メシヤ講座no.161大阪(平成26年6月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 最後の審判」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』272ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

この世の審判は不幸をつくる医学から

楳木代表

本日拝読させていただいた『最後の審判』についてですが、この最後の審判でメシヤ様がもっとも強調されているのは、最後の審判の始まりは『医学に対し、審判を開始されたのであって』ということでありますので、とかく最後の審判というとですね、天変地異とかですね、様々な病気が氾濫するとか、そういうことで説かれることが多いわけなんですけども、主神様の審判というのは、まず医学から審判を行っていくということであります。しかし、その審判というのが今までされてきたかというと、なかなかそれを担う側の所謂今までのメシヤ様の弟子達がそこまでやれなかったために、これはずれ込んできている面があります。

そして今は、善良なる言わば良心的学者、先月出たように良心的な学問という立場に立った、そういう人達が少しずつ暴き始めておりますので、言わばメシヤ様の弟子の外枠の方からそうしたことが始まっているふうに思います。そのことについて、メシヤ様は今回の『最後の審判』の最終頁にですね、『時代即応の説き方でなければならないのである。』とご指摘しているわけであります。

今、出版の準備を最終的な段階にして、印刷製本の段階に入ってきた『天国の福音書』続篇の(一)、これは神観を確立するということを大命題として『主神様とメシヤ様』というタイトルをつけて発刊するわけなんですけども、本日の『最後の審判』を拝読しつつ『主神様とメシヤ様』のご論文にふれていくと、やはり、医学界に対して審判を行っていくというそういう願いが面々と綴られているような感じが致します。

昭和初期の御論文を見ていくと、例えば感謝の少ない人は胃が悪くなるとかですね、そうした精神面から起きる霊の曇りの発生、そして霊の曇りの発生が肉体の方に影響を及ぼすという、そういうところまで御書きになられておりますので、今回の『天国の福音書』続篇はですね、今回の『最後の審判』と非常に密接になって拝読できる内容ではないかなと思います。

それと同時にですね、観音講座の一、二を全文載せてありますので、「言霊学」の一番根本的なことと、それから天地創造の根本的なこと、そうしたことが網羅されております。研鑽資料の『主神様とメシヤ様』に載せた元々の御論文と御講話を全文載せておりますので、非常に中身の深いものとなって、皆さんが期待している以上の素晴らしい書籍になるということを校正しながら確信を持って仕上げている段階に入っております。

ですから6月15日の発刊日を楽しみにしていただきたいと思います。また、6月15日は、皆さん方に対して大変素晴らしい報告もありますので、楽しみにしてご参拝に来ていただきたいと思います。メシヤ教全体の体制のあり方とか様々なことを報告させていただきますので、6月15日の地上天国祭は何よりも素晴らしい大きな地上天国祭になると思いますので、期待してご参拝に来ていただければありがたいと思います。

 

破壊行為

楳木代表

さて、もう一度『最後の審判』に戻ってまいりますけれども、『最後の審判』と聞くとですね、これは主神様の経綸上の最後の審判であります。しかし、日本人がですね。最後の審判というのを非常に強く感じたのはですね、人工的に最後の審判を起こしたオウム真理教の事件であろうかと思います。これは昔から最後の審判という教えがあるんですけれども、それを人工的に起こそうとしたのがオウム真理教のやった大事件であります。サリンによってですね、多くの方々が犠牲になりました。そして、その次にはですね、当時のソ連の方からですね、大量の、まぁ軍事用ヘリコプターとか様々なものを旧赤軍を通して購入しております。そして、2段3段とそういう事件を起こしていこうと・・。そして最後の審判というのを人間側で起こしていこうということをやったために、ああいう事件が起きた訳ですね。これは大変、宗教界としても非常に残念なことでしたし、日本人で犠牲になられた方々には本当にお悔やみを申し上げたいことであります。

