メシヤ講座no.166浜松(平成26年11月)

<今月の御教え>

『文明の創造』宗教篇 霊界に於ける昼夜の転換(文創 昭和二十七年)

 

【メシヤ講座 浜松支部】

昼夜の転換を知ることは、大神秘を会得することである

楳木代表

本日拝読するところから、かなり深いところを学ばせていただくので、皆さん方もいろいろなことが興味深くわかるのではないのかなと思います。

最初のページの3行目に

『成程それには違ひはないが、私のいふのは大宇宙のそれであって、此(この)事を知るとしたら、人智では到底想像もつかない程の大神秘を会得する事が出来、それによって今後の世界の動向も分り、未来の見当も略(ほ)ぼつくのである。』というふうに書かれております。

ですから、この『夜昼転換』、『昼夜の転換』、こういうことを知るということは、大宇宙のそれで、大神秘を会得するということでありますので…。

ここで一番古い信者さんは、〇〇さんですかね?

参加者

一応…。勉強はしていませんが…。

楳木代表

もう大神秘を会得できたかね?

参加者

楳木代表

残念ながら、世界救世(きゅうせい)教時代、皆さん方にこの大神秘を会得する道をご提示できなかったので、それで、それまで会得できない場合が・・・。

しかし、メシヤ教で、メシヤ講座をとおして、だいぶ会得してきたと思うので、「会得しつつあります」とこれからは答えてください。

それから世界の動向、今、世の中で起きていることとか、これからどうなっていくのかということもほぼ見当がつくということですので、メシヤ様の教えに基づいて世の中の動きを見たり、人類の歴史を見たりしていくと、だいたい理解、これはどういうことで起きているのかということが、今後だいたい理解できるように、そこまでしっかり勉強していただければ大変ありがたいと思います。

 

歴史と現在の日本

楳木代表

それで306ページの9行目を開けていただきますと、

『それによると、霊界に於いても現界に一日の中に昼夜がある如く、十年にも、百年にも、千年、万年にもあるのである。』というふうに書かれております。

それでは、それをもって歴史を見たとき、10年の変化はどうであろうか、100年の変化はどうだろうか、あるいは1000年の変化はどうだろうか、万年の変化はどうだろうかということを考えていくと、今、タイムリーに書籍が出ているのですが、岸田一隆という人が出している本(「3つの循環と文明論の科学-人類の未来を大切に思うあなたのためのリベラルアーツ」)では、人類の中には飛躍した時がある、という解説をしています。人類はだいたい3回大飛躍をしているということです。最初に大飛躍したのは、10万年前に新人類が言語、言葉を持つことができて、それが世界に拡がったと、これが人類大飛躍の一番目ではないかと指摘しています。歴史をみていくとまさに人類が言語を持ったのがそのあたりだということです。

それから1万年前に、人類が農業と定住をして、そこから文明が徐々に花開き始めた、これがだいたい1万年前だというふうに説いています。

日本の歴史をみていくと、縄文時代の姿を見ていくと、農業というのは当時の主食は栗でありましたので、栗の栽培をしつつ、それから動物を捕ったり魚を捕ったりして定住を始めました。これは、いつも三内丸山遺跡のことを言いますが、あそこには6500年前から3500年前までの定住の跡が残っています。あそこは手つかずだったために残っているわけで、浜松でも蜆塚とかありますが、やはり初期の建設ラッシュのときに文化財などのそういうところに重きを置かずに建築してしまったために、貴重な資料や遺跡が破壊されたところがあるので、今のところ、日本でわかりやすいのは青森県の三内丸山遺跡だということであります。

そこを見ていきますと、だんだんとお亡くなりになった人への埋葬の在り方が整えられていったところであったり、集落で会議をもっていたところがあったりということがわかってきています。しかも建築技術がだいぶ進んできたこともわかり、直径1メートルの栗の木の一番底部を腐らないように焼いて、基礎の上に立てて、今でいう火の見櫓(やぐら)みたいなもので3階層の10何メートルある建造物を建てて、そこで海に漁に行って帰らなかった人がいると、松明を焚いて目印を、今でいう灯台のような役割を担っていた場所があり、そういうものが見えてくるので、だんだんと文明とか文化というものが花開き始めた跡がそういうところから見ることができるので、この捉え方は興味深いところです。

それから3回目の大飛躍は、18世紀の産業革命だというふうに言っております。産業革命から私達の生活は非常に便利になってきました。それまでは海でも人力であるいは風で、風力で航海していたものが、蒸気機関ができて、そして蒸気機関によって水を漕いで遠くまで移動することができるようになりました。

