＜今月の御教え＞

「『文明の創造』科学篇　上半身の病気と中風」（文創  昭和二十七年）
本文は『文明の創造』180ページに記載されています。

 

【メシヤ講座　三重支部】

夏野菜を十分に採ろう

楳木代表

非常に暑くなってまいりましたので、皆さん体に気をつけてお過ごしください。

水分をこまめに採るということでは、水ばかり飲まないで、今日お供えされているような夏野菜、取り分け瓜類をとってミネラルが豊富に含まれた水分をとってお過ごしください。水ばかり飲んでいますと体液が薄くなってしま いますので良くありませんので、ミネラルのしっかり入ったものを豊富に食べて夏を過ごしていただきたいと思います。

最初に猛暑に対応する上での諸注意をお伝えして御教え拝読に入りたいと思います。

 

脳溢血の原因

楳木代表

今日は、『上半身の病気と中風』ということでご論文を拝読させていただきました。今はなかなか中風とかいうのは聞かないですが、昭和27年当時は 大きな問題で心配ではあった訳です。

それでまず、脳溢血の原因については最初のページに延髄部に長年月を経て毒血が固まる。固まった人の首をよく見るとですね、首がほぼ丸くなってお ります。中央に窪みが後ろから見るとありますが、この溝が見えなくなっています。

こういう人は非常に危険な状態ですので、首をよく浄霊をしておいていただきたいと思います。

脳溢血の原因はこの延髄の左右ですので、真ん中ではなくて右か左かどちらかであります。固まった方の血管が脳内出血を起こすので、そして反対側が痺れたりするということになってきます。

 

どれだけ冷やしたか、が改善するかしないかの分岐点

楳木代表

5月5日の体験記で岡山支部責任者の報告がありました。

30代で脳内出血を起こして左手 足が不自由になって装具を付けないと歩くことができなくなりまし た。それで人生を儚（はかな）んだメールが来まして「改善するのであれば浄霊をいただきたい」というメールがきたのですが、その時に支部責任者が相手に聞いた内容を覚えていますか。

全快するかしないかの条件ですが、「こういう治療を受けてますか」と聞きました。これは182ページの後ろの方に書いてありますが、『氷冷』ということ が書いてあります。どれだけ冷やしたか、ということが改善するかしないかの分岐点になってきます。

そして、冷やした日数が長いと不自由になっている手足が元に戻る可能性がだんだん少なくなってきます。

それで、この御教えに沿って支部責任者は相手に質問をしたという訳です。かなり冷やしている時間が長かったので、なかなか難しいということだったのですが、浄霊をいただきに通うようになって、だんだん手足が動くようになって、今は足の方は装具をつけなくても良いようにまでなりました。

握力がまだ完全に復帰していないので、自転車に乗ることはまだできません。ブレーキをかけられないのでね。ですから、もう少しかかるかと思います。

5月5日の報告と今回の御教えはピッタリあっておりますので、この御教えを毎日拝読するとともに、岡山支部の報告の30代の男性のところを見ながら拝読をすると、よりこの御教えがわかってくるのではないかなと思います。

 

『毒血は出るだけ出れば止血する』

楳木代表

それから、私自身の経験から言いますと182ページの後ろから６行目『処で、医学の最も誤ってゐる点は発病するや何よりも急いで頭脳を氷冷するが、 之が最も悪いのである。医学では之によって、溢血の原因である血管を、速く収縮させやうとするのであるが、之が大変な間違ひで、本来溢血は毒血が 出るだけ出れば忽（たちま）ち止血するもので、そうなるには数分間位である。』というふうに書かれています。

私は11年前に北海道の虻田町というところで交通事故に会いました。

私は時速70kmで走っていたのですが、向こうはもう少しスピードを出していたようで、左側からぶつかりまして左側の脳内出血を起こしました。

その時に伊達〇〇病院に救急車で運ばれて、そして検査をした結果、「脳内出血を起こしているのですぐ手術をしましょう。」ということになったのですけれども、執刀医に連絡がどうしても取れなかったので、「このままおいておくといけない」ので、そこから1時間かかる室蘭まで運ばれました。 室蘭の病院について、そこには執刀医がおりましたので、もう一度検査をしましたら脳内出血が全て消えておりました。

1時間で脳内出血は体が健全であれば消えるという訳です。

それを1時間以内にやらないと大変だということで、頭を割って脳の血液を綺麗に吸い取ったり、破れているところを縫ったりしていくと、これが後遺症として残ってしまうのです。

しかし、私は幸いなことに執刀医が居なかったお蔭で、脳内出血が１時間で治ったということですので、これがメシヤ様の出るだけ出れば止血されると いうことと、非常にピッタリなところがあるかと思います。