このオウム真理教が間違った最大の原因はですね。開祖である麻原彰晃、あの人がまだ松本智津夫時代にチベット密教を習得してですね、そして、密教の奇蹟をいくつか起こせるようになりました。学問的に行き詰っていた若者達がその彼に会うことによって、悟りの世界を追体験したいという気持ちで集まってきました。学問的に様々な壁にぶつかっている人達が集まってきたんですけども、なかなかチベット密教を追体験するということは難しいので、薬物を使うということとヘッドギアを使うということで追体験をしようとしました。それで、薬物を使ったためにですね、本来の悟りを開くべきものが薬物というのは・・・、よく霊憑りを起こした人を浄霊すると大体薬毒がですね、首の辺りにこれくらいの固結を作っておりますが、そこへ動物霊とかがかかってきますね。だから薬毒がなければ霊がかりが起きないのですけれども、そういうことが起きてくる。

ですから、薬物を使って悟りを開らこうとすると返って動物霊に翻弄されてしまうということが起きてくるのと、本来宗教というのは目に見えないものを対象にして行うべきなんだけれども物によって悟りを開こうとしたために、いわゆる唯物世界というものを構成していって、最後の審判も唯物的な最後の審判に陥ってしまった、と。だから、人工的にそういうことを起こすということが起きてきたわけであります。しかし、これだけの解説をですね、宗教界はしておりません。それはなぜかというとこの主神様の御経綸ということをきちんと理解していないためにこういう解説ができないわけであります。

 

深刻な病気大国

それで、メシヤ様は『最後の審判』というのは・・人類が一番健康問題というが大きな問題ですので、昨年は一昨年よりも自殺者が減りましたね、しかし自殺原因の最大の理由は何かというと、今までは、大人はお金の問題で自殺していました。子供は、友達関係、人間関係で自殺しておりました。しかし、昨年の自殺動機の一番は何かというと健康問題です。

だから、これほど今大きく人類の上におっ被さっている問題はやっぱり健康問題だというこですね。そして、ほとんどの人達が医学は絶対だというふうに、最後は医療にかかるしかないというふうに思い込まされている中で日を送っているためにですね、良かれと思って受けた治療等によって大きく自分の体を犠牲にしてしまっている、あるいは命を縮めている、そういうところにメシヤ様はメスを入れていくということであります。これが、『最後の審判』の最初にやるべきことだというふうにメシヤ様は仰っておりますので、このことを今月は、『最後の審判』という御教えを拝読しつつ、大きく自分にですね、色々言い聞かせておいていただきたいと思います。

まぁ、大阪支部では以前所謂陰謀論とかというのが随分話題が出たりしました。それから、去年の12月23日前後には、人類は仮死状態になって、そして身魂の清い人から、もう一度蘇生してくるというような話も出ましたけど、これはメシヤ様の『天国の福音』続篇引用御教えに関しても出てきます。そういうことを昔から言ってきたけれども、そういうことは、起きないというふうにメシヤ様は仰っているんです。実は問題点は最後の審判とか世の大峠をそのようなふうに受け止めてきたその人間の考え方が問題点であるということです。

そして、陰謀論を集大成していくと、一体何かというとやはり薬によって病気は治ると思い込まされたことが最大の陰謀論でありますので、こういうものを打ち砕いていくというのが私達の御神業の大きな要になっていくと思います。しかも、メシヤ様は、それを『論理的、実証的、科学的、哲学的に進めていく』というふうに仰っておりますので、私達もそういうメシヤ様の弟子として、そういうものを日々目指していかなければいけないものと思います。今回のご論文はそのように受け止めさせていただきたいと思います。最初にそうしたことを確認させていただいて、いつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

解決力

楳木代表

今朝、非常に素晴らしいニュースが流れてきておりました。アルツハイマーの病気の最大の原因は、アミロイドベーターというのが脳細胞に影響を及ぼして、だいたいアルツハイマーになっていくんだけれども、元々人間の脳の中に分泌されているILEIという分泌物質がずーっと出ていればそのアルツハイマーになる原因を抑制していくことができるということが、昨日ですね、論文で発表されたということで報じられました。そうするとですね、そういうILEIという分泌物質が我々の脳からごく当たり前に出ているわけなんで、その分泌物が少なくなって来ることによって、アルツハイマーを起こしていく分泌物が大量に出てくるということですので、どこまでも私達の脳のバランスが崩れることによって、こういうことが起きてくるということが科学的にだんだん分かってきて、そして研究者達もですね、我先に原因を追究して発表しよう、と今、しております。