それから空も飛べるようになって、日本ではいとかわ2号が打ち上げられると同時に、昨日は海外で彗星に到達した探査機のニュースがありましたが、宇宙に少しずつ出ていくところまで、非常に私達の生活はめまぐるしく変わっています。

しかし、目まぐるしく変わっていますが、地球上の浄化能力とか、再生産能力とかをほぼ超える形で環境破壊が進んでいると、だから人類は考え方を変えなくてはならないということを論旨の中にそういったことを入れているわけです。

環境破壊が進んでいる数字は、今、人類が地球の再生産能力や浄化能力の何倍くらいの消費をしているのかというとだいたい1.4倍ぐらいだそうです。ですからやはり地球は破壊の方向へ進んでいるということです。

それでは日本人の生活を世界の人がすると地球何個分の消費をすることになると思いますか?ちょうど目があってしまったので…。当てずっぽうでいいから。

参加者

3倍。

楳木代表

そこまではないですが2.4倍。ではアメリカ人の生活を世界の人たちがするようになると…。

参加者

1.8倍。

楳木代表

アメリカ人ですよ。日本人で2.4倍ですから…。

参加者

4倍くらいですか。

楳木代表

それのもうちょっと。5.2倍くらい。これが2006年の数字ですから。今は2014年ですから、もっと変わってきているということです。

アメリカ人というのは、最近車もハイブリッドカーが出てきたけれども油を捨てるように走っている面があったからね。しかも、日本人のお金を使って、ガソリンの価格は日本の半分くらいの価格でしたからね。今はだいぶ近づいていたけれど、前はそうなっていたのです。

だから今度消費税も10パーセントに上げるかどうかという話になっていますが、車の場合は上がらないうちにハイブリッド関係の車は買っておいた方が良い、と。しかし、10パーセントに上がると自動車取得税がなくなるので、高級車は上がってから買った方が安くなるというような、税法のからくりがありますが、そういう税法のようなからくりをアメリカ人は使って日本からお金をずっと敗戦後吸い上げてきたわけです。

第一次安倍内閣はそれを止めようとしたために外交のときに脅かされて体を壊したということで入院して政権から1回引いたわけです。しかし、今度の安倍内閣は万全の態勢を整えて、ブレーンを固めて今やっているので何とか今進んでいるわけです。それでも今度のAPECでは中国は国内

事情とは言え、ひどい対応をしているのでみんな頭にきているわけだけど、それにも耐えて安倍総理は進めていこうとしています。

この姿をアメリカのブッシュ時代の国務副長官でリチャード・アーミテージという人がいますが、この人が時々読売新聞に論説を載せているのですが、その論説の中に、今まで民主選挙で選ばれたリーダーの内で仕事をこれだけやったのは安倍総理がトップだ、と評価しています。これほどの仕事を進めている人間は今まで世界にいなかったと評価しています。それだけ安倍政権を評価しています。それは肝腎なことを今、決めていっているからです。

(11月3日付読売新聞「地球を読む―日米同盟 活動拡大に対応」より)

しかし、どうしても国民に対しての広報活動が弱いところがあり、それを日本人がわからないところがあるために、どうしても10パーセントに消費税は上げない方が良いのではないかという話をずっと進めているので、上げないようにしてもう一回総選挙をしようとしています。できれば上げて選挙をしない方が日本のためには良いことなのですが、これは自民党の中も一つの考え方になっていないので仕方のないところもあるのです。世界の見方は、安倍政権はすごく日本を建て替えていっているということになっています。

そして、オスプレイというあの大型の輸送機を小笠原などに配備して、有事、災害のときにはそれで救助活動しようと手を着々と打ってきてくれていますので、これからいろいろなことが起きてもあの機種を使って、困っている人たち、あるいは苦しんでいる人たちを救う体制が少しずつできているわけです。

しかし、くだらないことで政治家たちはお互いの足を引っ張り合っているので、国民のためにどうするかということを考えきれない政治家たちがまだまだいるために残念なかたちになっています。ただし物を見る目のある人たちは少しずつ安倍政権のことがわかってきているという部分があります。

とはいえ、大企業は上向いてきているけれど、中小企業はなかなかそういうところになっていないので、そこのところをどうしていくかということと、地方再生については手をつけているのですが、地方はまだまだというか、どんどん悪くなっているという状況が地方にはありますので、そうしたところをこれからどうしていくかを考えていかないといけないのではないのかなと思います。

