メシヤ講座no.171浜松(平成27年4月)

<今月の御教え>

『文明の創造』宗教篇 彌勒三会(文創 昭和二十七年)

 

【メシヤ講座 浜松支部】

『彌勒三会』とは

楳木代表

今、拝読させていただいている仏教に関する内容は、いよいよ佳境に入ってきたというところであります。本日は、『彌勒三会』の意味をメシヤ様が詳説してくださっています。まず『今日迄神秘の幕に閉され、全然判らなかったのであるから、今度私は之を明かにしてみようと思ふ』

ということで、この『彌勒三会』とは釈迦、阿彌陀、観音というその3つの弥勒が会われるということである、と解説してくださっています。今までわからなかったことがこのようにしてわかっていくということであります。

 

『一厘の御魂』

楳木代表

それからその彌勒の順序ということもその次に書かれておりますけれども、後ろから2行目に

『此十八の数に就て、大本教の御筆先に斯う書いてある『今迄は天が六、中界が六、地が六でありたものが、天から一厘の御魂が地に降られたので、天は五となり、地は七となりたのであるぞよ』と。然し此意味は最も深奥なる神の経綸であって、此一厘の御魂こそポチであり、麻邇の玉であり、如意宝珠であり、之によって五六七の御代が生れるのである。』

ということであります。『最も深奥なる神の経綸』と書かれておりますから、『神の経綸』というものはこういうものであるというふうに、まずはしっかり認識して『神の経綸』のことについては心に留めておいていただきたいと思います。

それから『一厘の御魂』このポチがメシヤ様の腹中に宿られて、メシヤ様は我々に絶対力を授けてくださるようになったのだということです。

それと同時にポチが御神体の『チョン』になってきます。宇宙の中の地球を救うために降りてこられたのがメシヤ様でありますので、そのチョンであるというふうに理解しておいていただきたいと思います。

宇宙というのは、いつもお話しますように、科学的には光の速度で拡がっていると理解されていますので、「宇宙」と言った瞬間に“宇宙のことを言ったことにはならない”くらいに、大きく拡がり続けています。宇宙というのは光の速度で拡がっているので、だいたい1秒間に地球を7回半回るスピードで拡がっています。だから今でも拡がり続けているのです。

それ程大きいものなので、私達が「宇宙」と言っても宇宙を捉えたことにはならない。それくらい宇宙は大きな存在です。その中からメシヤ様は地上に降りられたので、大変有難いわけです。

今日も祝詞を奏上したわけですが、この祝詞は7回半折ります。これは7回半折るというきまりになっています。それは光の速度が地球を1秒間に7回半回るので、祝詞も7回半折るということに…。

そういうふうに科学的にわからない時代から、祝詞はそのように折り曲げるというきまりがあります。ですから神様が定めたことなのです。それを、後で科学的にわかっていくということが言えるのではないかと思います。

私達が日々御神体にお祈りをさせていただいたり、こうして月次祭にお参りさせていただいたりするときには、そうしたことを認識するために、『此一厘の御魂こそがポチであり、麻邇の玉であり、如意宝珠であり、之によって五六七の御代が生れる』というところを認識していただけると有難いと思います。

そして『十八』という数の意味も御説明してくださっています。

 

三位一体の力がでる浄霊

楳木代表

次に335ページの1行目に

『茲で伊都能売の意味を解説してみるが、伊都能売とは数でいえば五と三である。即ち五はイヅ、火で、三は水であるから、カミ、神であり、又火と水、イヅとミヅであり、イヅノメ、伊都能売である。そうして火と水の蜜合が光であるから、文字もそうなってゐる。即ち光の文字は、火の字の真中へ横棒を一本入れてある。横棒は水であるから、実によくできている』