そういう意味から、正にメシヤ様の、この私達に授けて下さった浄霊力をもってすれば、そうしたものを解決できるということに繋がっていくという時代を迎えております。この『最後の審判』の、実は、時代とは現代だと思っていただいてですね、これからも大いに御教え拝読をさせていただきつつ、浄霊力を磨いていただきたいと思います。

幸い、どん底にあった女性の生涯出生率も上がってきたようですので、少し良い方向に日本も変わってきて、関西では京都だけがマイナスらしいですが、大阪は伸びているそうです。“若い人達が頑張ってくれているなぁー”というふうに思いますので、いい方向とやはり問題点とかが同時には進んでおりますけれども、いい情報をメシヤ様の教えに繋ぎながら、この論理的、実証的、科学的というそういう論をですね、大きく構築していけば大変有難いと思います。

 

神観について

受講者

「メシヤ講座・特選集」のところで「『みろくおおみかみ様』は当時の神観としては表現神として」と書いてありますよね、本部で聞いた時は分かった気がしたんですけど、また読んでみると難しいなぁと思いまして、「表現神として」という……

 

楳木代表

これはメシヤ様の『みろくおおみかみ様』の説明ではないですよ。世界救世(きゅうせい)教の説明です。

 

受講者

『みろくおおみかみ様』と明主様は違いますもんね。

 

楳木代表

そうです。一番分かりやすい表現は大光明如来様とメシヤ様とどちらに日々お願いしたらいいでしょうか?という質問に対しては、メシヤ様は、日頃は大光明如来様は私の代理として動いてくれているので、それで頼んでくれたらいいと。そして、いよいよの時には私に直接頼みなさい、というような表現をされているから、やはりメシヤ様と代理という、そういう関係が、御在世当時御神体が『大光明如来様』を『みろくおおみかみ様』とお唱えしていたときからそういう関係でずっときている。

それで、メシヤ様御昇天後、様々なことを整える時に、『大光明如来様』から『大光明真神様』というふうに二代様が変えましたよね?、そして『みろくおおみかみ様』と唱えるようになって、この時から実は神観を変えてます。「主神様の表現神」として説明しています。しかし、表現神としてあるいは顕現神として、そういう使い方をして皆さん方に説明しているんですけど、本体の『主神様』についての御説明がずっとなされてなかったということです。これが一番の・・・御神業を遅らせている最大の理由だと思いますね。

 

受講者

『主神様』は善も悪も、正も邪も御使いになられるんですよね。

 

楳木代表

そうです。だから?

 

受講者

『みろくおおみかみ様』は善の神様なんですよね。

 

楳木代表

『みろくおおみかみ様』はね。だからメシヤ様は今までは宗教界は善の神様だけでやってきたと。だから考え方が非常に狭い考え方になってくるので、メシヤ様は主神様から御啓示をいただいたので善悪両方を主神様は御使いになって、まず物質界を完成させて、それから精神界を引き上げて、相俟って理想世界を創るということですからね。

分かった?いや、何を聞こうとしてたか、が分からんでしょ?

 

受講者

そうですね。

 

楳木代表

分からんでしょ、その字面に引っかかっただけでしょ、今は。

 

受講者

そうですね、その表現神という意味がよく分かってないんですね。

 

楳木代表

あっ、その表現神というだけの意味が分からない?

 

受講者

う~~ん…

 

楳木代表

よく考えて聞いて。今大事なところです。表現神とは、

 

受講者

『みろくおおみかみ様』は『主神様』でもないですしね。え~と先程言われたメシヤ様の代理ということですよね。

 

楳木代表

それは『大光明如来様』の時です。それで『大光明真神様』になって『みろくおおみかみ様』となった時には、二代様が神観を作り変えたので・・・。

 

受講者

どういうふうに作り変えたんですか?

 

楳木代表

だから表現神として作り変えたんです。

 

受講者

あっ表現神というのは二代様からですか?

 

楳木代表

そうです、二代様以降作り、そういって固めてきたものです。

 

受講者

対象として、みたいな感じで。

 

楳木代表

そうです。だから今四代様がメシヤ様のことを「メシヤであられる明主様」と言っているでしょ?本体を隠しているわけです、やっぱり。「メシヤであられる明主様」であれば『メシヤ様』とお呼び申し上げた方がいいでしょ、すっきり。しかし、最後にどうしても「あられる『明主様』」というふうに限定してしまっているわけ、それで神格を上げないようにしているということです。

 

受講者

それが神観の確立ということですか?