まあ、NHKのドラマも頑張っているので、マッサンのお蔭で余市のニッカウヰスキーの工場見学者もそうとう増えてきているそうです。今、大河ドラマと朝のドラマの作り方は、地方がどれだけ活性化するかということを一つのテーマにして地方のあるところに目を向けさせるような展開でドラマを作っているので、一翼を担っていることは確かなのですが、国民がもう少し頭をよくしていかないとそうした願いに沿って地方を豊かにするということに向いていないところがあるので、より一層広報活動をしていかないといけないと思います。

話がいろいろなところに行ってしまいましたが…。

 

一段落をつけるために

楳木代表

続いて読んでいきますと

『従って其(その)転換毎(ごと)に、人類世界にも反映するので、それが霊界の方では絶対正確であるにも拘(かか)はらず、現界へ移写される場合、幾分の遅差は免(まぬが)れないのである。其(その)事を頭に置いて、長い歴史をみる時、大、中、小種々の歴史的変化をみるのは、其(その)表はれである。そこで今私が言はんとする処は、世界の大転換に関する主なる点であって何よりも先(ま)ず大転換の時期であるが、それは一九三一年六月十五日から始まってをり、一九六一年六月十五日迄の、三十年間で一段落がつく事になってゐる。』

と書かれています。この1931年は皆さん方、ご承知の昭和6年6月15日の『夜昼転換』の神事を房州鋸山でメシヤ様が執り行われたことです。

それから30年間でひと段落つくということになっていますが、実はひと段落つかないで、きております。

それはメシヤ様が予定より早く御昇天されてしまったからです。

昨日、新潟でもいろいろ話をしたのですが、メシヤ様が昭和29年の6月15日にメシヤ降誕仮祝典を執り行ったのですが、そのあとすぐメシヤと呼ばないという形に教団はしてしまいました。

それから、昭和25年の5月に御法難が起きたときに、メシヤ様は『もう一切御神業から引く』といったんおっしゃったのですが、そのときに野沢明一氏がメシヤ様のところにお詫びに行って、『明一が詫びたのであればもう一度御神業を再開しよう』ということで御神業が再開され、そのあとすぐに『文明の創造』の原稿を執筆になられ始めたということであります。

メシヤ様の御存在に対する認識が、残念ながら当時の大幹部と言われた方々がどうしても理解を深めることができなかったために、執行部によって『メシヤ様』の御名を取り下げてしまいましたので、それでここの30年で一段落がつくとありますので、本来昭和36年の6月15日で一段落ついていないといけなかったのですが、メシヤ様が御昇天されてしまったために一段落つかないまま、今日を迎えております。

それでメシヤ教の御神業というのはこの一段落をつけるために今、進めております。

一段落をつけるということはどういうことかというと、全世界を救うための準備をするということが一段落です。そのために一つは『祈りの栞』を作り変えて、主神様に真向かう、メシヤ様に真向かう姿勢を整えるということです。今、『祈りの栞』を何度も赤字を入れて作っておりまして、だいたい今月中に校了するべく三重支部にやってもらっています。また三重支部と私が合流して最終的な校了をして作り上げていきたいと思っております。

その中には世界救世(きゅうせい)教ですら、祝詞奏上と御神名奉誦の違いを教えてこなかったわけです。私もメシヤ教を始めた当初は充分実行に移すことができなかったので、祝詞を自分の目で見るというところに達するまで年数が必要でありましたし、奉誦というのは祝詞を見ないで諳(そら)んじて奉唱することを奉誦と言いますので、そうした違いをメシヤ様に御神縁の繋がる人にはきちっと教えて、作法も最低限のことがわかるように写真を載せて、12月23日には皆様にお渡しできるような形で準備を積み重ねております。

それと同時に、今回「メシヤ講座・特選集」に書いてありますように、浄霊の基本等も今年中に整えて、来年は浄霊を伝授するときの本も改訂して作り上げていきたいと思います。『文明の創造』の本ほど厚くはありませんが、これの3分の1くらいの厚さにして、最後のページに一通り読んでわかったら、「浄霊力拝受お願い書」を綴じ込んでおいて、それに書き込んで、支部にもってくるなり、本部へFAXや郵送するなどして浄霊力を拝受できるような体制をとっていきたいと思います。

それから、今の日本の・・・宗教観というものを日本人は充分に正確なものを持ち合わせていない面があります。本来の宗教はいったい何かということを『祈りの栞』に寄せてという中に書いてありますので、それをもう少し外部向けに書き変えてそういうものを合本にした本を来年は出そうとしております。どなたでも購入して、どのような宗教に所属しようとも信仰生活はこういうことだということがわかるような、そういうものを通して一段落をつける形をとって、そしてそれができて一挙に世界へ布教できる体制をとっていきたいと、今、考えております。