手のひらでも良いですし、紙でも良いですから、【火】という字を書いて、真ん中に【横棒】を入れてください。

そうすると、これが【光】という字になっていきますので、これは【火】と【水】のことなのだと。【光】とは。それが蜜合されると【光】になっていくのだということをメシヤ様はこのように教えてくださっておりますので、これを参考にしていただきたいと思います。それから以前にも、昔のメシヤ講座でも話したことがあるのですが、【木】という字がありますね。この【木】という字は、もともとは枝を書いて、根が張っているというのが、もともとの【木】という文字でした。ではどうして今のような【木】になったのかという話をしたことがありますが、覚えている人はいますか?(笑い)みんな下を向いてしまった。(笑い)

これは、中国で初めてこの字を神様から教えられたのですが、だんだんと人間とは何か?とか人間が立派になっていくということはどういうことか、上に立つ者達はどういうことを心掛けていかなければいけないかという、そういったことをずっと求められたときに、実は【木】というものは、見えている枝とか、それから今日は珍しい桜が活けられておりますが、この花の美しさ辞退は素晴らしいのですが、それよりも「見えない根っこの方が大事なのだ」と。それと一緒に人間も上っ面よりも根っこが一番大事なのだ、ということを示されています。

ですから、見えないところを一番しっかりしないといけないということで、この【木】は根を強調するためにこのような字になったのだということであります。文字ひとつひとつが、神様が人間に教えてくれたとともに、人間が神様の意図を求めつつ、“どういうものを大事にして生きていかなければならないのか”ということを、この漢字でわかるように、そのように漢字というものは進化してきたのであります。

もちろん中国で生まれた漢字ですが、日本に入ってきたときに、今、漢字はどのように使っていますか?皆さんは。何を聞いているのだろう?という顔をしていますが。

漢字というのは、音読みと訓読みとがありますね。この音読みと訓読みは日本で生まれた使い方ですね。

しかも、その漢字から平仮名を作り、そしてカタカナを作り、おおよそ外来語はカタカナで表記するというようにして、日本はよそから取り入れたものを日本流にアレンジして、そして素晴らしい文化を築いてきましたので・・・。そういう点からいっても日本の文化というのは非常に素晴らしい、ということが言えるのではないかと思います。

それから引き続き読んでいきますと、

『之によってみても、文字は神が造られた事が分るであらう。処が光だけでは火と水であるから、二つの力で、今一つの力である地が加はらなければならない。といふ訳で光が肉体を透るとすると、肉体は土であるから三位一体の力が出る。浄霊も此意味を考へればよく分る筈である』

と。このように、先程は御神体の意味が理解できる文章を学びましたし、今は浄霊力、神様からは火と水の力が自分に流れてきまして、自分の肉体を透って土の力が加わったときに浄霊という、絶対的な救済力になっていくのだということですので、これからも手を合わせて、「ただ今からメシヤ様、浄霊を取り次がせていただきます」とお祈りしたときには、この四行が頭に浮かぶくらいの気持ちで、神様からは火と水の力がスッと自分にきて、それが手のひらに集中されて浄霊という力になっていくのだということをスッと頭に浮かべて浄霊をしていくと、一層浄霊力が強まってくると思います。

 

浄霊力を弱まらせないために

楳木代表

しかも自分の体を透っていくわけなので、自分の体が汚れていてはその力が弱まってしまいますので、ですから今後とも自分の体を汚さないように・・・。

汚れるということがどういうことかというと、一つは薬毒で汚れていきます。

薬毒を入れると血液が汚れますので、血液が汚れた分、その肉体の各所に固結が生まれてくるので、肉体としては汚れた状態であると。それから今は化学物質が非常に行き渡っていますので、この化学物質がまた血液を汚していきます。

化学物質も昭和20年代とは違って、今はいろいろなところに化学物質が入っています。例えばコンビニ等で食品を買おうとすると添加物の入っていない食品は無いくらいです。コンビニで食料を買おうと思っても、安心して買える食べ物はミネラルウオーターくらいしかないという現状を、今、迎えています。

それから若い方がお亡くなりになったときにしばらく経っても体が腐っていないという状態が起きているそうです。それは何故かというと、防腐剤の入った食べ物ばかりを食べているので、体の中に防腐剤が詰まっているために、お亡くなりになっても体が腐っていかないという、それくらい防腐剤が行き渡っているくらいに食べているということであります。