 

楳木代表

そうです。言葉では神観の確立と言っているけれども、真に確立されてないので、だから『主神様とメシヤ様』という、この今回の本を出して、神観を確立していただきたいというのが願いです。分かりました?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

だから、今回帯に・・・「世界救世教」非包括三教団(東方之光教団、いづのめ教団、主之光教団)、神慈秀明会、天聖真美会の会員の皆様に是非読んでいただくことを願っています、ということを帯に入れています。メシヤ様を教祖と仰ぐ人達が、この神観が分からなければ真に御神業を担うことができないので、それで、そういう文言を帯に入れてあります。だから○○さん40冊では足りないと思います。人脈を考えると(笑)、“個人の数かなぁ”と思います。

 

支部長代理

本当に人脈を考えると3、40人は、聞いているのでね。

 

受講者

皆さんに是非ね、内容が分かると本当に進めやすいですよね。ただ「次が出るのよ、どう?」と聞いているんですけどね。

 

楳木代表

そうですよ。だから、届いたら真っ先にダァーと読んでね、徹夜すれば読めますのでね。私が原本と付き合わせながら、最初から最後まで読むのに、それは二晩かかりましたけど、ちょっと引っかかるところは原本と付き合わせながら確認して、そして大丈夫だとか、ちょっとおかしいなとか付き合わせて、夜通しやって二晩でだいたい読めましたので、付き合わせしなければ一晩で読めますから、それで読んで進まなく(眠く)なったら立って読んで下さい。立って読むと、もの凄く頭に入るから。少し歩きながらね。

 

受講者

そうなんですか、はい。

 

楳木代表

前にも話したことがあるでしょ。マルクスの道というね。

 

受講者

そうですね。

 

楳木代表

彼自身は問題だったけれども、この思考する時に、思索しながら行くという時には歩くのは非常にいいので、畳の上でも行ったり来たりしながら読むと、非常に頭に入ってくるので、是非試してみて下さい。

 

受講者

まず『文明の創造』を買われた方にお伝えしたらいいですね。

 

楳木代表

 

そうですね、まず自分が読んでからね。

 

受講者

そうですね、何人かはいるんですけど、まだそんなにお伝えしてないので、是非皆さんに。

 

受講者

○○さんのちょっと続きなんですけど、同一御神霊という捉え方とは、今の○○さんのおしゃられたのとは、また別の話になりますか?

 

楳木代表

うん、だからまぁ海外でね、いろんな宗教が言っている創造主というのと同じところを目指して、表現神として『みろくおおみかみ様』というのを打ち出したんだけれども、信者さんの中に宇宙の創造主である御存在ということについては、意識が植え付けていたかというと、そういうことはないわけなので、メシヤ様がおしゃっているのと、教団がずっと信者の皆さん方に神観を教えていくということに天地の差があったということを言っているわけです。

だから、キリスト教の人達には創世紀の話がきちんと入っているので、だから1週間は何かということを分かっているけれども、日本の宗教はそういうことはあまり教えてないので、古神道は教えているんだけれども、言霊の並びによってこういうものが出てきた、創造を担当された言霊はこの言霊だというふうに古神道は教えてきているんだけれども、この古神道が引っ込んでから新しい神道はもう形式だけしか進んで行って・・・。

そして、その後出てきた宗教はそういうことを教えてないのでね、日本人の中にはそういうものが根付いていない所があるので、それについては今回の『主神様とメシヤ様』という御教えを拝読すれば随分と覚醒されてくるのではないかなぁ、と思います。そして、古い魂の人はその頃のことを思い出すので、御教え拝読すると、三千年前ぐらいに生きたことがある人達は・・・。新しい人達はなかなか思い出さないけど、三千年以上古い魂の人は思い出してくるのでね。

 

受講者

(笑)

 

楳木代表

そうそう(笑)「あなたどうだったの?」と言われた時に、その時は大変(笑)さっぱり(笑)

 

支部長代理

さっぱり新しいですと(笑)

 