そのような意味で、より一層メシヤ教の御神業を支えていただきたいと思います。

 

釈尊と日蓮上人

楳木代表

次に308ページの釈尊の見真実に達した話が出ていますが、

『儂は見真実によって分った事がだが、今迄説いて来た多くの経文は、少からず誤りがあるので、今日以後真実を説くから、よく之によって正覚を得られよ』

と仰せられたので、此時からの経文こそ仏法の真髄である事は確実で、それが法華経二十八品と、法滅尽経と、弥勒出現成就経である。処が、其事を発見されたのが彼の日蓮上人であって、上人は此発見によって・・・「他宗教義悉くは見真実以前に説かれたものであるから、真実ではない」と言って、一大獅子吼となったのです。このことを、お釈迦様が見真実に達してわかったことを日蓮上人が発見したからこそ、『夜昼転換』の黎明期を迎えたということです。

日蓮上人が中国に行って、万巻全部のお経を読んでこのことがわかったので、今の日本は真実ではないということで、この仏教を本来の在り方に改革をしていかないといけないと決心を固め、伊勢神宮にお参りに行っています。そして伊勢神宮で天津祝詞を奏上して、日本の神様に力をいただくべくお願いをして、それからふるさとの千葉へ帰って一大獅子吼ということになったのです。

ですから日蓮宗のお坊さんはみんな天津祝詞を奏上することができるのです。しかし、この天津祝詞の奏上の意味がわかっているお坊さんとわかっていないお坊さんがいるので、日蓮宗のお寺にはところによっては稲荷を祀っていて天津祝詞を奏上しています。本来、天津祝詞は伊勢神宮に行くときに唱えるために、日蓮宗のお坊さんは天津祝詞を覚えておかないといけないのですが、この日蓮と同じようにすべてのお経を読んだお坊さんがいないので、なかなかそこまで達することができない状態である、とういうことを私達はメシヤ様から教えていただいているので日蓮宗に対する見識も持っておいていただければ大変ありがたいと思います。

それから次に、ずっと拝読して最後のところまでいって312ページの1行目から

『此三人の仏陀が三尊の彌陀である。とすれば阿彌陀と釈迦は、夜の世界の期間の御役であったに対し、観音は昼の世界にならんとする、其境目に観音力を揮はせ給ふのである。此経綸こそ昔印度に於て、仏法発祥の時已に誓約されたものである』

この『仏法発祥の時已に誓約された』ということが大事なことですので、これをよくご記憶しておいていただきたいと思います。

この発祥の時に既に誓約された内容が、もう一度308ページに返っていただいて、6行目に

『儂(わし)は今迄終生の業として仏法を創成し、一切衆生を救はんとして大いに努力を続けて来たが、今日大仏陀から意外なる御諭しがあった。それによると或時期に至ると、我仏法は滅すると言う事で、大いに失望したのである』

この仏滅の意味はほとんど日本人には今、分かっていません。大安と仏滅ぐらいの差でみんな認識している程度で仏滅が一番悪いというぐらいに思っておりますので、ほぼこの意味はわかっておりません。

それでは『今日大仏陀から意外なる御諭しがあった』というこの大仏陀は誰ですか? ○○さん。大仏陀とは?

参加者

伊都能売神皇(いづのめしんのう)。

楳木代表

そう。だから伊都能売神皇が仏教の祖であるということを日蓮上人が知ったので、それで『夜昼転換』の黎明期を迎えたのです。

しかもこの時、仏滅が来るということをこの時から約束されているということ。これが既に誓約されたということです。誓約されていた内容というのは“仏の華が咲いた後、仏滅が来る”ということですので、今が仏滅に入りつつあるということです。

だから仏滅が一番いいということになってくるわけです。だから仏滅が一番めでたい日だというふうに考えるのはここから来ているわけです。そういうことの認識を持っておいていただきたいと思います。

 

メシヤ教の取り組み

楳木代表

それから、この312ページの最後から3行目に

『処が其後御位が上られ、光明如来となられたので、現在は光明如来の御働きである事は信者は知ってゐる通りである』

とありますが、ここで大事なのは、『御位が上られ』という表現です。

最終的に御位が上がられたのが昭和29年の6月15日に『メシヤ様』という御位に上がられました。この時から、メシヤ様は『浄霊をする時、もう御守りはいらない』とおっしゃったのです。

