、その毒素を排泄するために症状としては病気というのが起きてきます。これ(毒素)が出てしまえば、浄化というのが終了するので、結果的に世間的には〝病気が治った″ということになってくる訳なのです。

支部長代理の姿を見ていると、正に先月がピークかなって思っていたら、今月は少しですね、自然療養を目指している医者とタイアップして、まず、栄養過多のところが、肝臓、腎臓が対応できないので、菜食に切り替えて、体重を5キロ落として、これから皮膚作りをするので、普段の食事に戻すという段階なので、今月の方が見た目は酷いですね。ということになるのですが、先月の方が実は浄化としてはピークになって、これから普通の食事になっていくので、見かけも変わってくるのではないかと思います。

 

楳木代表

ただし、この浄化は然毒なので、然毒を今出し切らないことには浄化は終了しないのと同時に、然毒というのは、支部長代理さんの前世と濵口家が毒素を入れてきたその集大成が、今支部長代理に出ているので、その代々の毒素がどれくらいあるかに依るわけです。それから、その毒があると然毒の場合はとりわけ・・・、支部長代理は非常に努力をして、様々なことに取り組んできたのですが、然毒があると、どうしても頭に微熱が残るので、御神業のとりわけ、御論文の校正などをするときに見落としとかが起きてしまうので、この浄化を通して、そういうことがない頭脳態勢を神様の方で〝作っていただいているのではないかな″っと、思っております。

それだけに、私が書いている原稿も支部長代理の浄化を見てもう一度書き直しをしたり、添削を重ねております。それぐらい素晴らしいものが出来るということを、来年を見据えて今から原稿をもう一回見直していくような形で、赤字を何回も入れ直しながら本の準備を続けております。そういうことも合わせて、三重支部の今後の御神業の担い手として、皆さん方に一層ご努力をしていただければ大変有難いと思います。

『文明の創造』を勉強していきますと、〝地上天国建設をするには遅過ぎるかもしれない″と思えるような現象がこの世の中には起きておりますので、それは今のTPPに象徴するように、アメリカは後進諸国にジェネリック医薬品を作ることができる期間を先延ばししようということで、著作権を延ばしております。最初表立って出てきたのは、ディズニーのキャラクターのデザインの著作権を延ばして、ディズニーをはじめとするそういうものに収益を確保しようということが噂されていたのですけど、中身を開けていくと製薬会社が自分たちの利益を延長させるということがTPPの中に盛り込まれていって、それによって政治家が動かされているということが分かってきましたので、薬がこれだけ全世界を覆っている現状にしてしまったのは、メシヤ様の弟子が御神業を怠ったためにこういうことになってしまっているわけですので、そのことを日々反省しつつ、この科学篇というものをしっかりメシヤ様の弟子が理解していかないといけないということを強く思わせていただいている今日この頃です。それが科学篇です。

 

宗教篇について

楳木代表

次は宗教篇ということで考えていきますと、宗教篇の大半が仏教についてです。そして、わずかな文面ではありますけれど、キリスト教について書かれております。この宗教篇をどのように見ていくかというと、まずは3,000年前に徳によって治められていた日本に対して、朝鮮半島の素戔嗚尊と中国大陸の瓊瓊杵尊が一緒になって山口県の萩市から上陸して、素戔嗚尊は当時の伊都能売神皇様の皇位を狙って東へ移動していきました。瓊瓊杵尊は宮崎の高千穂に移り住んで〝日本に稲作を拡めることはできるか″ということ研究しつつ、素戔嗚尊の政権がうまくいくかどうかというのを見据えて、その後自分が政権の座に就くということを狙って、宮崎の高千穂でずっと潜んでおりました。

 

人々を威圧するという、『夜の時代』の癖

楳木代表

この時に素戔嗚尊が用いたものが武力による威圧でありますので、そして、この威圧と共に人質を取って、その当時の王権を奪うという動きにでたので、この3,000年間の動きの中で私達に染み付いているのは人々を威圧するという、『夜の時代』の癖であります。この威圧の方法が様々あります。今で言えば学歴で威圧する。国家権力で威圧する。職責で威圧していくとか、親として威圧していく、近隣であれば町内会役員として威圧していくなど、様々な立場で威圧していくということは、我々の魂の中に染み付いております。

