メシヤ講座no.169三重(平成27年2月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 伊都能売神」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』322ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

仏教が日本に定着した理由

楳木代表

本日は伊都能売の神様ということで拝読をさせていただきました。

メシヤ様の御教えの・・・この世の中を最終的に救済する方法として、一つは『宗教改革』を行う、と。それからもう一つは『医学革命』を行う、ということで御神業を進めると御教えいただいておりますけども、我々がメシヤ様の御教えに触れるまでとても不思議だったのは、“仏教がインドで作られた教えであるのに、なぜ日本人にここまで取り入れられていったか”ということです。

本日の『伊都能売神』という御教えから、“日本の神様の教えがお釈迦様に伝わって、そして仏教ができた”という元々は日本の神様の教えなので、日本人が容易に受け入れることができたということが分かるのではないかと思います。

 

三千年来の罪穢れのスタート

楳木代表

それでお釈迦様に何を教えになったかということですが、3000年前に素戔嗚尊が朝鮮半島から武力を持って押し寄せてきた時に、当時日本を統治されておられた伊都能売神皇様は絶対平和主義を貫かれて、インドへ下っていかれました。通常いろんな宗教が「三千年来の罪穢れ」と言っておりますが、その本質は一体何かと言いますと、それまで徳によって治めていた日本の統治者が素戔嗚尊に変わる時に、素戔嗚尊は武力によって押し寄せてきたのでそれを日本人は受け入れましたが、伊都能売神皇様は受け入れなかったのです。日本人が受け入れてしまったということが三千年来の罪穢れのスタートであります。

 

紀元節の紀元

楳木代表

もう一つは伊都能売神皇様はインドへ行かれて素戔嗚尊が日本を統治したのですが大方統治が行き渡った頃、300余年経った頃、治世が酒色によって乱れて行って、その時に中国から宮崎県の高千穂に移住して密かに潜んでいた瓊瓊杵尊の孫に当たる後に神武天皇になられた方が遠征にでております。乱れた治世を一気に征伐して統治を狙おうということで東征に向いました。そして、即位したのが一昨日の紀元節の紀元ということになっています。

 

神武天皇は稲作、治水工事、製鉄技術を教えたとする学説

楳木代表

最近は学者たちも随分と神話の裏付けになる資料を集めてくれるようになりましたので、わかりやすくなってきましたが、神武天皇が宮崎の高千穂から東に向かってやってくる時に、武力だけではなくて3つのことを行いながら統治するよう働いていたというのは最近の研究で報告されています。

伊都能売神皇様が治めていた時は縄文時代ですが、弥生時代はなぜ弥生時代というのでしょうか。稲作をするようになりお米を食べるようになったからです。それではお米はどこから入ってきたのでしょうか。縄文時代の主食は栗だったのでそのあと里芋を食べるようになりました。それが弥生時代になるとお米を食べるようになりました。お米は誰が持ち込んだのでしょうか。こういうことは学校では教えてくれません。研究している人たちが段々わかってきたのですが、神武天皇の祖父が中国から持ち込んできて300余年高千穂に潜んで稲作を始めて東征に出て段々山陽道を通って関西に行くその道程(みちのり)の中で稲作を教えていったという説が発表されています。

見た目には米の作り方を教えたのと、灌漑工事の仕方とか治水工事を教えながら討伐していったということがわかってきています。それと鍬を使わないといけませんので製鉄技術を教えました。この3つを人民に教えながら行ったのでみんな神武天皇を受け入れたということです。

 

受講者

その頃から製鉄技術はあったのでしょうか。

 

楳木代表

中国には青銅器とかの古いのがあるでしょう。3000年以上前にあの技術が中国にはあったのを持ち込んで来て日本人に教えていったのです。

宮崎駿の「もののけ姫」で製鉄工場が中心に描かれているでしょう。あの時代は製鉄技術が盛んだったのです。そういうことを日本人が受け入れたので神武天皇の治世になっていったのです。

 

受講者

高千穂という地名も稲作にピッタリですね。

 