楳木代表

だからそういう時に、はい沸々と思い出しましたと、いうような感じになっていただくといいと思いますね。

 

受講者

是非皆さん追加で注文して下さい。

 

楳木代表

実は、前にも話したかもしれませんが、実は小学校5年生の時に担任の桐谷という先生が黒板に漢字で書き始めて、「これが読める奴いるか?」と聞かれたのが、いわゆるひらがなの元になった漢字だったわけですね。“何故こんなややこしいことをやっているのか?”というのが、その時の素朴な疑問だったわけですよね。漢字でわざわざくずしてひらがなを作るということは、元々の音に対する何かがあったはずだと。「安」なら「あ」、「以」なら「い」というそういう文字が日本には元々あったはずだというのは、小学校5年生の時の最大の疑問だったわけですね。だからそれをずっと求めて行った時に、その当時の世界救世(きゅうせい)教の表には出ていない御教えに、教団浄化があってやっと辿り着くことができたわけですので、思えば教団浄化というのはそのメシヤ様の教えを表に出すために浅はかな人間達を使って起こされたんではないかなと思います。

起きてその理由を知ったならば、その理由に基づいてこのまず『文明の創造』から出版していくと・・。この『文明の創造』が出たら、一番最後に書かれているように、この後はわしの弟子達に順次まとめさせていく、というふうにメシヤ様は書かれておりますので、『天国の福音書』は1冊しか出ていないので、『天国の福音書』続篇を今度は現代に合わせて、科学的、哲学的というものも含めて順次編纂していくというのが、『天国の福音書』続篇の編纂方式だと。だからそれぐらいに、○○さん、説明して下さい。

 

次々の続編について

受講者

信仰とは何のためにするのかということがこれを読むと分かるんですよね。歴史観、人間観、宗教観、世界観と、これは今回は全部ではなくて。

 

楳木代表

今回のは『主神様とメシヤ様』ことについてです、次が歴史観になりますからね。じゃあついでに聞いてみようか、○○さん、メシヤ様の言われる歴史観とは一体何か?

 

受講者

宇宙創造の時からだと思うんですけど。

 

楳木代表

から、その後は?

 

受講者

えっ、歴史観ですか?

 

楳木代表

うん。

 

受講者

宇宙創造して、地球ができて、人間ができて、その前に銀河系ができているかもしれませんけど、それでまぁ地球に地上天国を建設していくということがメシヤ様の・・・。

 

楳木代表

じゃあどうやって地上天国を建設していくの?

 

受講者

人間と使って、正と邪、科学文明をまず発達させて、あと精神の面を引き上げていくということですかね。

 

楳木代表

うん、そう、そのためにどうしたのかというと。

 

受講者

そのために『夜の世界』を創られて、ということでしょうかね。

 

楳木代表

そうですね、これがメシヤ様の歴史観として一番基本的にありますので、それが我々の中にきちんと入って行かないといけないので、それにまつわる御教え、御論文と御講話を載せていくということですね。

じゃあ世界観は?

 

受講者

やっぱり世界にはいろんな宗教があるので、そういうことも含めていろんな人種の方のことを踏まえた上で世界を天国にしていくということなんでしょうかね(笑)。

 

楳木代表

うん、ちょっと飛ばし過ぎたね(笑)

あの何年前だったかね、「大石凝真素美全集」を買ってもらったのは。

 

受講者

3年前ですかね。

 

楳木代表

3年前ね、あの本を基本にすると、日本に言葉が・・とにかく日本人としての言葉があって、その文字が生まれて、その文字が各地域に伝搬していって、そして世界の人種に言葉と文字が伝わっていったわけなのでね。この辺については、メシヤ様は詳しく御述べになっていないので、これは学者の人達が・・・一番分かりやすいのはハングル文字の元になったのは対馬に残っている阿比留文字というのが元になってハングル文字になったんだ、と。こういうその日本の文字がどのようにして分布していったかというようなことを付け加えていかないといけない部分があるので、世界観が少し先送りということになっておりますけど、一番先送りは医学革命のことを先送りにしておかないと・・。なかなか打ち出すと医学会から相当な・・。今回も血圧の数値を147にしただけで、今医学会から相当な攻撃を受けているでしょ。打ち出した側の健康保険組合や人間ドック学会などが、今相当文句を言われているでしょ。そういうことが、あの世界同志でも文句言われるので、言わば我々、学問としての医学の勉強をしていない人間が発信した時にどのようなことが起きるか分からないので、その最後に集大成したものを出していくということ。

 

受講者

じゃあ世界観の後なんですか?