 

御教えに沿って医者の手が入る前に浄霊をすればどのような病気にもご守護

楳木代表

それからもう一つ、私が青年布教師時代に体験しましたのは、四国で70代後半の男性が脳溢血で倒れまして、昔は救急車を呼ぶとかいうことがございませんでしたので、電話が入りまして、すぐに駆けつけました。

その時は左側が痺れておりました。右側の脳で脳溢血を起こしていたということですね。御教えを若い時から読んでおりましたので、右脳と左側の関節に沿って浄霊をして、痺れているところを浄霊して約2時間くらいで、動き始めて、そして、喋れるようになりましたので、「この感じで後は浄霊してい ただければ良いですよ」とお話しました。

そういう浄霊をしたすぐ直後に、くも膜下出血で倒れたご婦人がおりまして、その人は今の新◯◯協会に所属していた方で、その町には当時の新◯◯協会の信者さんは一人もいないので、その協会の本部から、私のお預かりしていた布教所へ連絡がありました。

私も体験した直後のことでもありましたので、浄霊に行かせていただくことにいたしました。

それで「新◯◯協会としたら、こういう場合どこを浄霊したら良いとしていますか」とお聞きしましたら、「臍の両側を縦線で大動脈、大静脈を浄霊すると、くも膜下出血の場合は良いという体験がありますので、そこをしていただけますか」というお話がありましたので、「様子を見て浄霊をしましょ う」ということになりました。

しかし、奥さんだけ新◯◯協会の信者さんで、ご主人はまだ入信していないという状態でしたので、ご主人に浄霊をする前に、「私は頼まれてきたのですが、 命に関わる病気ですので、浄霊で救われるか救われないかは神様にお任せしないといけないのですが、私が浄霊をすることで、もし異変が起きた時に私に対して責任を問うようなことがあっては浄霊はできないので、どうですか」とお聞きしましたら、「女房が頼り切っている神様なので、何があっても何も言いません」と言ってくださいましたので、「じゃあ私たちも誠心誠意浄霊しましょう」と取り次ぎ始めて脳をして、協会から依頼された臍の両側を良く浄霊をして1時間くらいでほぼ良い位になりました。

そういうことが若い時にありましたので、御教えに沿って浄霊をして行けば、医者の手が入る前に浄霊をすれば、どのような病気も御守護をいただける という、経験をズーッとその都度積んで行くことができましたので、ここを拝読しますとその当時のことを、一番最初に体験したことを、思い出すの で、このような場でもその時の体験を話すことになります。

我々が浄霊という力をいただいていることは大変ありがたいことだと思います。

 

メスが入る前に浄霊をする

楳木代表

ただ、若い時に脳溢血の御守護をいただいたのと現代を比べてみますと、今はどんなことがあってもすぐに救急車を呼んでしまいます。救急車も配備が行き届いていまして10分以内に来てくれます。

田舎でも1時間以内には来て下さいます。そうすると医者の手の方が先に入ってしまいますので、命は取り留めても後遺症が残るということが、現代の場合避けられなくなってしまう場合があります。

ですから、皆様方の身内とか知人とかで脳の病気が起きて「救急車を呼んだ」という連絡が入りましたら、出来るだけ救急車を呼んだ所まで走って行って、救急車に乗り込んで浄霊をして行っていただきたいと思います。

「自分は一番身近な人間だから、とにかく病院まで付き添いたい」ということを言ってください。そして、乗り込んで検査が終わるまでズーッと浄霊を取り次いで何とか最悪の状態は防げるようになると思います。

できるだけメスが入る前に浄霊をしておいていただきたいと思います。

前にもお話ししましたが、70代のご婦人が、夜無灯火で自転車に乗っていまして、中央に斜め横断をしてしまったところに、若い夫婦の車がぶつかって、重体で救急車で運ばれました。連絡が入りましたので、その時は病院まで訪ねて行きまして、「自分は身内だけどもどうですか」とお聞きしまし ら「脳の半分が潰れているので手術して助かったとしても植物人間になる。覚悟しておいていただきたい」といわれましたので、「私は信仰をしているので手術までお祈りをさせてください」と頼みました。

「処置をして髪を剃っているので、剃り終わるまでお祈りをしてください」ということで、処置室 に入って行って、看護師さんに「医者の許可をいただいたのでお祈りさせて下さい」と言って浄霊をさせていただきました。15分間ぐらいだったと思 います。