素戔嗚尊が日本に押し寄せてきたとき、日本人の命を・・・王権を譲らない限り、毎日100人ずつ殺していくぞというふうにした。これは脅迫と一緒のことなのです。ですから、私たちの日常生活の中の言葉の出し方がその部類に染まった出し方をしてないかということを絶えずチェックしておかないと、夫婦も、親子も中々上手くいかず、子供を躾けるときも「お母さんの言うことをきかない。そんなことしたらご飯あげないわよ!」とか仮に言った場合は、これは脅迫で威圧している。「あなたのことは何にもしてあげないからね!」というような事を仮に言った場合はそういうことに繋がっていくことになるので、『夜の時代』に私たちの魂に染み付いた内容というのを勉強する為にメシヤ様はこの宗教篇を書いてくださっているというふうに受け止めて頂いて、日常の生活を見つめ直していく、そういう拠り所にして頂ければ大変有難いという風に思います。

 

浄霊をして御守護を頂いたら神の実在を認める方向に導いてあげること。

楳木代表

お互いに威圧とか、様々なことを日常生活ではしているのですけれども、普段に何気なく話すことの中に、そういう『夜の時代』の癖が出てきますので、その癖に気付いたときにそれを直していくという事を自分は決心するわけです。こういう月次祭とか御教え拝読したときに決心をするのですけど、無意識に癖が出てくるものですから、決心しても無意識にやっちゃうわけです。これが3,000年間の罪穢れからくる難しさです。

そこで、これを変えていくために実は月次祭にお参りしているわけです。自分の『夜の時代』の癖を取っていただけるために御光を頂きつつ、自分の決心してきたことが無意識に崩れないように、そこへ御力を頂くために実は信仰をしているわけですので、月次祭を欠かさないようにということなのです。

過去の世界救世教はじめ○○Aとかは、そういう教え方をしていないので、浄霊にしても今この『文明の創造』で学んでいるのは・・・先々月は浄霊のこの『霊の行使』というのは悪を無くす為に、悪の根幹に無神思想というのがあるので、神の実在を認めさせる為に浄霊力を授けて下さっていますので、浄霊をして御守護を頂いたら神の実在を認める方向に導いてあげないといけないのです。しかし○○Aは〝宗教ではない″と言っているので、神のことを語れないので、大きな楔を打ち込んでしまっているのです。そして社会性ということで、医療をそこへ持ち込んで、間違った肉体の見方をそこへ持ち込んで浄霊を施術として取り組んでいるので、大きな役を担うことができない状況になってしまっているということが言えるかと思います。

 

経緯結ぶために許されたのが『霊の行使』としての『浄霊』

楳木代表

それから次に、先月学んだように経の考え方と緯の考え方が東洋と西洋の考え方なので、それに偏よったが為に今もって人類は不幸な状態が続いているわけなので、これを結ばなければなりません。この結ぶ為に我々に許されているのが、『霊の行使』としての『浄霊』なのだ。と言うことですので、初心者は浄霊の奇蹟を絶えず頂ける訳なのですが、これが十年、二十年信仰してきた人が、まだ、「どこが悪いの?今日はここがしんどいの?」とかいう浄霊をしていると、この浄霊は神様から見たら不必要な浄霊になってくるので浄霊の力は出なくなる訳なのです。

このことを通して東西を結んでいくという、そして、その結ばなければ〝人類の問題が解決できないのだ。″〝地上天国建設はできないのだ″というところに高まった上での浄霊、そういう風に高まって行かない限り、神様からの光は必要ではなくなってくるわけです。神様が必要だと思われることを私たちが続けていかない限り浄霊の奇蹟を頂き続けることはベテランになると駄目だということ、初心者は大丈夫。初心者は分からなくても、工合が悪い人に浄霊しているとどんどん御守護頂いてくるのですけど、これが20年選手とかになってまだそんなことやっていると、これは神様の方からは必要ないと、そういう浄霊は・・・ということになってくるので、その人が取り次ぐ浄霊は奇蹟が出て来なくなってきます。

 

沖縄の問題について

楳木代表

沖縄の問題は何かというと基地問題があります。今辺野古をどうするかということで揉めておりますが、沖縄は元々三家、3つの王で治めていたのを統合してひとりの王になって、そしてその初代の王家がクーデターにあってまた違う王家ができて、その王家が出来たときに中国から大勢の官僚を呼んで、政治体制を整えていったので、その中国人の末裔が今一杯沖縄に住んでおり、その中のひとりが(以下割愛)。