非常に恐ろしいことであります。

それから、この前メシヤ教の信者さんのご家族が出産したときに、医者や看護師が話していたことが非常に奇妙なことを話していたそうです。「今日の羊水はシャンプーのにおいがしない」と。そういうことを医者たちが不思議がっていたとのことです。

今、ほとんどの人の羊水はシャンプーくさいということです。コマーシャルに影響を受けて、髪をフワッとしたときに香りが良いとか。あれは全部化学物質が体の中に入っていきますので・・・。

そして女性の場合は素早く子宮に行ってしまいますので、子宮の羊水がシャンプーくさくなってしまうということが起きていますので、今はまことに恐ろしい世の中になってしまっています。

ですから戦後生まれの人たちは、高度成長期と同時に、添加物と化学物質がだんだんと増えてくる中で、出産をしたり、誕生したりしてきているので、そうしたものの影響を受けています。そういうことで汚されているので、できるだけ自分の生活の中から添加物の入っていない食べ物を食べていく。それから農薬や化学肥料を使っていない野菜、穀物を食していくことを心がけていただきたいと思います。

その点、肉というものはなかなかそこまで完全な肉というものを探すのが難しいのですが、鹿とか猪くらいは割とそういうものの影響を受けていないので、知り合いの中に「鹿肉があるぞ」という人がいたら、耳に入ったときにすぐに買いに行って、買えるだけ買って冷凍しておけば使えます。「猪を獲ったぞ」という話を聞いたらすぐに肉を分けてもらって、そういうものを使っていくようにしていただきたいと思います。

それから日本海と太平洋側で獲れた魚のうち、中国や韓国に近いところの海洋で獲れた魚というのは注意していかないといけません。中国はあれだけ汚染物を川にどんどん流していますので、その近郊というのは汚れています。

今、おばけくらげというものが見つかりますね。化学物質の影響で肥大してしまっていることが起きていますので、魚をみたときに、まず養殖魚は絶対に食べてはいけませんが。養殖魚をどうして食べてはいけないのかと言うと、今、どこの水族館だったかな?マグロや鰹が大量に死んでしまったというところ。ニュースでやっていたでしょ。(葛飾臨海海水水族館)

鰹は相当回遊して、育っていきますので、養殖という網に囲んで成長させると泳げないので、精神病になっていく。まあイライラしていくので、安定剤を入れていきます。

それと早く成長させるために、成長ホルモンを入れていくので、成長ホルモンと安定剤を入れていくと、人間でいう胃潰瘍のようになってしまうので、胃潰瘍を防ぐ抗生物質を入れていきます・・・ものすごい薬を入れた状態で養殖されていくので、見た目はよくても、これほど恐ろしい食品はないわけなのです。まず養殖は全部排除していくと。

それからその次に産地を見ていくと、これは非常に問題発言になるのですが、やはりまだ福島近郊ではあれだけ汚染された水が垂れ流し状態ですので、やはり魚自体もまだまだ汚染されている状態でありますし、その海流がどのように流れているかということで、今、台湾からは千葉県産のものも輸入禁止という措置をとっていますが、様々な情報を集めながら汚染されたものを輸入しない方向で動いているということを、我々はニュースを見ながら「いやらしいね」とかいうような言い方だけではなくて、やはり危険な食物というものはできるだけ自分の生活の中から排除していくということを考えていかないといけないのではないかな、と思います。

そのように食べ物に気を付けていくのと同時に、我々の精神面ですね。

言霊が最近の若い人の言葉遣いとかいろいろあるのですが、ローマ時代から「今の若い者はなっていない」と言っていたわけなので、人類の歴史上、いつも若い者の言い方というのは、不適切というか、相応しい言葉ではないものがたくさん含まれているのです。その中から良い言葉遣いと、良くない言葉遣いとを選別しながら言葉を練っていくということを心がけて、それで魂を汚さないようにしていきたいと思います。