楳木代表

高いところに千の穂があると付けているところがね。

 

日本には昔から文字があった

楳木代表

それでこれが日本で起きたのですが、伊都能売神皇様はお釈迦様の皇太子時代に何を教えたかというと・・・今日初めて参加された方、日本には昔から文字があったということは聞かれましたか。

 

支部長代理

御神体の『○ヽ』「ア」のことはお話したと思います。

 

楳木代表

ホツマツタエの話は聞いていないかな。例えば平仮名の「あ」という字は安心の「安」という字から「あ」を作りました。「い」は以上の「以」から作りました。「う」は宇宙の「宇」です。「え」は・・・

 

受講者

江戸の「江」ですか。

 

楳木代表

「「衣」から作ったと言われています。「お」は「於」からです。

そうしますと、漢字を当て嵌める元々の文字がなければ平仮名は作れないのです。

昔から「あいうえお かきくけこ さしすせそ・・」という一覧(五十音)に相当する文字が日本にはあったのです。

「い」洞窟の中は冬は暖かくて夏は涼しいでしょう。夏がわかりやすいのですが、中は涼しく外は暑いので寒暖によって風が生まれます。温度差によって風が吹いてくるのです。ですからこの温度差を表すので洞窟の形の

が風を表す言葉になっています。

「う」三角は炎、火です。火の形が三角で「う」と言います。

「え」は川を表しています。水という意味です。

「お」は四角く囲って点を打ちます。ですから「お」は土とか土地の意味があるのです。「国」というのも同じ意味があります。

「あ」「い」「う」「え」「お」は仏教で言うと五輪塔になります。

「ウツホ」「カセ」「ホ」「ミツ」「ハニ」が五輪塔の源になっています。ですから仏教の教えも元は日本の言葉の構成とかを伊都能売神皇様がお釈迦様に教えた内容だったのです。だからそれが日本に入ってきても精神が日本の内容だったのでスーっと受け入れることが出来たわけです。

 

【ヲシテ文献から、ヲシテ時代の哲学が読み取れる。すなわち、5母音は、ウツホ、カセ、ホ、ミツ、ハニに分類され、それぞれ下図の意味を持つとされる。

意味に関してはヲシテ文献にその記述があり、解釈は研究者によって見解が異なる。以下は池田満による解釈。

「ウツホ」:気体、大空のように目に見えないもの、始まっていないこと

「カセ」:温度の低いエネルギー、風のように太陽の熱で空気が動くこと、始まったこと

「ホ」:熱いエネルギー、炎のようにエネルギーが生み出されていること、動いていること

「ミツ」:液体、水のように様々に変化すること、影響を及ぼすこと、変化したこと

「ハニ」:固体、大地のように安定した状態になったこと、成熟したこと

(Wikipedia:ウィキペディア 最終更新 2014年9月18日 (木) 14:59)】

 

仏壇の御位牌は仏教ではなく儒教

楳木代表

受け入れるときに同時に仏教は中国大陸を渡ってきましたので、中国を通って来るときに儒教を拾って来ています。仏壇にある御位牌は仏教ではなく儒教なのです。

御位牌は黒塗りに金泥(きんでい)と言って金の泥で書いていますがこれが儒教の形式なのです。しかし仏教に含んで儒教が入ってきましたので御位牌が生まれました。それまでは日本の場合は神道でしたので木札に黒い墨で文字を書いた位牌だったわけです。

だけどその木札よりも御位牌の方が豪華に見えますので御先祖を祀るのは良いということで日本人がスーっと受け入れたわけです。ですから仏教が入ってきた時に御位牌は仏教の一つだと思って受け入れたのですが、実は儒教だったということです。

そういう入り方をしておりますので、本日の伊都能売の神様の御論文を読みますとインドで生まれた仏教がどうして日本に定着したのかということが良くわかるのではないかと思います。

 