そして、医者が手術をして、頭蓋骨を開けましたら脳が元通りになっていました。出血している血液を吸って縫合して手術室を出てきましたので、 医者にお聞きしましたら、「検査の間違いで脳は大丈夫でした」とのことでした。しかし、明らかに脳がぐちゃぐちゃになっている映像が残っていますの で、「これはもう浄霊で元通りにしていただいたな」と思ったのです。

そうしたことが脳の場合言えます。医者がメスをいれる前に浄霊が出来れば、大変御守護に繋がって行きますので、昨日大阪で頼んだのですが、今は地震を想定して避難訓練の練習をしていますが、「皆さん方は救急車を呼んだ時に乗り込む訓練もしていただきたいと思います。何とか乗り込んで病院に運ばれるまで浄霊をするという訓練をしていただきたいと思います。」と、お願いしました。

この浄霊をしておけば仮に手術をしても改善していますので、割と簡単に終わりますので、何とか浄霊がすぐできるという、訓練をしておいていただきたいと思います。

 

受講者

救急車には、大体一人しか乗り込めないと思います。

 

楳木代表

誰か乗っていたら、「私も乗せてください。」と言って何とかして乗り込んで下さい。それでも乗せてくれなければ、救急車を追いかけながら、後ろから浄霊をしてください。

 

受講者

受け入れる病院を探すのに、10分程は停車していますね。

 

「神様のご配慮で様々事が良いように起きてくる」そういう日頃の信仰が大事

楳木代表

私が交通事故で内出血を起こした時には、後で「神界通信」に書いておりますが、「天照皇大御神（あまてらすすめらおおみかみ）」様が救ってくださったのですが、天照皇大御神様はメシヤ様の教えから行きますと、救済の働きはないということになっていますね。

じゃあ、どうして救済したのかと言いますと、医者と連絡がつかないようにしてくださったのです。救うというのは様々な処置をするということですので、メシヤ様のように浄霊力を授ける救済もありますが、医者と連絡を取らないようにする救済もある訳です。

救急車を呼んでも受け入れる病院がなかなか決まらない。その間にズーッと浄霊ができるということもありますので、メシヤ様にお救い願うということ を中心において、そういう不測の事態が起きた時には〝神様の御配慮によって、様々な事が良いように起きてくる″ような、そういう日頃の信仰が大事だと思います。

そういうことも合わせて、こういう機会に確認しておいていただきたいと思います。

 

姿勢を良くして血管を圧迫しない

楳木代表

それから後半に行きますと、185ページに行きますと「血圧が300」という事が書かれています。血圧が300というのは以前にもお話ししましたがキリンが血圧が300あります。それは長い首の頭まで血液を送るためには300位まで血圧を上げないと、上までいかないということがいえる訳です。

皆さんは、最近血圧を測っていますか？

 

受講者

146でした。

 

楳木代表

その時はどういう姿勢で測りましたか。

 

受講者

椅子に座っていました。

 

楳木代表

屈んだ姿勢（腹を折る）で測ると血圧が上がります。

これは大動脈、大静脈を折る事によって圧迫するからです。

血圧を上げないと血液が流れないので瞬時に上がります。

背筋を伸ばしていると血圧というのは測った時に、また下がります。

ですから、大事なことは我々は姿勢を良くしておかないといけないということです。

日本人の場合どうしても畳の上に座る機会が多いので、足が痺れた場合は足を崩します。崩すと姿勢が悪くなるので血管を圧迫するのです。それで血圧 が上がりやすくなるのです。

椅子の場合は割と良いのですが、日本人は座り方が下手なので血圧が上がるような座り方をするのです。

椅子の奥までお尻をピッタリつけて背筋を背もたれに沿って延びるような座り方をしないと圧迫をしてしまいます。

昔の方々は和服を着ていましたので背筋がピンとなっていました。そういう姿勢をとっておくと良いと思います。

それから足は第二の心臓と言われておりますので、散歩、歩くということを心がけておかないと、理想的な血流を生むことができません。

どうかそのように心がけていただきたいと思います。

それと30分おきに立ち上がって、足踏みをするとかしてほぐして行く。事務職の人はそういうことを心がけていただきたいと思います。

今日はそうしたことを最初にお願いしておいていつものように質疑応答に移りたいと思います。

 

術後の生活が大切―再発の要因を改善する生活を心がける

受講者

後頭部の窪みがないほど盛り上がっております。手足が痺れたりします。

 

楳木代表

肥満でないのに首がそれだけ丸くなっていると頭がやはり心配です。

ですから、そこを良く浄霊をいただくのと、手足が痺れるというのは腎臓が少し疲れているのと、肩が凝っていると冷える原因になりますので、ご自身で も今日から浄霊をしていただいて、奥さんにも良く浄霊をいただいてください。