それは最高最貴の御存在に上がられたので『儂(わし)に報告をすれば浄霊力はみんな授かる』というふうにおっしゃったのですが、そのほぼ2ヶ月後に、執行部によって『メシヤ様』という御位を無きものにしてしまいました。そのため御守りを通して浄霊力を授けることを継続してしまいました。

そして、しかも翌年の昭和30年の3月3日に「メシヤ降誕本祝典」を執り行おうとメシヤ様は御計画されていたのですが、御昇天になられたので実施できませんでした。

この御昇天になった原因は御法難時の取り調べによる脳貧血の後遺症で、そのために亡くなられていますので、弟子達の誠の無さで御法難が起きて、それが原因で御昇天になったかたちです。正に弟子の誠の無さがメシヤ様の命を縮めてしまって、「メシヤ降誕本祝典」を執り行うことができなかったということです。

このままでは申し訳ないので、来年からメシヤ教の行事として「メシヤ降誕本祝典」の記念行事を毎年させていただきたいというふうに計画をして、来年から箱根の行事は3月3日と、それから6月15日と12月23日、この3回を箱根の大祭にしたいというふうに思っております。

それから九州の本部の大祭は、2月3日、4日とそれから5月5日、それから北海道の定山渓での大祭を10月26日とする。箱根で3回と九州で2回、北海道で1回、こういう形で来年度から大祭を執り行っていきたいというふうに今考えております。

それで、メシヤ降誕本祝典の記念行事の中には、メシヤ会館完成式、まあ竣成式というのが同時に行われることになっておりましたので、今、○○さんに頼んで、メシヤ会館の復刻をするための設計を始めてもらっております。(詳細は割愛)それが本日の御教えを拝読させていただいてから確認をすべき内容かと思いますので、そういうことを心に置いて、繰り返し繰り返し拝読をしていただければ大変ありがたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。

それではいつものように、質疑応答に入りたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

弘法大師について

楳木代表

「日蓮上人のことは分かったけど弘法大師はどうでしょうか」という質問もあったけど、弘法大師のことはあんまり興味が無い? あんまり気にならない?

参加者

気になります。よくわからない・・・

参加者

空海?

楳木代表

空海上人。

参加者

あの、四国の八十八箇所の?

楳木代表

うん。八十八箇所はどういうとこですか?あれは。

参加者

お寺回りだけどわからない。

楳木代表

何でそういうお寺を作ったかっていうと、空海上人が奇蹟を現したところ。

参加者

温泉が出たりとか。

楳木代表

うん。そうそう。こう独鈷(とっこ)というのでね。「水がありません」と言ったら、こうやって「井戸をここに掘れ」とか、あるいは「ここに池を作れ」とかいうことで満濃池(まんのういけ)とかそういう池を、香川県の場合はそういうのをいっぱい作られたと。で、何故そういう奇蹟を出すことができたかと。どうしても正面に座っているから・・・

参加者

いや困ってしまう。(笑)

楳木代表

空海上人が奇蹟を出した理由は、観音様にお願いしたから。観音力で全部奇蹟を出していたからね。だから日蓮上人はお釈迦様が見真実に立った後のことまで掌握することができて、そして空海上人はここの最後のページに

『とすれば阿彌陀と釈迦は夜の世界の期間の御役であったに対し、観音は昼の世界にならんとする其境目に観音力を揮はせ給ふのである』

という、このことがわかった人が空海上人だということですね。

だからこの境目に観音力を以て衆生を救うということで取り組みをした人が空海上人だと。まあ、四国でそれを一番顕著に現した人なので、その時の有名な言葉が四国には残っていて「今、四国は地獄だけれども、ここに鉄の橋が架かると天国になる」というふうに予言されているわけ。で今、正式には3本の鉄の橋が架かっている。

参加者

ああ、そういう意味ですか。

楳木代表

だから四国は今、天国になりつつある。まあそんな予言まで残っているのでね。四国というのは、昔は流刑の地であったので、非常に四国の方々は苦労をしていたので、それで空海上人は救っていったわけなので。まあそういうことを考えると日本の歴史というのは、こういう『夜昼転換』という事を通して見ると非常に分かりやすいのではないかな、と。

それで○○さん、何か聞きたいことがあったって言ったでしょ?

 

脈拍が減っているということ

参加者

今ね、心臓の脈拍が少ないんですよ。だから苦しいの。ちょっと急いで歩いても自転車こいでも。それで熱も35度5分ぐらいで少ないし。前はもうちょっと高かったんだけど。浄化だよって言うけど、そうですかね?