私たちの体は化学反応だらけ

楳木代表

それから愛媛の高校生が科学研究で総理大臣賞をもらいました。

クマノミという魚だけがイソギンチャクの中に入っていけるのはなぜかを解明したのです。他の魚は近づくと毒針にやられるのです。あの魚だけは毒針が刺さってこないそうです。表面のマグネシウムの濃度が他の魚と違うのです。濃度の低いものを刺すのだそうです。

クマノミだけは濃度が高いので刺さない。化学反応で刺すか刺さないかがわかったということを高校生が論文に書いて発表したのです。

凄い高校生がいたものですが、このニュースでなぜ感動したかと言いますと、私たちの体の中も化学反応だらけなのです。

〝フッ素が歯に長く定着する″という宣伝があります。歯が丈夫になりそうで良いなあと思うでしょうが、実は濃いフッ素はネズミ捕りとかゴキブリ退治の薬の成分なのです。

ですから歯に定着しますと言いますがフッ素を飲み込んで胃に入ったらどうなるかということです。胃酸が出てきますと、反応して油に溶けやすい性質に変わるらしいです。

それで私たちの細胞というのは細胞膜ですね、高校生の時に細胞膜を習ったでしょう。酸素を取り入れて二酸化炭素を出すというように、油に溶けやすいからそのように通過できるわけです。フッ素も胃に入って胃酸と反応すると脂溶性と言って油に溶けやすい性質を持ちますので、細胞をどんどん通過していって血液の中に流れ込んでしまいます。

血液の中に流れ込むとフッ素はカルシウムと化合してしまいます。すると今度は血管の壁に沈殿して、カルシウムとくっつくが為に血液の中のカルシウムが薄くなってきいいますので、骨からカルシウムを取り出そうとします。これが日本人が今、遭遇している骨粗鬆症の原因の一つになるのです。そういうことがフッ素から起きてくるのです。

 

受講者

いやあ、歯磨きも怖いですね。

 

楳木代表

フッ素の入っていない歯磨きだったら良いのですよ。

それで血管の中に沈殿するということが大きな意味を持っているのです。我々は浄霊するときに前より後ろの方を長くしますね。それは夜寝ている間に薬毒が背中側に沈殿するので、 『後ろ側に溜まりやすいので後ろ側を長くやりなさい』とメシヤ様は昭和20年代に御教えくださっておられます。そのころはまだこのような化学式も解明されていなかったでしょうが、下にして寝ている方が痛みが出たりするのはそういうわけなのです。

このような薬毒論は、有機化合の学問を学ばないと分からない面があります。

そういうことが最近専門家と話しているうちに分かってきましたので、メシヤ様の薬毒論の科学的説明を一緒に書けたら有り難いな、と考えているところです。

薬毒が体に残って沈殿するということは有機化合で解明できるということを教えてくださいましたので、大体高校生の科学を基礎知識として持っておけば有機化合の化学式を理解できますので、そのレベルでわかる論文を作っていきたいと願っています。

 

【フッ化ナトリウム

フッ化物塩は、歯のエナメル質成分ハイドロキシアパタイトと反応してフルオロアパタイトを形成させて歯牙の耐酸性を強化すると考えられている。アメリカ合衆国では水道水にフッ化物を添加する目的にフッ化ナトリウムが使われていたが、ヘキサフルオロケイ酸 H2SiF6 やそのナトリウム塩 Na2SiF6 で置き換えられた。歯のう蝕を予防するために、歯磨き粉に添加されることもある。(Wikipedia:ウィキペディア 最終更新 2013年4月13日 (土) 17:38)】

 

癌が出来るメカニズム

楳木代表

それから今細胞の話が出ましたので、癌ができるメカニズムを聞いたことがありますか。

高校時代〝生物″の授業があったかと思いますが、〝細胞分裂″のことを習ったかと思います。細胞分裂というのは核が二つに分かれますが、遺伝子がついて並んでいって核に引っ張られながら二つに割れて細胞が生まれます。それでこの細胞が生まれた時に人間は倍々で・・・およそ男の場合は25歳を頂点にしてそれ以上身長は伸びません。女の人は19歳でそれ以上身長は伸びないのですが、それは細胞分裂の時に必ず片方の細胞が死ぬからなのです。そういうふうにシステムがなっています。