 

楳木代表

そうです。そうしないと。そして引用する文献の著者の了解までとって発表していかないと。勝手に自分の論文を使われたということを言われても困るので、だから木原さんにはもうえらいことをやってもらわないといけないので、大変なんですけど、そういうものを了解をとりながら、メシヤ様の教えを裏付けるような論文をくっつけて、そして世に問うていかないといけないので、これには相当な時間がかかると思うのでね。

 

受講者

メシヤ様が『もし私ができなかったとしても誰かがする』という御教えがありますよね。メシヤ様はそういうふうに考えていらっしゃたんでしょうかね?

 

楳木代表

いや、それぐらいの意気込みだということです。これは意気込みを書かれているんです。そういうことまで読んでいくと、どこまでもメシヤ様がやられるわけなのでね。

 

受講者

分かりました。

 

楳木代表

あとはよろしいですか?

 

薬について

受講者

時代即応の解き方でなければならないということで、やっぱりこれもある程度までは薬の名称と副作用を結構覚えていく必要があるということが、これはあるんでしょうか。

 

楳木代表

これはメシヤ様のこの時代に、解く時に実はメシヤ様はこの時に素粒子まで把握されていたんだけれども、しかし、お弟子さん達、とりわけ高弟と言われている人達で素粒子を理解した人達は数人しかいなかったわけなので、時代というのはもうそこまで進んでいるということを皆が認識した上で、そしてそういうとりわけ知識人に変わってもらわないといけないということなんで、前のページに書かれているように『智識人に、自覚させなければならないのである。』と、知識人に自覚させるだけのものを論立てしていかないといけない、ということ。

それを現代に合わせれば先程のような話になるということです。もちろんその副作用まで分かっていくということになると、薬学部に入らないといけないね、○○さんが今から勉強してね。それと今これ位の薬の辞書があるので、1万5千円くらいのね、あれを手元において、そして飲んだ薬を聞いたらそれで調べて、どういう効能とどういう副作用があるかというのを調べながらね、

 

受講者

それで構わないですか。

 

楳木代表

調べながら、これから布教していかないといけない。

 

受講者

それを暗記とか、

 

楳木代表

暗記するのは、その歳では無理やと思う(笑)大学生でもなかなか大変なんだからね、だからそういう辞書を、薬学の辞書をおいておけば、聞いたら「それを調べてみますね」というふうにして調べて、そして「こういうふうに書いてありました」というふうにして答えていけばね。あとは浄霊力を一層磨いていけば、結果が出ていけばいいのでね。

 

受講者

未信者さんの場合は薬を飲まれている方とかが一気に薬を止めて浄霊にというふうには、理解できない方が多いと思うんですけど、その度合いとか信者さんの場合と未信者さんの場合のお伝えの仕方といいますか、そういうのはどうしたらよろしいんでしょうか?

 

楳木代表

薬の場合は、問題点は依存がついているかどうかというのが問題なので、それだけは薬の内容を聞いてだいたい判断できると思うんです。自分で判断できない時には、「こういう薬の場合依存度はどうですかね?」と聞けば分かるので、この薬であれば命には係わらないだろうとか、命にかかわるとかいうことがだいたい判断できるので、そういうことで判断していったらいいと思います。

 

受講者

はい、分かりました。

 

受講者

最近の薬で後発薬と言われている、俗に言うジェネリックってありますよね?昨日もナースとお話していたんですけど、ジェネリックの方が値段は安いけど、効果の現れ方がやっぱり違うと。その効き目が悪いというんです。これはやっぱり価格面とかでそういうことなんでしょうか?