 

受講者

5年前に肺癌を患い全体の3分の1摘出しました。（右の肺の大部分）

抗癌剤は1回だけで勘弁していただきました。

1回だけでも副作用で非常に辛かったです。

 

楳木代表

術後の検査はどのようにしていますか。

 

受講者

一昨年から検査も薬も止めました。

 

楳木代表

そうすると2年間は検査をされたのですね。

 

受講者

そうです。検査と薬を使用していました。

 

楳木代表

その間は術後の経過は良かったですか。

 

受講者

はい。肺癌の場合は80％命がないと脅されていました。

 

楳木代表

肺がんになった時の原因は自分ではわかりましたか。

 

受講者

おそらくストレスだったのだと思います。

仕事と家族のこととかいろいろですね。

 

楳木代表

タバコは吸われますか。

 

受講者

心筋梗塞も2回患っておりますので、10年ほど前に心筋梗塞になった時にタバコは止めました。それまでは一日 60本程吸っていました。

 

楳木代表

心筋梗塞はどうやって治しましたか。

 

受講者

カテーテル検査です。

 

楳木代表

それでは心臓の薬はあまり入れていないのですか。

 

受講者

いえ、心臓の薬も2年前までズーッと飲んでいました。

 

楳木代表

心臓と肺というのは、ほぼひっついていますのでね。心臓の薬は肺癌の原因になったりします。

おおよそタバコのニコチンはどうでも良いのですが、タバコの中に入っているまず葉っぱを作る時の、農薬と化学肥料、それから加工する時に味付けを している添加物。それだけならまだ体にダメージを与えるほどではないのですが、煙焼剤が紙タバコの中に入っていますので、煙焼剤が発火させていく のですね。発火させた時におよそ添加物と農薬と化学肥料の残留したものが化学反応を起こし2000種類の化学物質を撒き散らすらしいのです。それを吸い込むことによって、癌の原因を引き起こしたりします。タバコ自体は悪くはないのですが、タバコに付随したものが癌を形成して行くのです。

そういうことをご自身の生活の中から、排除して行けば、再発するということはないと思います。

手術した場所をよく浄霊をして二度と癌細胞ができないように、心臓もそういうものを抱えているのであれば、心臓も良く浄霊をしながら・・・、やるところがいっぱいありますね。

今はお仕事は何をされているのですか。

 

受講者

オーガニックショップを経営しております。

 

楳木代表

それでは、こういう話は良くお分かりになると思いますので、そうしたことと浄霊を一緒に取り組んでいただいて、化学物質とかの癌発症の原因になる物質を自分の体に入れないような生活を心がけていただければ良いかと思います。

 

御教えに沿って浄霊していけば老後への安心感が得られる

受講者

随分前からですが、右足が左足に比べて細くなっているのです。

力が入らずにビッコを引いている状態なのです。

右足で爪先立ちできません。

 

楳木代表

それは原因は調べませんでしたか。

 

受講者

調べてないです。

卓球をズーッとやってましたが、支障はなかったです。

 

楳木代表

言葉は話す時にスムーズに出てきますか。

 

受講者

最近少し呂律が回らなくなって来ました。

 

楳木代表

呂律が回らないのは、頭が少し軽い脳梗塞を起こしている可能性があります。足もそれが原因と思われます。右足がそういう状態になっているのであれ ば左側の頭を全体的に浄霊をして下さい。そうすればまた爪先立ちできるようになります。ですから原因は首ですので、首を良く浄霊をして、左側の脳をして下さい。

まあ、浄霊をする箇所がいっぱいありますが。

それでも、今日こうして浄霊力をいただくキッカケをつくっていただいたので、しっかり実践していただければと思います。

そうすれば、これからの老後に向かって安心していけるのではないかと思います。脳梗塞は小さいのが何回か起こって大きいのがドーンときますのでね。

ですから、小さいのを起こした時に浄霊を良くしておけば、大きいのはきませんので、今回は丁度『上半身の病気と中風』の御教えを勉強しましたので、 非常に体として当てはまることが多くあったのではないかと思います。

 

有機農業と自然農法の違い

受講者

○○さんは、有機農業推進の活動をやっておられます。農業のアドバイスもいただけたらと思います。

 

楳木代表

どの程度の規模でやっておられますか。

 

受講者

地域的に盛んなところなのです。

40年ほど前から慣行農法はいかんということで有機農業を推進している団体です。10年ほど前からは有機肥料も肥毒だということで、無肥料で不耕起の耕作を始めている人もいます。