しかし、癌細胞は薬毒や化学物質が加わったがために正常な細胞分裂ができなくなって、片方が死ぬスイッチが入らないのです。だから細胞分裂すればするほど塊になっていくのです。それで癌細胞が人を殺すわけではなくて癌細胞が臓器を圧迫して、本来の臓器の働きができなくなるので、結果として病気症状が生まれてくるのです。それで医者たちはこの癌の塊を切除して治したと言っているのです。これは取っただけの話で治したわけではないのです。

手術で臓器を切ったとして全部縫合するかというと全部縫うわけではないですね。間隔をおいて止めていくだけです。あと治すのは自分の体が自分の体を治していくのです。医者が治していくわけではないのです。癌は細胞が死なないので勝手にどんどん増殖していきます。これが癌の実態なのです。原因はおよそ化学物質か薬であるということです。

今は製薬会社の中では薬を作るときにできるだけ人間に副作用が起きないのを目標として作ってはいるのですが、副作用が起きない薬というのはこの世の中にはありません。

それからもう一つはどのような食べ物でもコンビニなんか行きますと袋の後ろを見ればわかりますが、添加物だらけですね。この添加物はほとんど化学物質ですので、天然由来の添加物というのはほんの一部です。科学的に作られた添加物が体の中に入ると癌が出来るということになります。正常な細胞分裂を妨げる働きをしていくのです。

ですからこれは高校生のレベルの生物を習った人は癌のメカニズムは一回聞けばすぐわかります。癌を予防するためには添加物のない食べ物とか農薬とか化学肥料を使わないお米を食べていけば癌にはならないわけです。

しかし、現在はPM2.5が飛来してきますので、そういう時には外出を避けるとか防備を固めるとかしていかなければいけません。

 

『道法禮節』の御教えを再確認しよう

楳木代表

そうしたことを教えていくということも『医学革命』の御神業の一つですので、今日は伊都能売神皇様のお話の中から『宗教改革』をしていくときにこのことが分かれば仏教のことが理解できると。そして御釈迦様に教えた内容は日本が元々積み上げてきた教えを御釈迦様に教えたのだと。それがメシヤ講座のプリントの後ろの方に書いてあります。

5ページ目の下の方に「御教え『観音講座 第二講座』内『道法禮節』 (昭和十年七月二十五日より)」

というのが書いてあります。

これが日本の伊都能売の神様が御釈迦様に教えた基礎なのです。この『道法禮節』というのはね。ですから後でまた読んでみていただきたいと思います。

最初に『伊都能売神』ということでそういうことを確認させていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

質疑応答

受講者

『此(この)修行の期間に就(つい)て、諸説紛々としてゐるが、私は七ケ年と示された。』と書かれています。『示された』というのは〝昭和元年の神罹りの時に観音様から教えられた″という意味でしょうか。

 

楳木代表

観音様から教えられたというより主神様からですね。

 

『アバロキティシュバラ』の御名について

受講者

最後の箇所に『そうして観自在菩薩は、終りには観世音菩薩と御名を変へられたのである。之は梵語(ぼんご)ではアバロキティシュバラの御名であったが、後支那(シナ)に於ける鳩摩羅什(くまらじゅう)なる学者が訳され、観世音と名付けられたといふ事になってゐる。』と書かれています。このアバロキティシュバラの名について調べてみました。

「アバロキティシュバラ」は「アバロキタ」と「スヴァラ」という2つの語源があります。

「アバロキタ」は〝観察する″という意味があり、「スヴァラ」には〝音声″という意味があります。さらに「アバロキタ」は「ロカ」という語源も含んでおり、これは〝世間″という意味があるそうです。ですから全体で「世間の衆生が苦しむ全ての声を聞き取る」という意味になるそうです。「スヴァラ」には〝自在天″という意味もあるらしいです。

 