 

お釈迦様、阿彌陀様について

楳木代表

それでは次に335ページの後ろから3行目、引き続いて読みますが、

『話は戻るが、曩(さき)に述べた処の、釈迦、阿彌陀は印度人種と言ったが、之は只観音との対照の為であって、根本からいへば、ヤハリ日本の神で、只霊体だけ渡られたのである。其霊とは即ち釈迦は稚姫君命(わかひめぎみのみこと)であり、阿彌陀は神素戔嗚尊である。従ってそれ迄のインドに於ける大自在天を主としてゐた民族こそ、真正の印度人種である事も知らねばならない。』

ですからこの前の前の項でお釈迦様と阿彌陀様は印度人であり、観音様のもとである伊弉諾尊様は日本人であるということを対比して学びましたが、今度は霊体でお釈迦様がお母様の腹に宿ったときに、稚姫君命様が宿られたということですね。中に入ったということです。

阿彌陀様も受胎したときに、神素戔嗚尊が宿られたのだと。

それでは神素戔嗚尊はキリスト教も作ったのではないかということからすると、これは分身霊となったのだ、と。

この分身するときになぜそのようにして阿彌陀様に入ったのかというと、これは前に学んだところの、素戔嗚尊が朝鮮半島から日本へ武力で押し寄せてきて、そして伊都能売神皇様の皇位を奪ったと同時に、皇位を譲られた天照天皇を殺害してしまったということで伊弉諾尊様のご勘気に触れてしまいました。ご勘気に触れて追放になったときに遣われたのが、中国から宮崎県の高千穂に移り住んでいた瓊瓊杵尊様のお孫様が遣われて、討伐に出て素戔嗚尊の一行を全部征伐して、その御方が神武天皇になったということです。

ですからメシヤ様が昭和元年からずっと教えらえた内容を紙に書いた便箋を全部焼き捨てたというのは、この現在の皇室が中国人だということを明らかにしてしまうと、その当時は不敬罪に問われるということで全部焼いてしまわれたということであります。そうしたことも私達はこの『文明の創造』を拝読することによって、本当に隠された真相というのを知ることができるので大変ありがたいと思います。

討伐されて御魂は、伊弉諾尊様に対してはやはり名誉挽回をしないといけないので、それで御魂が阿彌陀様に入ったということです。

そして一方はイエスキリストに付いたということです。

そしてキリスト教と阿彌陀様というのは仏教の中で日本に入ってきた時には、浄土真宗と真宗の御本尊でありますので、仏教の各派の中では一番大きい組織を作って、そして世界ではキリスト教という、どれぐらいキリスト教の信者がいると言ったかちょっとはっきり覚えてないですが、相当な数のキリスト教圏を作り上げてきました。

ですからこのキリスト教というのはそういう素盞鳴尊の影響を受けているので非常に闘争心が強いわけなので、十字軍というのを初期の頃は作ったわけです。

そして十字軍がアラビア方面に行って、そして向こうの物を全部奪ってきたのが今の大英博物館です。大英博物館に展示されているものは全て戦利品でありますので、その戦利品の中にアラビア人が使っていた数学とかがあるわけですよ。その数学があまりにも素晴らしいので、現在で私達が使っている数字はアラビア数字ですよね。

だから、何故アラビア数字を今数学は使っているかというと、元々はアラビア人が非常に素晴らしい数学を打ち立てていて、キリスト教社会を驚愕させた。そういうことが根っこになっている、と・・・。

そして、それが根っこになっているので、キリスト教圏はそれを挽回しようということで現在の学問体系を作り上げてきました。ですから、現在の学問体系を作り上げてきたので今の学問が嫌いだという人は頭が悪いということではないわけなのです。