今の安倍総理のやっている安全保障関連の法案を通さなければ、やがては、沖縄は侵略されてしまう可能性があると指摘する専門家がいます。それは何故かというと、(中略)。今若者も加わって安保法案反対!反対!とデモをずっとやっていますが、これに対して、大阪の橋下市長が非常に良い発言をしております。それは、「安倍総理が総選挙するときに安保法案ということを言っているではなか!その時に安倍総理のやることに反対ならば何故反対票として自民党以外の違う政党に投票しなかったのか!その投票に行かないでギリギリ安保法案が通りそうになって反対するのはけしからん!選挙を如何に軽視しているか!それを引っ張っているのは朝日新聞だと。こんなに選挙を軽んじるのは朝日新聞がやっていることだ!」と名指しで批判しているので、中々良いことを言っているな、と久々に、気合いの入った言動をしているな、と。日本人は選挙を軽く思い過ぎている、だから投票率がドンドン下がっています。

もうひとつ沖縄で自民党がやってきたことは米軍に土地を貸している人たちは日本政府が地権者から土地を借りて、そして、米軍に提供している。ですから、その地権者たちに莫大な地代を毎年払っておりますので、地元の人たちは働かなくても地代で生きていける人たちが多い訳です。その人たちは米軍がいなくなると実は困るわけです。そこに自民党のそういうことを担当している人たちが関わった会社が色んな手段で、その土地を確保していっています。そして今度はその政治家に地代の一部が入るようにすることを自民党はずっとやってきている。そのことを知った沖縄の人たちは腹を立てている。或いは将来を心配している。その自民党と○○Aが組んでいるのであれば、この自民党の姿勢を正していかないといけない。だから、沖縄で布教するということはその沖縄が抱えている問題を全て解決していかない限り地上天国はできないので、自民党に対しては票を何百万票確保するので、貴方がたは沖縄ではこんなことをしているので正してもらわないといけない、ということをやって貰わないといけない。そういうことは一切やらずに、ある議員を看板にして社会性があるという方向だけで動いているのでこの地上を天国化するということは中々できない状態になっております。

沖縄の一番の問題は中学生くらいから男性は成長ホルモンが出なくなって身長が伸びない人たちが物凄くいらっしゃるのです。ですから、中学くらいになったら成長ホルモン投与するという治療を受けている人が物凄く増えている。もう一つは非常に精神障害を抱えている患者が多いということですね。これは敗戦直前にみんなひめゆりの塔で象徴されるように岸壁から身を投げました。それから、防空壕などに入っていて、米軍がいくら言っても出てこないので、火炎放射器で全部焼かれております。その時の死に方たるやもうとんでもない死に方ですよね。それから、今沖縄で家を建てようと思って基礎工事をやろうと思うと、遺骨がどこでも出てくるそうです。だから、そんな状態の沖縄を日本に返してもらったと言いながら、自民党はその沖縄の人たちが大変な目にあったものに対して根本的なことに手を付けずに今日を迎えているということになります。そういうことに世界救世教は取り組んで来なかった為に、口では社会性とか言っているのですけど、本当の社会性は失った教団になってしまっている。

私は、地道にひとつひとつやっていくしかないので、信者さんの知り合いの人で戦死した、様々な事故死したところから、〝慰霊をしつつ取り組んでいかないといかないなあ″と。そういうことを現地の人たちとやらして頂こうと言っていこうと思っているわけなのです。

こういうことが現実に起きるということは、やはりメシヤ様は21世紀に地上天国を建設する。その設計図として書かれた『文明の創造』の学びが余りにも浅過ぎるので、弟子たちがそこまで決意を持って御神業に臨んでないということがあります。私たちはそういう御神業を尚一層進めさせて頂きたいので、そのために濵口さんが今浄化しているのですね。本当に。奥さんもお世話大変でしょうけど、痛い痛い、痒い痒い、というのを聞くのも奥さんは本当に辛いと思いますけど、どうか担って頂きたいと思います。

 

『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』

楳木代表

先月勉強会で話した内容と今月の「メシヤ講座・特選集」の中で、三重支部の勉強会が終わってずっと考えながら移動していると、やはり、恐竜を絶滅させるために、メキシコのユカタン半島に直径11キロの隕石がぶつかるというのを少し、数学的に計算してみたのですね。隕石がどこから飛んでくるかと言われたときに、一番近い彗星の軌道は3.3年というのが一番短い軌道で回っています。ハレー彗星は76年で太陽と他の・・・、楕円形の定義は円の中心が二つあってそれを回っていく。