楳木代表

それを元に来月の御論文を読むとよりわかりやすいですね。来月拝読する前にまた言ってください。そうするとより一層来月の御教えが理解できます。

 

受講者

はい。わかりました。

 

楳木代表

結局自分が日本を出て行って〝出て行った日本を観ている″ということも観音の名の意味には入るのだと思います。梵語の方がわかりやすいね。観音と言ってしまうと意味がわかりにくくなりますからね。

 

受講者

〝世の中の音声を観察する″〝世間の人々が苦しんでいるそういう声を聞き取る″

そう言う意味になるそうです。

 

楳木代表

観音様というよりそちらの方がわかりやすいですね。

 

受講者

『観自在菩薩は補陀洛(ふだらく)山上柔かき草地の上に金剛精座を出来、二十八部衆を随(したが)へ結跏趺(けっかふ)坐(ざ)して説教をされた云々(うんぬん)』の『金剛精座を出来(しゅつらい)』の書き方ですが、御教えの出典によって異なります。

『観自在菩薩は補陀洛(ふだらく)山上柔かき草地の上に、二十八部衆を随(したが)へ、金剛宝座に結跏趺(けっかふ)坐(ざ)して説教をされた云々(うんぬん)』と地上天国二十九号 昭和二十六年十月廿五日には記載されています。

 

楳木代表

ここは私も引っ掛かりがありました。『二十八部衆を随(したが)へ、金剛宝座に結跏趺(けっかふ)坐(ざ)して説教をされた』と昔から読んでいたように思ったのですが・・

 

(支部長代理)

この件について後に先生に以下のようなメールで御指導賜っており、非常に学びになると思いますので掲載させていただきます。

善財童子と『伊都能売(いずのめ)の教え』

(支部長代理)

善財童子について図書館で華厳経関係の図書を調べたのですが華厳経の解説書ばかりで華厳経そのものはおいてありませんでしたので、「金剛精座を出来(しゅつらい)」について調べきれませんでした。

(楳木代表)

これも梵語を訳したものなので、と考えれば、それを更にメシヤ様が言い回しをこのようにしたとも思えるところがあります。

それを活字にした際に、担当者が判断したところがあり、言い回しを現代に併せた面もあるかも知れません。

(支部長代理)

しかし、調べていて面白いことに気づきました。

華厳経はズーッと難しいことが書かれているのですが、その最後に善財童子の物語が書かれているのです。善財童子が悟りを開くために様々な善知識と呼ばれる指導者を尋ね歩く物語です。そしてその指導者の数が53人なのです。53人のうち20人が女性で、菩薩以外にも長者・賢者・婆羅門・外道・夜神など、様々な存在者が交じっています。そして観音菩薩は28番目に、弥勒菩薩は53番目に登場します。

世のすべての象徴的な人材との出会いを善財童子は次々に実現していくのです。

(先生)

この数字は面白いところがあります。

(支部長代理)

これは正に伊都能売(いずのめ)の教えを求める人生の旅路をあらわしているのではないでしょうか。

後に東海道五十三次という数字にも引用されるように・・・

 

『総篇  救ひ主と贖罪主  (文明の創造  昭和二十七年)

五十六億七千万年後ミロクの世が来ると曰はれた。併しよく考えてみると、いくら釈尊でも其様な途轍もない先の事を予言する筈はない。第一そんな先の事を予言したとて、何の意味もないではないか。何故ならばそんな遠い時代、地球も人類もどうなってゐるか、到底想像もつかないからである。之は神示によれば五六七の数字を現はす為で、此数字こそ深い意味が秘めてあった。』

 

(支部長代理)

お釈迦様が567の数字を知らせたかったようにこの善財童子の53人の善知識に会う旅もまた『53』の数字すなわち『伊都能売(いずのめ)の教え』であるということを知らせたかったのではないでしょうか。

(先生)

28も二十八部衆一人ひとりに伊都能売神皇様の教えを実際面と対比して確認したとも思えます。53は正にそのことだと受け止められます。

 