嫌いだというのは、そういう魂の根っこが、キリスト教圏が、そういう形で今の学問体系を作ったというのを知っているので、少し嫌いになっているわけなのです。人間は嫌いになると頭が働かないので、それで成績が上がらないわけで・・・。だから好きなものは成績が上がっていくでしょう?皆さん方も。趣味の世界では相当集中力ができるわけなので、そういうことにこだわらない人が現在の学問体系をスッと受け入れて成績優秀になっていくということで、まあ、非常にややこしい話なのですがね。

だから一概に、「あんた頭悪いね」とか、「頭良いね」とか、いうふうに一概に言えるものでもないのだということを我々は腹に置いて人を見ていかないと、“三千年間の流れの中でこの人はどういうお役のある人か”“どういう役目を神様からいただいたのか”ということがわからないので・・・、このメシヤ様が教えてくださったことをしっかり自分の腹に入れて、生活をさせていただければいいのではないかなあ、と思います。

 

メシヤ様の本筋の御神業を進めるということ

楳木代表

そして、いよいよ最後になってきますけれども、336頁の後ろから三行目に

『又古くからの伝説にある支那の聖王母であるが、聖王母は月の神の化身であって、其庭にある桃の木から、三千年目に一度桃の実が生り、之を貴重な宝として、天の大神様に献上するといふ事や、印度の伝説にある三千年目に転輪菩薩が生れ、其菩薩が現はれるや万民は救はれ、此世は天国楽土となるといふ意味も、今度の事の予言といってもよからう。』

ということですから、今メシヤ様の本筋の御神業を進めるということでメシヤ教は今進めようとしていますが、これはこの三千年目に一度実る桃の実のこととか、転輪菩薩が現れると万民が救われて天国楽土ができるという、そういうことをしようとして今私たちは進み始めているのだというふうに受け止めていただけると、大変ありがたいと思います。ですから今度の事というのは、実は一つはメシヤ様がこの『文明の創造』を書いているということです。その『文明の創造』を書く中で本日の、『彌勒三会』をお書きになったすぐ後にこういうことを述べております。

『西洋文明は悪の文化です。ところが、悪の文化は必要なんです。物質文化は神を否定しなければ発達しないんですからね。ですから、いままでは西洋文明で良いんです。だが、それではどうしてもいけない。結ばなければならない。中(ちゅう)の文明ですね。いま私が書いている『文明の創造』それが根本なのです。いままでの文明はどっちかに偏っている。つまり、左翼と右翼ですね。どっちもいけない。左翼にあらず右翼にあらず、左翼であり右翼であり、その中心を結んだそれが本当のものです。『文明の創造』はその結んだものですね。』

というふうに書かれておりますので、この『文明の創造』を通してですね、御神業を進められようとされたのだということを深く受け止めていただきたいと思います。

やはりこの『文明の創造』という本は本当にありがたい本だなあ、と思わせていただくと同時に、「この本をより一層普及していかないといけない」と思わせていただきました。

そして最後に、観音様と大仏のことについて触れられておりますので、これから仏閣などを訪ねていった時には、大仏があるのは、これは日本外地の仏を象徴しているのだと。そして観音様は日本内地の仏を表しているのだというふうに受け止めていただいて、仏閣を訪ねる時にはそうしたことも思い浮かべながら訪ねていただければありがたいと思います。

最初にそうしたことを確認させていただいて、いつものように質疑応答に移りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

この御教えの中身とそれから今月のメシヤ講座・特選集の中からでもいいですし、日頃疑問に思っていることでもいいですので、何でもお尋ねいただきたいと思います。

特にないですか?

参加者

特にないですかって。質問。

楳木代表

今日のところで何か質問とかあれば。

参加者

あ、はい。この本ですか?