楳木代表

えーと、浄化だけではなくて、ちょっと体を無理してない?

参加者

してる。疲れる。

楳木代表

疲れるやろ?それを少し、仕事をやり過ぎているから。

参加者

人がいないからね、どうしても朝早くから行って。

楳木代表

だから、問題は人がいないということを解決しないで、自分に負担を掛けているということが一番の問題だから。だから、店主が問題なわけなので。

参加者

言ってもね、何の解決にもならないだよね。人がいないからやっぱり。

楳木代表

いやだから、いないのは○○さんの責任ではないわけなので。だからそこに今の自分の歳を考えて手を出しすぎるとよくないから。やっぱり決まったことしかやらないようにしていかないと・・・

参加者

どんどん手を出しすぎだと思います。

楳木代表

うん。だから自分の体が、さっきの地球の話と一緒で、年齢以上のことをやるとそこへ負担がくるから。で、日本の場合は、それで入院すると「ああ、悪かったね」と思うけど、入院しないと大丈夫だと。

参加者

そうそうそう。

楳木代表

やっぱり自分の都合のいいようにみんな考えてしまうよね。

参加者

行くと「大丈夫?無理しないでね」って言うけど行くとやっぱりね、やらなきゃいけないから。

参加者

もうちょっと遅く行けばいいんじゃない?

参加者

遅く行くとさあ、いつまでも遅くなるもんだから、ちょっと早く帰りたいと思って早く行って。やっぱり身内のとこだからね、やっぱり無理しちゃうだね、きっと。

楳木代表

そうそう。だから無理しちゃいかん。○○さん、今、歳いくつかね?

参加者

(68)になったばっかり。

楳木代表

△△さんは?

参加者

病気になったのが(67)。

楳木代表

(67)でね。△△さんも○○さんと一緒っていうか、それ以上にね、働きすぎていた。

参加者

ああ、そうですか。

楳木代表

うん。それで倒れちゃったわけだから。この人もお勤めしていて、自分の下に入った人達がトロくて、それ以上やってしまって、それでもう自分にガーンと来てしまった。そして働き過ぎだなーと思っていてもどっか悪くならないと、その働き過ぎだっていうのを止めないのでね、もう行くとこまで行って大きい症状が出てしまうわけです。

だから○○さんがこうやって今、話ができている時には、今のうちに止めておかないと倒れてからじゃあもう遅いということ。心臓は一番大事なところなのでね。

参加者

そう。あの、だんだん脈がね、前は90ぐらいあったんですよ。それがここ一月弱に段々段々50になり40になり、今48ぐらい、脈拍が。で、このまんまポッと止まっちゃうんじゃないかと思って。

楳木代表

うん。だからそういうことにならないように自分でセーブしていかないと。それと、仕事場が狭いとこでやっているでしょ?

参加者

狭いです。

楳木代表

そうすると、油とか蒸気がずっとしているから血管の中が、結構狭くなっている、油を吸い過ぎて。だから血液を送るのも心臓がしんどい状態になっているから少しゆっくり動いているわけなので。

参加者

そうですね。

楳木代表

だからその期間をね、もうパチッと働く期間だけを狭くしていかないと。で、仕事が残ればそれは店の人の問題なのだから。

参加者

やれる人がね、他に無いから。夜だって呼び出しがくるんです、売れちゃうと。で、夜また来てくださいって言って。また夜、走って行くとハアハア言って。

楳木代表

いや。だから、「ごめんなさいね、今日はしんどくて行けません」と。

参加者

いや本当はいるんですよ。「息子とか嫁とかいるけど言っても来てくれないから」って言って、頼られると「行く」と言って、自分から「行ってやる」って最初に言ったのは自分だから・・・

参加者

まだ元気だったから。

参加者

そんなこと言うのかなーと思いながら聞いていたけど、どんどん自分がやってやるって言ってやっているから、どんどん「やって」って言われているのに。

楳木代表

だから、もうそういう時はお父さんを使わないと。「もうお父さんに叱られるから行けない」って言って。「無理するな」って言って。だからお父さんに頼んどけば、「お父さん叱って」って、私を。

参加者

心臓が悪いって分かってるのに重い物がくると、一緒にして行って運ぶの、一緒に。そこをしなきゃいいのに。

参加者

やっぱり見てられないから。

楳木代表

だからそれはね、○○さんのいいとこであり、自分の体にとっては悪いとこなので・・・。やっぱり自分のために仕事時間を減らしていかないといかん。倒れて病院に担ぎ込まれてから、止めたんじゃ、もう○○さんの人生がそれから大変なことになっちゃうから。