生産量がまだ上がってきていませんので。

 

楳木代表

岡田茂吉教組は日本で初めて自然農法ということを提唱された御方です。有機農業と自然農法の違いは何かと言いますと、自然農法の場合は無農薬、無肥料なのです。有機農業は農薬も何回までは良い。初期の農薬は良いとかの少し緩みがあると思います。

これが植物の中に農薬が残留してしまうので、よくありません。

それから有機肥料にしても、やはりどうしても昔から肥やしをやらないと土が冨養になっていかないという、概念を私達は持ってしまっていますので、 どうしても肥やしをやるとかいうことを考えてしまうのですが、土自体が持っている力を引き出すということが一番大事な訳です。そういう点におい て無肥料の方が、良いということです。

ただ、そこを通りこして不耕起、耕さないところまで行きますとこれはまた考え方が違ってきます。

人間が食べるものを作る訳ですので、人間が土の世話をしてあげないといけません。不耕起栽培にしてしまいますと土自体が元に戻って行ってしまい ます。

そうしますと野菜にあった土とか、お米に合った土になって行きません。やはり耕してあげて、世話をしてあげないといけないということがあり ます。ですから不耕起栽培まではいかないでいただきたいのです。

耕すことはしていただいて田圃などは草が生えやすいので、冬の間に三回くらい耕運しておきますと、草が生えにくくなります。農繁期と農閑期という 言葉がありますが、農閑期にも田圃や畑の世話をしてあげなくてはいけません。世話をするということだけは心掛けて行くように皆様方に啓蒙していただければ有難いと思います。

それから出口さんは、無農薬無肥料を実践して2年になります。御神前にお供えしてくださっているようなお野菜が採れるようになりました。

もう一年するとベテランになると思います。

去年より今年の方がずっと良いものを作ってくださっております。

また話をしていただければ良いのではないかなと思います。

奈良の旧都祁村の方では無農薬無肥料のお茶を栽培している所があります。当初は耕さない農法でしたが、土の世話をしてくださるようになりました。それでメシヤ教ではそこのお茶を支援するようになりました。

 

受講者

その方は、以前より存じ上げております。

 

楳木代表

交流があるのであれば、ぜひ無農薬無肥料の自然農法を推進していただければありがたいと思います。

 

受講者

なかなか大量生産までいかないのです。

3F農法を実践している人もいますが土ができるまで7年位かかるそうです。最近やっとキャベツとかを栽培するようになりました。

 

楳木代表

野菜はナチュラルハーモニーの関係している千葉県の◯◯さんという方が非常に詳しいと思います。

どうしても土に今までの化学肥料が残存していますので、それがどれだけ抜けたかということを測定したりもするようです。

畑というのはなかなか難しいところがありますので、先にやっている人たちに尋ねながらやると割と短い期間で収穫が増えるのではないかと思います。

三重支部の近くで出口さんが自然農法をやってくれているおかげで、回りに広がりそうですね。

 

日本人が弱くなったのは食生活が一番の原因

楳木代表

今日最初に話したことなのですけども、暑くなってきましたが水ばかりではいけませんので、夏野菜をしっかり食べて行って水分を補給して行っていた だきたいのです。ご飯も水分が相当ありますので、そういうものをしっかり食べて行けばそんなに水をガブガブ飲まないといけないということではない のです。

現代は主食とか時期の野菜とかをしっかり食べない傾向にあります。

それで暑さにやられてしまう人が増えてきているのです。

昨日も「千人以上の方が救急車で運ばれた」とニュース報道がありました。日本人は非常に弱くなってしまったなあと思います。

これは食生活が一番の原因だと思います。

 

受講者

出来るだけ食材を安く提供できるようにとの想いで進めているところです。

 

楳木代表

それは有難いことだと思います。

 

虫が居なくなったのは農薬が原因

受講者

私の場合はスタートが食よりも虫とかが極端に少なくなっているという危機感を持っていました。子供達が外で遊ぶにも遊んでくれる動物がいない。食べ物は大人であれば、ある程度抵抗力があるでしょうが、子供に対しては少しの毒でも影響を及ぼすと思っています。

それから昆虫類が少なくなっています。体だけではなくて魂も弱ってきていると思います。

 

楳木代表

昔はどこへ行っても蛍がいましたけどね。

今は農薬の影響で蛍を探すのが一苦労ですね。

 

受講者

カナブンもいなくなりました。テントウ虫もいません。でんでん虫も探さないといません。農薬を使っていない畑にはでんでん虫はおります。

メダカもいないのです。ゲンゴロウもいません。

虫は極端に減ってしまいました。やはり農薬でしょうか。

 