 

楳木代表

だからその資料を全部提供を受けて作っていると言う場合は同じ効果が出るだろうけど、できた薬を分析してそして同じような成分の物を作ろうとした場合は、違ってくるから、その作り方の問題が一番でしょうね。

 

支部長代理

その・・特許が切れたら使えるので、だから新薬を使いたければ「ジェネリックは効かない」というふうに言いますしね。だからどういう方々が言っているのかなぁということも背景にはあるかもしれないですね。

 

楳木代表

この前ある週刊誌の特集では、新薬ができると病気が増えると、だから新薬の製造に比例して病気が増えているという、そういうデーターを示しながら書いている記事もあったけど、それはどうして病気が増えるかというと、医者が数値を下げていくので、その新薬が出たらその薬を売るために当てはまる数値を医者が作って、そして「この薬を飲んだら、この数値は元のいい方向に行きますよ」ということでいくわけなのでね。

 

受講者

血圧の数値を下げているのと一緒ですね。

 

楳木代表

そう。それからもう一つはですね、例えば自分の両親が亡くなったりとか、あるいは親しい人が亡くなった時、人間は悲しむでしょ。そして喪に服す、ちょっと派手なことは止めようとか、遊びに行ったりするのも控えようと、しばらく静かに家に閉じこもろうとか、これは普通の感情ですよね。

これをうつ症状として病人にしていこうとしているところがあるので、これが最近のテレビのコマーシャルにしても新聞の広告にしても一番恐ろしいことです。これは人間の自然な感情なんだから、落ち込むというのは、あるいはふさぎ込むとか、当たり前の感情・・「これは当たり前なんですよ」と言えば済むことを、「これはうつ症状ですね」と言うから、新しい病気が生まれて来るわけですね。そして薬を飲ませよう飲ませようとしていくから、これが精神面では現代の病人が増えている最大の理由だというふうに思います。なんかきれいな言葉でコマーシャルとかあるでしょ、「恥ずかしがらずに相談しましょう」とか、相談したらみんな病気になちゃうから「相談は止めましょう」というコマーシャルを(笑)

 

受講者

(笑)

 

支部長代理

まぁ、いつか薬毒論を訴えるような団体が増えてくれればそういうCMが対抗して出るかもしれませんね。

 

楳木代表

早くそういうCMをね、流して

 

支部長代理

そうするとまた国会が動くでしょうから、西洋医学禁止法案というのが通るかもしれませんので(笑)

 

楳木代表

CMを流すためのスポンサーをね、確保していかないといけないね。

 

時所位を得るように

受講者

すみません、あの勉強会で質問が出たんですけど、家の御神体がない状態で御祈りしてもいいのかどうかということなんですけど。朝拝とか夕拝とか

 

楳木代表

いいのかどうかというのは、なんでいいのかどうかと聞くのかということを、こっちが聞きたい。

 

受講者

あっそうですか。いや~あの~なんか御参拝、祝詞を唱えさせていただいたことに感謝するというお話もありましたので、御神体がないと駄目なのか、なかったら遥拝なのかなとちょっと分からないんですけれども。

 

楳木代表

だから、その質問の人は、御神体をいただけないのかと?

 

受講者

今ないのでね。

 

楳木代表

いや、だから、いただけないのかと。ないので、ではなく・・

 

受講者

いただきたいとは思っているんですけど、それを願って御尊影とかにお唱えしたりとか、御神名だけお唱えさせてもらったりとかしているんですけど、旅行の時とかもありますよね。そういう場合はどうなのかなぁと、御神体がなくても祝詞をお唱えさせていただいてもよろしいんでしょうかね。

 

楳木代表

昔の人で、御神体がない人とかでも、太陽に向かって手を合わせたりしてたでしょ?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

これは自然な気持ちだから、

 

受講者

そうですよね。

 

楳木代表

自然な気持ちというのが一番大事なのでね。

 

受講者

聖地の方向に向かって遥拝したりとか、祝詞唱えたりとか、昔は私もそうさせてもらったりしてたんですけど、昼はどうなんでしょうか、御神体がない場合は。

 

楳木代表

いや、それは自然な感情でしょ。御神体がないから私は本部に向かってお参りしようとか、あるいは箱根に向かってお参りしようと、あるいは私は太陽に向かってお参りするのが一番すっきりするわと、それは自然な気持ちでやってもらえばいいわけなので。

 

受講者

あっそうなんですか。それで祝詞も唱えても、別に唱えたかったら、唱えて構わない。

 

楳木代表

別に構わないじゃないわけ。

 

受講者

必ず唱えるという

 