【善財童子

善財童子(ぜんざい どうじ、Sudhanakumara)は、仏教の童子の一人であり、 『華厳経入法界品』、『根本説一切有部毘奈耶薬事』など に登場する。

概要

『華厳経入法界品』については仏道修行する内容で広く知られる

華厳経

『華厳経入法界品[2]』に於いて、インドの長者の子に生まれたが、ある日、仏教に目覚めて文殊菩薩の勧めにより、 様々な指導者(善知識)53人を訪ね歩いて段階的に仏教の修行を積み、最後に普 賢菩薩の所で悟りを開くという、 菩薩行の理想者として描かれている。 善智識の中には比丘や比丘尼のほか外道 (仏教徒以外の者)、遊女と思われる女性、童男、童女も含まれている。

東海道五十三次

一説には、江戸時代に整備された東海道五十三次の五十三の宿場は、善財童子を 導く五十三人の善知識の数にもとづくものとされる。

紅孩児

明代に集大成された西遊記では善財童子は紅孩児が観音菩薩に帰依した後の名とされる。(Wikipedia 最終更新 2014年11月17日 (月) 15:48)】

 

 

観音様が日本人である証(あかし)

受講者

それから赭色(あかつちいろ)とルビを付けましたが、辞書によっては赭色(あかいろ)とも読めるようです。

 

楳木代表

赭色(あかつちいろ)と読んだほうがわかり良いし感じが良いですね。

ここはね、阿弥陀様の仏像とか見ますと頭にポツポツポツとあるでしょう。あれが天然パーマなのです。観音様を見てください。直毛で結ってあるでしょう。これが日本人という証なのです。御釈迦様とか阿弥陀様はポツポツポツとコブみたいなのがついているのです。

髪の毛が天然パーマだと言う意味なのです。

 

受講者

日本人で天然パーマの人もいますね。

 

順列組み合わせ

楳木代表

それは中学の理科で習ったでしょう。

優性遺伝子と劣性遺伝子の掛け合わせによって縮毛は優性遺伝子だとされています。ですから、クセが多く出てくるのです。劣性遺伝子と優性遺伝子の組み合わせによっていろんな形が出てくるのです。その組み合わせを数学では順列組み合わせで習ったでしょう。

 

受講者

ハッハッハッハッ・・

 

楳木代表

今になってあの頃習った順列組み合わせがここで生きてくるとはね思いもよらないね。おそらく順列組み合わせを習った時の教師の教え方に問題があったのでしょう。

図式で教えるとわかりやすいのですが、〝こういうものだ″と教えるとわからなくなります。

 

【順列(じゅんれつ、英: sequence without repetition; 重複のない列)とは、数学において、「同じ元が二度は現れることがないが、与えられた集合の全ての元を使い切る必要はない」という条件のもと、与えられた集合から決められた長さの列の事。(Wikipedia 最終更新 2014年4月20日 (日) 17:52)】

 

【組合せ (数学)

数学において、組合せ(くみあわせ、combination)とは、いくつかの要素の集まりからいくつかの要素を選び出す方法、あるいは選び出した要素をその“並べる順番の違いを区別せずに”並べたもののことである。組合せは組合せ論と呼ばれる数学の分野で研究される。(Wikipedia 最終更新2014年9月22日 (月) 15:03)】

 

良い教師に出会うことは大切なこと

楳木代表

大体血液型でもO型というのは何かということを教えてもらっていないでしょう。

 

受講者

教えてもらってませんね。

 

楳木代表

O型はね本来ゼロ型と呼ばないといけないのです。

A型とB型の親から生まれるときに、劣性遺伝子同士のAが一番小さい遺伝子とBが一番小さい遺伝子同士の人が結婚して生まれてくる子の場合で全くAとBが入らない組み合わせになった場合にできた子が実はO型なのです。

遺伝子が入っていないゼロゼロの人がO型の人なのです。ですから中学生時代の授業は大事だったのですよ。今になってもう一度勉強し直したら良いと思うことはいくつもあるでしょう。