太陽がひとつの中心、もうひとつ遥か彼方の天体が中心となって回ってきているので、その回ってくるときに氷のできる場所まで行って球体を大きくして、そして太陽に近付いて来るとき、太陽に近づけは近づくほど氷は溶けて蒸発するので箒星になって小さくなってまた、大きくしてくるという宇宙のどこに氷ができる場所がある?ということはまだわからず、オールトの風とかクオとかいうところがあるらしいのですが、そこは現実に写真に撮ったりしていないのでさっぱり分からないのですけど、そういうとこから仮に飛んでくるといったときに、地球の自転は時速約1,700キロで回っておりますけど、秒速にすると約400メートルで地球が回っているところに、地軸が23.4度傾いているので、コマのように回っているところのメキシコのユカタン半島にぶつける為に、仮に100年前に発射したときの計算式はどうなりますかね?(笑)

それから、地球に入ってくるときには角度があるので、時速1,700キロで回っているところへ入ってくるスピードと角度がないと地球の中に入って来ることができないのですし、しかも、その入ってくる角度の先にメキシコのユカタン半島がないといけない。これを入れてくるだけでも大変なのにそれが飛んでくるときに、木星が・・・、地球がこれくらいの大きさなら、木星がこれくらいあるので、これを通る時に軌道が変わってくるので、それも計算に入れて飛ばさないといけない訳で、この主神様の隕石の飛ばし方というのは、今でやっと、コンピューターを使って計算ができるかな、っていうところです。

それが先月拝読した『文明の創造』356ページの最後の行『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』という御言葉が、今の科学が発展してきて技術が進んできた故にこの一文が理解できる。メシヤ様御在世中は『実に神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』というのは、霊的なことしか理解できなくて、現実的には理解できなかったと思います。今は科学が発展してきたし、数学がコンピューターのおかげで物凄く時間のかかる計算式も計算できるようになったのでこの『一糸紊れず』というのが具体的に理解できるようになったのです。

この御経綸が○○Aの場合は「御経綸が変わった」と・・・。「現在の御経綸」というような言い方をしているから、この一文がさっぱりわかってない人たちがトップでリードしているということですね。そういうことを考えていくと、私たちはこうしてメシヤ教として、ある程度グループの塊ができてきた、このことを理解できる人たちが出来てきたことは大変有難いと思うのと同時に大きな使命があるなということをつくづくと感じさせていただいております。

 

『悪人は淘汰されて了ふのは当然な帰結である』

楳木代表

それから先々月に拝読した中に『文明の創造』352ページ最初から4行目

『以上説いた如く、文化の進むに従って、必要であったものも不必要となり自然淘汰されるとしたら、最後に至って人間と雖も自然の法則から免れる事はできないのは勿論である。としたら人間に対するそれは何かといふと、勿論人間に内在する悪である。曩に述べた如く今後の時代は、悪は有害無益の存在となる以上、悪人は淘汰されて了ふのは当然な帰結である。』

ということですので、淘汰されてしまう訳なので、これを現在の研究の中で、ネアンデルタール人が70万年前に地球に存在して、ホモサピエンスの系統より非常に狩猟が上手で集団で狩猟するのが非常に上手だったらしいのですけど、残念ながら言語を磨かないで来たために、伝承ができなかったらしくて、70万年前からずっとそういう生活をしてきたけど、中々発展性がなかったそうです。しかし、ホモサピエンスの方は言語を磨いてきたので、伝承、伝承で文化の元を作れるところまで来たので、3万年前に主神様がどっちを地上に残すかということを御選択なされたときに、ネアンデルタール人は不必要だということで絶滅させられたわけなので、3万年前以降はネアンデルタール人の関係の遺骨でDNAをいくら調べてもそういうものは無くなっている、と。そして現在の我々ホモサピエンス系が生き残ってずっと今日を迎えております。主神様が『淘汰する』と仰った場合は淘汰されるわけですので、そういうことは科学が発展してきたので、メシヤ様の御教えを実証できている現在を迎えてこの『文明の創造』の拝読をし直すと、私たちの責任たるや非常に大きいものがあるかと思います。そういうことを確認させて頂いて『天国篇』に入っていきたいと思います。

たった一行なのですけれど、説明するのにえらい時間がかかりました。そういうことを確認させて頂いて『天国篇』の学びに入っていきたいと思います。『天国篇』もわずかですので、謂わば「岡田茂吉全集」がそこにありますが、岡田茂吉全集を読むための学びが今までだったというふうな捉え方をしていただきたいと思います。ですから、メシヤ様の全御論文、全問答形式の御教え、全詩歌集を読むために先月まで勉強してきたのだ、というふうに思って大いに御論文の勉強に入って頂きたいと思います。そうしたことを確認させて頂いていつもの様に質疑応答に入りたいと思います。宜しくお願いします。

 

『文明の創造』終了後は『主神様とメシヤ様』を研鑽する。

楳木代表

入会教修は何人参加したのですか?