楳木代表

虫がいなくなったのは農薬のせいですね。

 

受講者

蜜蜂もいなくなってきています。

蜜蜂が消えると作物が育たないのですね。

 

楳木代表

受粉してくれないからですね。

日本の蜜蜂がいなくなったので他所から蜜蜂を入れたりしていると生態系が変わってきてしまいます。

ペットを逃がしたりしてしまって田舎の方でも変な動物を見かけることがあります。

 

受講者

名張もヌートリアが滅茶苦茶繁殖しています。

畑の作物を食べるのです。川沿いに大体生息しているのですが夜になると一斉に出てきます。ものすごい被害です。

 

楳木代表

今は福島県の原発周辺が・・・人がいないので猪とか鼠とかが大繁殖しているそうです。

人間がいなくなって、まあ動物にしてみれば元々俺たちが居たんだ。ということですが。

今月からは福島で勉強会を行うようになりましたが、しかし、もう「福島には帰れない」と懸念しています。もう一度あの場所に住むことが出来るように なれば良いのですがね。

 

若い人たちに活躍の場を！

受講者

福島から避難してきている人たちも結構名張におられます。

美杉町に国の補助を受けて農業生産を行うようになった方もおられます。奈良の方ではグループでそういう方々を支援しています。

伊賀にも愛農学園高校という全寮制の高校があるのですが、そこで当初50世帯を受け入れして1年半程支援したそうです。そういった支援がズーッと 続いているのです。

NPOで勉強会などの活動を行っています。

 

楳木代表

若い人たちに大いにそういうところで活躍してもらいたいですね。

 

受講者

農業を始めるとなると、農業機械が非常に高いのが若い人たちのネックになってきます。それで“行政と農業を廃業する人のマッチングが出来ればなあ”と、思って活動をしています。

 

楳木代表

中古を農閑期に修理して農繁期に使うという昔ながらの生活ができれば良いのですがね。

 

受講者

なかなか農家の人が農地を手放さないのです。今はそこがネックになっています。それと面積が小さいのです。小さいとなかなかサラーリーマン並の収入を得ることは無理なのです。

 

楳木代表

小さいと作業は大変でしょうが段々畑を維持しておいた方が山のためには良いですよ。九州の方はまだ段々畑とか棚田とかが残っています。

それが観光名所にもなっています。美しいのでね。

 

受講者

そういうところに行政が目を向けていただきたいものです。

 

楳木代表

田圃の場合は面積を広げると便利でしょうが水温の管理が難しくなると思います。段々と上から水を落として行った方が水温の調整がうまく行くのではないでしょうか。それで美味しいお米ができますしね。

 

受講者

平地より山田の方が美味しいですね。

平地は農薬交じりの水も入ってきますしね。川からの水がある方が良いですね。

 

楳木代表

そういうことを考えるとやはり昔ながらの自然なやり方が美味しいお米がとれると思います。

 

局所を冷やさない

受講者

脳溢血は頭を冷やすとダメだとありましたが、脳梗塞もそうですか。

 

楳木代表

そうですね。冷やさない方が良いですね。どうしても冷やした方が良いという観念を持っていますが、冷やすと、あとが大変なのです。

しかし、部屋が三十何度もあってはいけませんので、クーラーのある部屋というのは大事ですけども、局所を冷やさないようにしていただきたいのです。

 

受講者

義父がすぐ汗がベタベタになるくらいかくので病院が頭にアイスノンを乗せるので、行くとガンガンに冷えているのです。今回の御教えを読んで“えーっ”と思いました。

 

楳木代表

それは良くないね。

冷房は完備しているのでしょう。でしたら頭は冷やさないで欲しいですね。見かけたら外して汗は拭いてやれば良いです。

汗が出た方が体は良くなって行きますのでね。

頭を冷やさないでくださいと看護師に頼んだらどうですか。

 

受講者

義妹もおりまして、「汗かいているのに冷やしてももらえない」と言われてしまいます。

 

楳木代表

「あんまり冷やさない方が良いみたいだよ」と話をしてみたらどうですか。体が汗を出そうとしているところに頭だけ冷やそうとすると頭で闘いが起きるのです。延髄のところから熱を出そうと指示が出ているのに、そこを冷やしてしまうと、闘いが起きてしまいます。

だから「本人の方が苦しいら しいよ。却（かえ）って体力を失うよ。だから冷やすのは控えた方が良いみたいよ」と、そういう言い方で説明してあげてください。

この御教えをそのまま伝えると「何を言っているのよ」となってしまいますからね。

 

受講者

冷やすことをしていない時の方が体の痙攣的なものが少なかったように思います。

 