楳木代表

うん。この本でもプリントでもどっちでもいいです。

十八という数字

参加者

この本で「十八」の縁起が良い理由というか・・・私も「八」っていう文字が昔から何故か好きだったんですけど、ラッキーナンバーも「八」なんですけど、何かその「八」っていうのにピーンと来て、「十八」が、そもそも縁起が良かった原因が何かがちょっと気になりますね。

楳木代表

今日ここを読んでみて大分わかったでしょ?「十」というのは縦横結ぶので、完成するという意味があるし、神様に通じるというのが「十」という文字なのだと。「八」は末広がりとかいうので広がっていくという、そういう働きが「八」にはあるのだと、いうふうにここに説明してくださっているので、まあそういうことから「十八」という数字は縁起が良いと思われてきた最大の理由だと思うね。

それから、さっき富士山が見える、見えないという話を随分したけれども、富士山の形がまた「八」のように見えるから、だから富士山そのものの形が見ただけでやっぱり気持ちがいいという理由でもあるわけね。

それから今度「十」が十個集まると百になって、これが「もも」というふうに・・・「百」は「もも」と読むので…。

「桃」というのは今日も拝読したように三千年に一度桃の実がなるという特殊な桃の木があって、それが三千年に一度実るとこの世の中は天国になっていくとかいうふうに昔からの言い伝えがあるので、何故桃がいいのかというと「十」の完成したものがまた十個集まると更に完成していくので、それを「もも」と読ませて桃というのは非常に完成されたものなのだと、まあそういうふうに段々と理解を深めていただけると・・・

参加者

そうなんですね、はい。難しいことっていうのは中々理解が遅いんですけど、段々と後から「ああ、そうだったんだ」と理解するのはよくあるんで、まあそうやって分かってくと思うんですけど。

楳木代表

だから何回も繰り返し読んでくと、まあここに集まっている人達は1ヶ月にいっぺんこの一項目ずつ読んでいるので、30回は読んで集まってきてもらっているわけ。

今日から。今日読んだところは毎日毎日読んでもらっているので、「ああ、あの時のメシヤ講座であんなことを言っていたなあ」と思いながら読んでいくと、段々それが自分の中にスーッと入ってくるようになるので。

まあ、そういうふうにして読んでいただけると理解が一層深まってくるのではないかなあと。

参加者

この本は・・・

楳木代表

これね、三千円なの。

参加者

読むなら貸してあげるから、自分で本当に買いたくなった時に買えばいいよ。

楳木代表

うん。まあ、貸してもらって読んで面白ければ自分で買ってくれればいい。

参加者

あ、はい。

楳木代表

私、おばあちゃんが生きている頃に時々行っていたけれども。

参加者

 

あ、そうなんですか。

楳木代表

うん。一度も会ったことないね。

参加者

あ、ないですねえ。

楳木代表

ないよね。

参加者

あの写真、おばあちゃんの浄霊する部屋に飾ってあったんですよ。

楳木代表

うん。御奉斎してあったね。あの小屋に私も毎月に一回、訪ねていっていた。

参加者

あ、そうなんですね。

楳木代表

まだ元気な頃にね。まだあの頃はちっちゃかったでしょ?

参加者

多分、ちっちゃかったと思いますね。

楳木代表

あの小屋はまだあるの?

参加者

ないです。

参加者

あれはもう取り壊して・・・

楳木代表

プレハブだったからね。

参加者

シロアリが何か凄かったんだよね?

楳木代表

ああ、そう。じゃあ、あそこで今、畑か何かしているの?

参加者

畑ではないんですけど、前まで青いシートで覆ってあって、もう本当に何にもない・・・今はどうなってるかわからないですけど、ボコボコっとした砂利の土手になってしまっていました。

楳木代表

ああ、そう。

後はいいですか?他に。

 

御守護報告

参加者

報告ですが、○○さんの娘さんの旦那さんが4月から会社に行けるようになりました。

楳木代表

あ、そう!

参加者

御守護いただいて。

ですがその家が、何かいつも誰かの気配がするって言って、物音がするとか色んな・・・みんながそれを感じているみたいで。それはどのように対処したら・・・

楳木代表

できれば、信仰に入って御神体を御迎えして毎日祝詞を奏上すると、そういう音は段々消えていくけれどね。それか毎日、『祈りの栞』の天津祝詞をしばらく家の中で奏上して、その音が聞こえるか聞こえないかを見て、次は善言讃詞をあげて、どっちの効果があるかによって、その音を出しているものが分かってくるので。

だけどそういう事を考えるよりも、ここへ家の誰か代表者が御参りに来て光をいただいて家に帰るようにしていくと、家が変わってくるのではないかなあと思いますね。

まあそんな話をしてみて。御守護いただいたのであれば。浄霊をだいぶしたの?