参加者

そう。お婆さんも心配して「わし見てもらわにゃいかんのに、先に倒れたら困る」って・・・。

楳木代表

そうそうそう、そうよ。お婆ちゃんに見てもらったら困るから、今度逆に。介抱をね、嫁で介抱せんといかんようなことになっちゃ困るから、やっぱり自分の体は自分で守っていかないといけないので。

参加者

「ちょっと夜はもう行けない」って言いな。それで「誰かに頼みな」って。

楳木代表

うん。その時に私の名前出してもいいですから。「そんなことやっていたらあんた死ぬよ」って言われたと。死んだあとに・・・

参加者

私、死ぬよって言ったの、今日。

参加者

「お母さん死ぬよ、そんなことしてたら。ここに来ないと死ぬよ」って言われてね。

楳木代表

うん。いや、本当そう。そういうふうになっちゃうのでね。まあ、親戚だからあまり無碍に言うことはできないけれども・・・。しかし、やはり「このまま行っていると心臓を痛めてしまうので注意しなさい」というふうに言われたということだけは言って、「人雇って」と。あるいは「子供達の力を借りて」というふうに言わないとね、心臓にそこまで負担が来ているのに、それ以上・・・。

参加者

足にきている。歩いているともうだるくてだるくて、足が。ちょっとしばらく。

参加者

私が行けない時だけ行くようにして、あとは行くのを止めたら?もう、しょうがないけどね。

楳木代表

「もう足が動かないから行けません」って言って。その腫れが引くまで。ちょっと浮腫んでいるでしょ?

参加者

浮腫んでるかもしれん。顔も浮腫んでる。

楳木代表

うん。顔もちょっとぽっちゃりしているけど、浮腫んでいる。

参加者

体重はないだけど、やっぱり膨れてるとは思う、やっぱり心臓からだから。

楳木代表

そうそう。心臓からだから。心臓でそれだけ膨らんでいるんだよということで、「元に戻るまでしばらく休ませて」と、「行けません」とはっきり言った方がいい。

参加者

楳木代表に言われたって言いな。それで私が行く時間までに行くようにして。

参加者

これから忙しいけどね。(参加者一同笑い)

参加者

本当に△△と同じようなことを。(笑)

参加者

でも今になって思います。やっぱりね、細く長く勤めないといけなかったなーと。それで私はそんなに自分は気にしてなかったんだけどこの前整理してたら、辞める人が「△△さんのパワーは凄い」って、その人はまだ若いんだけど、「私はとても△△さんの真似は出来ない」って書いてあったのを見て、“あーあ、私はやり過ぎてたんだなあ”って。

今になって、目も見えないから後悔してるけど、“まあそれで仕事辞められたから、まあそれも良かったなー”と思ってる。それは感謝してるけど、この病気が無かったら仕事にまだ行ってるかもしれない。もういつかは死んでるかもしれないなあと思って。

楳木代表

いや、死んでいる。

参加者

死んでますかね。

楳木代表

うん。それぐらいで治まってるいからね、命が救われたんで。あんなことでやっていたら・・・

参加者

死んでるねー。

楳木代表

うん。それから環境が悪いのね、あっちの場合は。

参加者

ああ、そうなんですよね。環境悪いですよね、やっぱりね。で、やっぱり忙しいと○○さんと同じで、自分で「ああ、私やってくよ」って言ってたのね。それが一番悪かったじゃないかなと思って。

参加者

で、油もね。

参加者

そう。油もすぐそばで揚げ物もいっぱいしてたし。

参加者

重たい荷物も、人が1個しか持てないのを2個でも3個でもこうして持って。

参加者

そう持ってた。だからよくなかった。

楳木代表

○○さんと一緒。

参加者

そうなんですよ。

参加者

で、歳も同じ、ね。

楳木代表

うん。だから働き者で・・・

参加者

お医者は行かんでもいいですよね?