楳木代表

違う。

 

受講者

はい、すみません。

 

楳木代表

違う、それは。それしか仕様がないということ。

 

受講者

あっ祝詞をお唱えさせていただくしか・・・。

 

楳木代表

違う、違う。御神体があればできるんだけども、御神体がないので、それしか方法がないという姿勢なわけです。だからメシヤ様はそれを仕方がないというふうにおしゃっています。

 

受講者

仕方がない、

 

楳木代表

うん、どうしてもお参りしたい人は、「それしか仕方がない」ということです。「いいですよ」じゃないわけ。いいですよと言って、それが流行ってしまったらどうする。

 

受講者

あ~~そうですね。

 

楳木代表

みんな東に向かってお参りし始めたり、とか、今大分が本部だからと、みんな大分に向かってお参りしようということになったら、これはおかしい。やっぱり根底は御神体を御迎えして、そこで朝夕拝をさせていただくのが本筋なんだ、と。だけど今はないので、仕方なくこういう形でさせていただくということなので・・。「それでいいでしょうか?」と聞く方がおかしいわけです。

 

受講者

はい。

 

楳木代表

「それでいいですよ」と言ったら、「代表がいいと言いましたんで、この方針で行きましょう」ということになっちゃう。そういう方針はないわけなんで、方針はどこまでも日々御祈りをささげたい場合は、御神体を御迎えして下さいということなんです。だからこういう姿勢で対応して下さい。・・これからいろいろな人とお話する時にね。

 

受講者

御神名だけの方がいいんでしょうか?とかね。

 

楳木代表

だから、「いいんでしょうか」という質問はこれから受け付けない。「いいんでしょうか」というのは、いいわけない。いいわけないので・・しかしその人がメシヤ様に日々御祈りをしたい、感謝をささげたい、あるいは主神様のこの天地創造、宇宙の運行に対して感謝をささげたいという止むにやまれぬ気持ちは大事なんだから、それをどういう形で表現するかは、御本人の努力、工夫でやってもらうしかないわけ。御神体を御迎えするということは、それが明確な形になってくるわけなので有難いわけなんです。

 

受講者

分かりました、はい。

 

楳木代表

そういう姿勢を崩さないようにして下さい。

 

受講者

(他の人に向かって)いいですか。

 

楳木代表

いいですかじゃなく、「いいですか」は自分に言って下さい。

 

受講者

はい、分かりました。

 

楳木代表

ね、人はいいから、自分・・もう自分がそういう姿勢をカッチリ持っていろんな方とお話合いをすればいいわけなのでね。

 

受講者

自分で思うようにするんですか。

 

楳木代表

違うでしょ。だから、そうすることも仕方がないんだと。もうそれしか方法がないんだからね。○○A的にいくと「こういう方針で行きます」ということになってくるので、その癖をとって、メシヤ様に真向かう姿勢、主神様に感謝を捧げ奉る姿勢を自分の中に根底に持って、そしていろんな方がいらっしゃるので、その人その人の状況に応じてそういう形をとるしか仕方がない、ということを大きく包含できるような自分になってこないと・・。それでいいというわけではない。仕方がないんだと。だから自分をもっと大きくして下さい。想念を大きく包含できる人間になって・・横に振らないで、首は縦に振って下さい。

 

受講者

はい。

 

楳木代表

非常に大事な話をさせていただいたところで、これで終わらせていただきたいと思います。

6月度はですね、箱根で地上天国祭を15日11時からさせていただきますので、参拝を計画している方々は移動に注意しながら、そして、地上天国祭を楽しみにしながらご移動いただきたいと思います。ご事情で参拝できない方々はそれぞれのご家庭やその場所で、11時に箱根の方へ心を寄せていただきたいと思います。

それから、今は北海道が一番暑くて南の方へ行くとどしゃぶりというような、気候が非常に変動しておりますので、それはそのまま我々の体調に影響を与えていきますので、十分健康管理をしながら日を送っていただきたいと思います。そのことをお願いさせていただいてメシヤ講座を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

楳木代表

以上を持ちましてメシヤ教大阪支部6月度月次祭を終了させていただきます。ありがとうございました。

 

一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 霊的病気 癌病」(文創  昭和二十七年)