私がさっき言った

「安 → あ、 以 → い、 宇 → う、衣 → え、於 → お」

ですが小学校の時に突然担任の先生が黒板に漢字を書いて「読める人は手を上げて」と言ったのですが誰も読めなかったのです。その時に平仮名の元になった漢字だと教えてくれたのです。それが文字に対して興味を持った最初でした。そういう刺激を与えてくれる先生に出会えばみんな頭がどんどん開発されていきます。良い教師に出会うということは大事なことなのですよ。

 

浄霊の恩恵(初参加の方への説明)

楳木代表

私はもうすぐ60歳になるのですが、4歳の時に母親が結核を患って2年間闘病生活で薬漬けのあと私が生まれたので、母胎の中では薬毒の中で育っていたようなものです。

私の前の子も後の子も亡くなっています。兄弟4人ですが3人亡くなっています。その原因は結核の薬でお腹の中で子供がもたなかったということです。私はかろうじて生まれて来たのですが非常に虚弱な状態でしたので、直ぐに熱が出て引きつけて2歳の時に腸閉塞を起こしましたがその時の医者が非常に良かったので、切らずにお尻の方からお湯を上の方へ貯めてお湯を管で圧力をかけ腸閉塞を延ばしてくれたのです。そのおかげで手術をせずに元通りになったのです。しかし熱が出やすかったので一週間も病院へ行かないと引きつけを起こして病院へ駆け込んでお尻に注射をされていました。それでお尻が滑らかでありません注射の跡があるのです。

それで4歳の時に薬を打ち過ぎたために腎臓が動かなくなってオシッコが出なくなりました。今で言うネフローゼになって医者はこれ以上治療することが出来ないので「畳の上で死なせよ」と家へ親が泣く泣く連れて帰りました。丁度その頃母親の叔母が浄霊を出来るようになったので「家へ連れておいで」とそれで浄霊をいただくとオシッコが出るようになって、行かないと出ないということを繰り返す中でオシッコが出るようになってそれで救われたのです。

腎臓を痛めて死にかけたにも関わらず60歳まで元気に生きて来れましたので、全く浄霊のお陰でこうして健康を維持することが出来ます。それで一人でも多くの、大勢の方々に浄霊の御力を授けていくお手伝いをしていきたいということでこういう道を歩んでおります。

支部長代理は別のところで信仰を積み重ねて行ってもう8年前になりますか、連絡をいただいて此処へ寄せてもらってから今日まで一緒に歩んでいるのです。

ですから折角浄霊力を身につけたのでいろんなところで試してみてください。

 

受講者

やり方が・・・

 

楳木代表

やり方というと光の出し方ということですね。

『浄霊』の本を読んだでしょう。簡単に言いますと〝光が突き抜けるような気持ち″で浄霊すれば良いのと、手に力が入ると光が出にくいので〝手の力を抜く″ということです。

そういうことを心がけていただいて、光が貫くようにするためには後ろの壁とかを目指して浄霊すると光は突き抜けていきますので、そういう心がけをしていけば光を出すコツというのが段々わかってきます。やってみてください。

 

受講者

めっちゃやたらとやったらいけないのですよね。

 

楳木代表

目茶矢鱈としてください。特に動物とかは良く効果があります。それは動物は霊格が低いので良く効きます。怪我したカラスとかでも浄霊したらすぐ元気になって飛んで行ったりということが良くありました。

私のお袋も、農家の牛が逆子だったりした時に獣医からよく呼ばれていました。

頭からだと良いのですが足からだと突っ張っていて中々出てこれないのですが、浄霊しているとスーっと出てくるのです。

人間はいろんな我欲とかがありますので治りにくい人が多いのですが動物は素直ですから治りが早いのです。ですから苦しんでいる動物がいたら手を翳して・・・そういうことで練習をしてください。

それから疑問が出てきたら支部へ問い合せてください。

 

受講者

はい、わかりました。

 

楳木代表

それでは時間になりましたので終わらせていただきます。

 

受講者

ありがとうございました。

<来月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 観世音菩薩」(文創  昭和二十七年)