楳木代表

医者は行かんでもいい。医者に行くのは、仕事を休むために医者の話がないといけない場合は医者に行くべきだけど、健康になるためには医者に行く必要はない。ただ、行けないと言っても仕事に引っ張り出されるようであれば医者に行った方がいいけど。一回診てもらうとかね。今の働く時間を減らせば元へ戻ってくるから。

参加者

ああ、そうですか。

参加者

じゃあ、私が働けん時だけ行くか。もう普段は行くのやめな。

参加者

そしたらあんたが一日中働かにゃいかんじゃん。

参加者

そして、私が駄目になったら今度誰か考えてもらって。(参加者一同笑い)

参加者

そんなこと言わないで、あんただってまだこの先があるのに、馬鹿言ってるー。

楳木代表

まだ子供がちっちゃいんだから。

参加者

じゃあお父さんに行ってもらうか、元気だで。うちのお父さんに。(笑)

楳木代表

環境の問題は非常にあるので、油とか水蒸気ばっかりがこう回っているところに長時間いるっていうのは体にもの凄い負担掛ける。それから、さっきのコンビニとか、それからサービスエリアとかはクロスとかを張っているので、もの凄く有害物質が出ているわけ。

私も初めて知ったけれど、今、中国人の年間220万人がシックハウス症候群で死んでいる。環境とか全然考えないで作っているから、家を。年間220万人だよ。恐ろしいことが起きている。それプラス、PM2.5というのが・・・、もう北京とか見たら、かつての四日市のスモッグより酷い状態でしょ。どれだけ報告の無いところで体を壊しているか分からないのでね。

そういうことも含めてやっぱり労働環境というのを十分考えていかないといけないので、今回この「メシヤ講座・特選集」の中にも書いているように、近藤誠医者が健康診断を受けるなとおしゃっているけれど、その会社に勤めている人で会社が検診をするというのは、今の過労死をした時、訴えられないために健康診断をやっているという面もあるので、○○さんは今、過労死に向かって動いているようなものだから、その過労死にならないようにしていかないと。そして、仕事の時間を縮めていかないと。そういう点ではやっぱり△△さんのアドバイスをよく聴いてください。仕事については。会う度に言ってあげて。本当。

参加者

やっぱり仕事辞めないと駄目ですね、私なんかは。あの時も子供からも「あんまりやり過ぎだから、短く長く勤めた方がいいよ」って言われて時間も短くしたけれど、やっぱり忙しいと何時間もやっちゃうんですよ。それで悪くなったから、もう仕事を辞めると思って。

楳木代表

そう。これが日本人の良さだけど、使う方はそこに付け込んで、もうボロボロになるまで使っちゃうから。これが体を守るためには大きな弊害になるので、まあ○○さんはこの機会に仕事を短縮していくようにしてください。

参加者

食べ物も…。

参加者

あ、そうそう。キムチの漬物とか塩辛とかそういうの好きだから余計になったかなと思って、心臓。

楳木代表

そっちは心臓じゃなくて腎臓を痛めるので。だから腎臓と心臓はホルモンのやり取りで絶えず繋がっているので、だから腎臓も疲れている、そういうものばっかり食べていると。

参加者

買ったのばっかり食べている。お父さん買ったの好きだからすぐ買ってくる。

楳木代表

まあそういうところをね・・・、論外だから。

参加者

もうお父さん、主婦だからね、買い物一人で行っちゃうんですよ、私がいない時に。

楳木代表

だから、添加物の入ってないのを選んでねということを・・・伝えてください。

参加者

○○が一生懸命言ってくれるんだけど、揚げた物を買ってきたりするから。

楳木代表

まあ揚げた物と言えば、ポテトチップスを食べると癌になるというのが週刊現代に出ていたでしょ。揚げ物もね、油の問題。

今の安全な油は圧搾といって圧搾して搾ったのが安全だけれど、こうすると残ったものがいっぱいできるわけ。そのために薬品を入れて、全部99%搾ろうとする。それで薬品は後で加熱すれば飛ぶというふうに思い込んいでるから・・・。しかし、その薬品が油の中に残っている。それとジャガイモの中の成分とが化合していくわけ。ジャガイモもジャガイモで化学肥料と農薬が入っているだけでなく発芽を止める薬も使用しているので、悪い物と悪い物とが化合して、そして癌細胞を作り出す原因物質になっていくので・・・。

だから油も圧搾した油で揚げているかとかそういうことも次は考えながら食品を見ていかないと。癌になるものばっかり食べている、日本人は。今は。そういうこともご主人に少しずつ説明しながら切り替えてもらうようにしてください。

(週刊現代 2014年11月15日号 【衝撃レポート!】内閣府食品安全委員

会が警告 ポテトチップスで「がん」になる!参照)

それじゃあ時間になりましたのでこれで終わらせていただきます。

ありがとうございました。

参加者一同

ありがとうございました。

 

[メシヤ講座no.166浜松支部 2014(平成26年)11月]