楳木代表

病院に世話になっていると大変なことがありますが、身内にはそういう説明をして、冷やさないようにしていきましょう。

40度の熱が2日間続いた時にはある程度冷やさないといけません。

それ以外では冷やさない方が良いですね。そのように義妹さんと話をして見てください。

 

受講者

それは一般の子供とかでも同じでしょうか。

 

楳木代表

そうです。40度代が出ても大丈夫なのですけども、48時間ぶっとおしで40度以上が続いた場合は後遺症が起きるのです。脳に損傷を起こしてしまう のです。途中少し下がれば大丈夫なのです。それだけは注意して体温を測りながら様子を見ていただきたいと思います。

40度を出せる子供は最近はあまりいませんね。

 

受講者

途中下げる時に冷やす場合は頭ですか。

 

楳木代表

頭が熱ければ頭を冷やして下さい。

 

受講者

前頭部、後頭部？熱のあるところ？

 

楳木代表

熱のあるところですね。触ればわかりますから。カーッとしているところです。

 

受講者

病院では脇とか鼠蹊部を冷やすことがありますが、それはどうでしょうか。

 

楳木代表

体温が下がれば良いです。

 

受講者

40度以上が48時間以上続くならば、冷やした方が良いということですね。

 

楳木代表

そうです。

 

受講者

脳に後遺症が起きるのはなぜですか。熱でですか。

 

楳木代表

そうです。熱で起きます。御教えにはないところです。

医療の実験データによってそういうことが起きるということがあるのです。しかし、浄霊をしていれば48時間も熱が続くということがないです。一眠り すれば熱が下がります。大体一晩で熱は下がるけど、浄霊をして48時間以上熱が続くということは今まで経験がありません。

私の体で体温計を壊したことがあります。熱が下がらなくなってね。41くらいまで目盛りがあってそれ以上でたんですね。

今回の体験談では緑の鼻汁が出て乱視が治りましたが、私の場合は、その高熱が出て乱視が治りました。

 

受講者

緑色というのは何の色なのですか。

 

楳木代表

緑は薬毒か、然毒かですね。然毒の方が多いと思います。

 

我々の身体はすばらしい

受講者

先生の交通事故の時の脳出血の時の脳の中の血はどこへ消えたのですか。

 

楳木代表

おそらく腎臓を通して尿で排出されたのでしょう。

管を通されて尿が溜まっているのですがその色が尋常な色ではないでしょう。黄色ではなく茶色っぽいですから。

人間の体というのは本当に素晴らしく出来ておりますので、膜と膜との間を通すものと通さないものとの連続で人間の体というのは出来上がっておりますので、毒素を外へ出すとか、出血した血液を外へ出すとかそういうものが連動して動いて瞬時に外へ出してしまいます。

我々の肉体が母親の体の中で出来てくるのを見ただけでも、考えられないような形で人間になってくる訳ですから。それを見ただけでも我々の身体というのは素晴らしいものだなと思います。

 

受講者

太って毛細血管が増えて血液を送らなければいけないという時は血圧が上がっているということでしょうか。

 

楳木代表

血圧が上がるのではなくて、増えたところを育てるためにそちらに血液が行ってしまうのです。それで必要なところへ血液が回らないのです。

筋肉を復活させるより脂肪をつける方が大変ですからね。

例えば、メシヤ講座とかを作成している時は頭に栄養素の一番良いのを厳選して頭に送っているのです。そういうことで一晩徹夜すると2～3kg痩せるということがあります。

 

受講者

徹夜すると痩せるのですかね。

 

楳木代表

食べながら徹夜しても痩せないですよ。

それ以上痩せなくてよいですからね。（笑）

 

宗教改革について

受講者

宗教改革の話が特選集で何度か出てきますが、ルターは聖書をドイツ語に訳した。他の国の言語に訳したことによって成し遂げられたと言えます。宗教が次の国に広がって行くのは、今取り組んでおられる英訳とかは非常に重要であると思います。ある意味それも宗教改革ではないかと思うのです。ルターの場合は聖書中心主義ですが、〝御教えを中心にやって行きましょう″ということが通ずるものがあるのではないかと思いました。

 

楳木代表

ただ、相通ずるものがあるのですが、メシヤ様の言われる宗教改革とは・・・。

 

受講者

違うと仰っておられますね。『ルターのような小さいものではない。もっと大きいものだ。』と。

 

楳木代表

『世界の宗教の発生理由と担ってきた役割を明らかにする』ということが、メシヤ様の宗教改革ですから。

 

受講者

誤ってきたところを正していくということですね。

 