参加者

あんまりしてないと思うんですけどね。一応気持ちはいつも気にはしていたと思うんですけど。

楳木代表

うん。なるほど。まあ、でも良かったね、出勤できるようになったらね。

参加者

はい。

 

国常立尊様の力が強まっていくことへの対応の仕方

楳木代表

それとですね、このメシヤ講座の今月の特選集では、『メシヤ降誕本祝典』記念大祭の私の挨拶でありますので、私の挨拶の、これから一番の課題は、『メシヤ様』というふうに唱えるようにみんなに広げていくという取り組みをするのですが、この『メシヤ降誕本祝典』を記念する大祭をずーっと重ねていくということは、『メシヤ』という御存在の認識が深まり、その働きの中には国常立尊様の御働きが強まっていくというふうに教えられておりますので、国常立尊様の力が強まっていくということは、立て分けが行われていくということになっていきます。この立て分けとは一体どういうことかということと、立て分けに対して私達がメシヤ教として備えていく準備をこれから整えていかないといけないことがありますので、6月15日に出版する予定でした『天国の福音書』続篇(二)の信仰篇ということで、浄霊力拝受の時に買っていただく『浄霊』の本と『祈りの栞に寄せて』の本の合本を、今作ろうとしているのですが、最後に入信の入会の、いわば条件というのを決めていかないとこの本は完成させることができないので、どうしても最後のところを書くことができませんでした。

それでメシヤ様にどうしてもお尋ねしないといけないので、メシヤ様にお尋ねしたところ…。

要は他所の教団に所属していた人とかが、薬と浄霊をこう併用してずっとやって来て、そしてこれは間違っていると思ってメシヤ教に入会したいと言った時に、許可をしていいかどうかということがどうしてもメシヤ様にお伺いしておかないといけないので、「私でもいいよ。無差別でどんどん入れていくよ」ということでいいのかどうか、メシヤ様にお尋ねする機会があったのでお尋ねしたのですが、そうしたところ、メシヤ様は、『真に改心した者は入れてやりなさい』と。そういう御言葉でした。それと、『入れてあげると(人差し指を立てて)これだけの献金が入るからそれを天国建設に使っていきなさい』という言葉をいただきました。

(中略)

メシヤ様が、御浄化に入られて、メシヤ降誕仮祝典を執り行った時に、大きく二つの事が我々に課せられているものがあります。

その一つは、メシヤ様はおひかりという文字を御書きになることができなくなったので、おひかりについては印刷をして御下付するということを理事会で決めました。そのことを阿部執事が報告したところ、メシヤ様から、『うん、まあ、それでもいい』と。『しかし、本当はもう御守りはいらないのだ』と。メシヤ様に、名前と職業と年齢と住所、そうしたものを報告すれば浄霊力は授けると、いうことが一つありましたので、それで今のメシヤ教は、お金を一切いただくこともなく、希望する人にはみんなに浄霊力を授けていっております。これはこのままずっと引き続き、大勢の方々にお伝えしてその恩恵に浴していただきたいというふうに考えております。

もう一つ、メシヤ様が課題として出したのは、『これからは想念の世界なのだ』と。『御念じしなさい』というふうに仰っておりますので、(詳細については割愛します)

そういう取り組みを、これから国常立尊様の御働きが強くなることに対する対応の仕方としてそういうものを準備していくというふうに心に留めておいていただきたい、というふうに思います。

そのことをお願いさせていただいて、時間になりましたのでこれで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

参加者一同

ありがとうございました。

 

[メシヤ講座no.171浜松支部 2015(平成27年)4月]