 

支部長代理

4人です。

 

楳木代表

同世代の人が4人集まって良いことですね。

 

支部長代理

時間が足りなかったですね。もうちょっとだけ時間があればよかったですね。

 

楳木代表

今まで布教所とかセンターとかで一応勉強しているのでそれを纏めてくれたらよかったなあと思って。

 

支部長代理

あれからメシヤ様時代の入信研修、先生方が講義されてた記録を見ていると内容が結構深いですね。もっと深く出来ればよかったかと思いました。

 

楳木代表

もうすぐ『文明の創造』が今年一杯で終わるので、次は『主神様とメシヤ様』に入っていきます。『主神様とメシヤ様』には観音講座があるから、観音講座が入信研修の内容になります。これはメシヤ様御自身が執り行われた入信教修ですので、その勉強は非常に楽しみな勉強であります。

支部長代理の顔が仙人のような顔になっているね。会社のややこしい仕事からしばらく離れているので・・・。(笑)

 

支部長代理

先生とお会いしてから8年余り経つのですけど、先ほど、この浄化が因縁と然毒というお話の中で、先生と初めてお会いしたのが、7月6日で父の誕生日で、このまま順調に浄化を終了していただければ、休みの最終日が9月22日ですが、この9月22日というのは父が帰幽した日です。

それで平成19年(2007年)7月6日から平成27年9月22日までの日数を数えますと、丁度3000日になります。

『三千(みち)とは体霊(みち)となり、観音様の事ともなるのである。(観音講座六 昭和10年)』

とありますし、3000日の修行期間であったのかなと。それで濵口家の先祖の然毒を払拭する御浄化を頂いているのだ、と受け止めさせていただきます。丁度『文明の創造』も終わりますし、関係あるのかなって思います。9月22日で治れば・・・ですが。

 

楳木代表

もう8年も経つのかね。

なるほど。まあ、先程の話でいくと、治るという言葉は良くないです。浄化が終了すると言いましょう。

 

線香について

受講者

先日、支部長代理から頂いたお盆の御教えの中で、線香の話があったのですが、初めて知ったのですが、メシヤ様は線香は必要ないと仰っているのですが、今まで仏壇に線香を供えていたのですが、これからは線香はしない方がいいんですね?

 

楳木代表

線香は要らないので、しなくていいのだ、でなくて・・・。馥郁と香るのは、花があると馥郁と香るので、要らないんだけども。線香はどこから出てきているかというと、むかし遺体をお亡くなりになったら一週間家に置くという決まりがあった。一週間置くと生き返る可能性があるということで、江戸時代は一週間自宅に置かないといけないという決まりがあったので、そうなってくると、線香を焚いておかないと腐敗臭が凄いので、そういうところから線香の風習が生まれてきているのです。また、むかしは納棺する前に親族全員でご遺体を拭き上げたでしょ。今は納棺師がいるけれど、むかしは家族でやった。その時に家族で拭くときに全員が線香を持って煙で遺体が見えないように、線香で見えないようにしながら、身体を拭いていた、特に女性の場合は亡くなっても自分の身体をさらすというのは嫌だから、線香で見えないようにして、男性も拭いていった。そういう風習が過去にあるので、線香の役割というのは、遺体を煙で見えないようにするとか、腐敗臭を消すとかそういう役割が本来の役割だから、メシヤ様はそのことをお分かりなので、『要らない』と仰った。

亡くなった時に線香でうちわで扇いで煙をもうもうとして拭き上げて上げていたわけです。だから、お亡くなりになった人には線香は必要だという気持ちが誰にもあると思う。でも本当の役割というのはそういうことなのだ、と。

 

支部長代理

わかりました。

 

楳木代表

線香は束で売っているでしょ?あれ全部火を点けてやらないと遺体が見えちゃうので、何人も取り囲んで、それを扇ぐ人と拭く人というように役割があったわけです。だから、メシヤ様はなんでもやはりお分かりになっているなあ、と。そのことからしても、なるほどなあ、と感じることが出来ます。

 

支部長代理

わかりました。

 

楳木代表

天国の形を仏壇に作るので馥郁とした花の香りがそこにあればね、それでいいということ。

 

受講者

基本は花とローソクだけでいいということですね?