楳木代表

そうです。ですから、そういうことがわかった上で他の言語に訳していかないといけません。

 

英訳について

受講者

やはり『文明の創造』をね、原文のままで英訳されるのが良いことかなと思うのですが。キリスト教に配慮して原文を変えたりすると、真実が伝わらな いと思います。私は英語力が全くないので大きなことは言えませんが（笑）

 

楳木代表

直訳すると、さっぱりわからなくなるのです。

 

受講者

しかし、『禁断の木の実』とかを抜いたりせずに、現地の人にわかるように訳していくということは大切なことではないでしょうか。

 

楳木代表

そうですね。それは大事なことですね。

そういう人材をもっと集めていかないといけません。

そういう意味では今の英語での体験記というのは一番良いと思います。

御教えを英訳するというのはなかなか難しいのです。

 

英文サイト担当者（偶々今回参加しておられました。）

何が目的かによって手段を変えていかないといけないと思っています。

何を目的にするかによって直訳かもしれないし、相手方に伝わる言語に変えるかということ。それからかなり年代が古いので、それをきちんと現代化した言語にするということもありますし、西洋と日本との違いを両方わかった上で、英訳していかないといけません。

 

受講者

物凄く高尚なことをやっておられますね。

 

受講者

現地の感性に詳しくないといけませんね。

 

英文サイト担当者

しかし、中々すべての能力を備えている人はおりません。

そこで別々の人が役割分担するのですが、そうすると喧嘩になります。

そこで喧嘩をしないために目的が何かを明確にすることが大切になってきます。

何の目的のためにそれをするのかということを、共有しないと、別々の能力の人たちが勝手に自分の思惑で作業をしてしまいます。

 

楳木代表

英文サイトが出来上がるまで壮絶な闘いがあったのです。（笑）

しかし、一番最初に直訳をしてくださる人がいたので、それを叩き台にしてやれたのです。

 

日本語の勉強をしっかりとする

受講者

英語は出来ないとだめですかねえ。

 

楳木代表

「ダメですかねえ」ではなくて、日本語をしっかり勉強をしておかないといけません。

今、外国人の方々が一所懸命日本語を勉強しているから十分だと思います。しかし、日本人がもっとわかっておかないといけないのは、元々の日本語をわかっていかないといけません。

都祁村に都があった時代の日本語をわかっていかないといけません。

あそこに都があったのですから。山の上にね。

 

受講者

それは隠れた歴史ですか。

 

楳木代表

神武天皇が日本に入ってきてから歴史が変わった訳ですから。

その前の歴史なのです。あそこに都があったのは。

三千年以前、神代の時代です。

青森県に三内丸山遺跡があった頃の都なのです。その都は日本全土を支配しているのではなくて、あそこを中心にして関東、関西この三重県一帯を統治 していた都だからね。その頃は武器を持たないで統治していたのです。だからあの辺に住んでいる人たちは穏やかな人が多いでしょう。言葉も優しい しね。

 

受講者

奈良に都祁村がありますが三重県にも柘植村があります。字は違いますが。

 

楳木代表

山々がズーッと見渡せるところと、丘を見渡せるところとにあったのではないですかね。

あの辺りに古民家を買っていただきたいですね。

 

受講者

山添村も都祁村の近くですよね。

 

楳木代表

そうですね。あの辺の方がもっと都らしいかもしれません。伊賀上野よりはね。

しかし、冬雪が降りやすいですからね。

田の字型の和室のある広い古民家があると良いですね。

 

受講者

ありますよ。いっぱい出ていますよ。

ちょっと南になりますが室生のあたりですと、10軒のうち2軒は空家になっているのではないでしょうか。室生寺のあるあたりですね。

 

受講者

室生ってまた遠いですね。

 

受講者

西名阪を挟んで反対側が都祁村になります。

 

楳木代表

名阪に近いところは便利が良いですからね。

全国の大会ができてね、普段は支部ができるところね。

だからね、襖を全部開けたら100畳くらいあるようなね。

 

受講者

えらくまた大きな話になりました。（大笑い）

えらいことデス。この前の、地上天国祭の会場より大きいじゃないですか。

 

楳木代表

箱根はまだ詰めて座ればこの前の倍は座れます。

60畳あります。しかし、すぐ狭くなるなあ、と思います。

 

受講者

大黒様お願いしまーす。（笑）

 

楳木代表

話が盛り上がったところで時間になりましたので、一旦終わらせていただきます。

ありがとうございました。

 

受講者

ありがとうございました。

 

＜来月の御教え＞

「『文明の創造』科学篇　脳貧血其他」（文創  昭和二十七年）