 

楳木代表

ただ、ローソクは電気のない時代のものなので、電気を灯ければローソクは特に点けなくてもいい。

 

受講者

花だけでいいと。

 

楳木代表

ローソクは燃え方によって先祖が喜んでいるとかいうことを考えるでしょ?今日はよく燃えているから先祖が喜んでいるとか、そういうことを夢想してしまうので、そういう風に夢想してしまうものはできるだけ排除していった方がいい。明るければいいのでね。

そして、今独居老人とか増えているので、火事など起きることがあるので、電気で明るくしておけば。ここの仏壇にもランプがあって、電気を点ければ、ほんわかと明るくなるのでね。

 

受講者

わかりました。ありがとうございました。

 

楳木代表

鐘は必要だけれどもね。

 

受講者

はい。

 

天国篇について

支部長代理

天国篇しというのだけで検索すると、ちょっと時間がなくて資料を皆さんには用意できなかったのですが、天国篇は御教えの数が少ないようですね。途中で終わっているような気が致しまして。

 

楳木代表

ないね。『文明の創造』にもないわけでね。

 

支部長代理

少ないなあって思いまして。天国篇って、もっと色々とお書きになりたかったのではないかと思って色々調べたのですが。

 

楳木代表

天国篇で調べるよりも、地上天国の型がそうなので、だから、むかしの21世紀の御論文とか。

 

支部長代理

地上天国とはどういうものかというのを表すのが天国篇で、地上天国の御教えがそこへ来るということですね?

 

楳木代表

そういうことだね。しかし、そのことはずっとメシヤ様はお書きになっているので、だからこれくらいにされたのではないかなぁ、とね。

 

支部長代理

後は自分たちで考えるということですね。

 

楳木代表

後は『天国の福音書』として出していけばよい、と。だから、『天国の福音書』の御構想がやっぱり、ここまで読んでくると・・・。今大阪の方で薬毒に関する医学革命の書をずっと纏めて貰っているのですけども、『天国の福音書』としてはどこまで必要かなっていうことも今気になっているのだけれどもね・・・。

『天国の福音書』だから、天国に住むために、天国に住む、天人になるための書にしないといけないけどね。だから、全体像をどのようにしていったらいいかなぁって事も今、拝読、これを勉強すればするほど『天国の福音書』の構想もまた多岐に深まってくるのかなぁって、今感じながら、だから今、「浄霊」と「祈りの栞に寄せて」の合本も加筆することがいっぱいあるので、中々時間がかかっている。一応、第一回目の校正は上げているのですけども、私がそれでは気に入らないので、一杯付け加えています。それを付け加えて印刷所に入れて、それから、三重支部に送ってもらおうと思っている。9月22日でピッタリ合っているかもしれない。その頃に印刷所に渡すから・・・。(笑)

 

支部長代理

仕事に戻って、忙しくなって・・・。キツイですね。

 

受講者

がんばる!(笑)

 

楳木代表

まあ、これだけ若い人たちがいるから、時間タップリあるので、みんなに廻して校正してくれたらいい。人体図もほぼ書けたので、それに今度私が印(しるし)を入れていきます。「こういう風に浄霊してください」という線を入れてそこに印を付けて、「こういう順番で浄霊してください」と、前と後ろと。昔の人は横も書いていたらしいけど、そうなってくると、ちょっと浄霊がマニアックに成り過ぎるので、一応前と後ろだけで。

○○さんも慰霊ができて良かったね。

 

受講者

そうですね。お位牌自体はまだなのですけれど、凄く気になっていた祖母の位牌が。

 

楳木代表

そうだね。

 

受講者

解決に向かっているので。

 

楳木代表

そういうことをひとつひとつ重ねていけばね。家の方も整っていくので。

それでは時間になりましたので一旦終わらせていただきます。

丁度36(みろく)の時間だね。

 

(司会)

 

司会

以上を持ちまして月次祭を終わらせて頂きます。ありがとうございました。

 

一同

ありがとうございました。

<来月の御教え>

「『文明の創造』天国編 ミロクの世の実相」(文創  昭和二十七年)