メシヤ講座no.140大阪(平成24年9月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 無機質界」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』131ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

神霊学における「理論」と「実験(実証)」

楳木代表

この御論文を拝読させていただいて、感想としては「非常に難しいところがございますねぇ」という方が多くいます。それで少しメシヤ様がこの御論文を書かれた時期から今日までの推移を見詰めていきますと、昭和27年にこの御論文を書かれた時には顕微鏡は6万倍ぐらいまで見えるというところから、約60年間経ってですね、この度ヒッグス粒子まで確認できたという時代を迎えております。

ですから“メシヤ様がいよいよこの『理論神霊学』、『実験神霊学』を証立てる時期を我々は迎えているんだ”というふうに受け止めていただければいいのではないかなぁと思います。

我々はですね、“メシヤ様”とお祈りすることによって多大な御浄霊力をいただいて、大きな御守護をいただいて、そして感謝の御報告をさせていただきます。この部分が『実験神霊学』の部分でありますね。

そして、御教えに基づいて、例えば、ずっと我々が学んできた心言行というものは、輝く心言行へと取り組んで(実践して)いけば徳が備わっていって恵まれていくという、そういう法則と、それからこの心言行が非常に汚れていくとそれが曇りを発生して運命がいい方向には行かないという、そういう(因果律を説く)『理論神霊学』という世界があります。

この両方を、実は我々は御教え拝読をしながら、日々まぁ行っていることであるというふうに受け止めながら、この御論文を繰り返し繰り返し拝読しながら、日々の信仰生活というのは実はそういうことなんだ、というふうに定着させるように日々を送っていただければ大変ありがたいと思います。

その『理論神霊学』(の中で)は、一つは我々の生活に不可欠な「霊主体従の法則」というのがあります。この「霊主体従の法則」は来月拝読をするところになっていきます。

それから「浄霊の原理」という部分があります。浄霊の光が何故魂まで到達していくのか、あるいは曇りを解消していくのか、あるいは濁血を浄化して、溶かしていってしまうのか、あるいは消滅させていくのかというのは、この素粒子よりもさらに小さい世界の存在が浄霊の光だから、あらゆるものを透過し(作用させ)ていくということであります。

 

主神様の世界経綸をキャッチする

楳木代表

実はメシヤ様はそういうことを、昭和27年当時、湯川博士のこの発見を通して、自分の理論が明らかにされて来始めたんだということを、ここではお述べになっておられますので、世の中の流れとメシヤ様の御論文をいつもくっつけて見ていけるような、そういう御教えの拝読の仕方をしていただければ大変ありがたいと思います。

 

『世界救世(メシヤ)教 教義』は信仰魂なり

楳木代表

だから、今月はまた今日から30回読んでいただいて、1日1回読めば30回読めますので、来月の月次祭までに、ここのところをまず読んでから、他のところを読んでいただくという、そういう生活を日々送っていただきたいと思います。

これは(30回というのは)ですね、「世界救世(きゅうせい)教」時代ですね、通常12歳から「おひかり」を御下付することができる、いわゆる入信することができるという時代と、それから7歳になったら「おひかり」をいただけるという時代もありました。

しかし、私が布教所長をしてる時に、7歳の子供に「おひかり」を御下付する時の教修をどのようにしていくか、といろいろ試した時期があるんですけれど、その時にですね、今日木原さんに拝読していただいた『世界救世(メシヤ)教 教義』を暗記してもらおうと。それで暗記できた子は、魂が分かったということで、「おひかり」を御下付しようと。

勿論3日間の教修もしつつね。

だいたい7歳の子が1ヶ月かかると完璧に覚えます。7歳の頭脳でいくと、まぁ1ヶ月で完璧に覚えます。

だいたい子供に覚えさせると母親も覚えてきます。だから30代40代の人でも、1ヶ月間子供と一緒にワンセンテンスずつ暗記させていくと、(親子とも)1ヶ月でだいたい覚えてきます。

これ全文を暗記しようということではなくて、1ヶ月間まぁ30回拝読をすると、おおよそ我々の頭の中にですね、長期記憶のような形でたんぱく質状に物質化して脳の中に残っていきますので、おおよそ「あの~これどういう内容だったかね~?」と聞かれると、この文言通りには出てこなくてもおおよその説明ができるようになりますので、是非毎日毎日拝読しつつ、他の御論文も拝読していただけるように一つお願いをしておきたいと思います。

 

M●A信者を「知っている方」へ

楳木代表

それから今月のメシヤ講座の中に2つの御論文を掲載しておりますけれども、これはですね、先月の直会の時に○○さんから、もう帰り際に質問を受けた『夜叉龍神』のこととか、『国武彦尊』のことについて、中途の話になってしまったので、この(掲載した)御論文を『文明の創造』(の中の御論文)と合わせて、平行して読んでいただくと随分理解できるんではないかなぁということで載せました。

昭和26年にメシヤ様がお書きになった御論文(『時局と霊界』)の中では『○○○之尊』という表現を使われております。それから『○○龍神』というふうになっております。それを、昭和27年に『文明の創造』を御執筆になられた時に、時期が来たので明かすということで、『国武彦尊』(くにたけひこのみこと)という神命と、『夜叉龍神』という龍神名を明らかにされております。そういう邪神界の中で、メシヤ様の御光をもって解脱せしめた者の眷属(部下)達が、まだ想念という世界で残存して(人類の想念に影響させて)いるので、それを切り替えていかないといけないのが、実は我々の御神業です。

頭目は改心したんだけれども、その下の眷属達が、よりしつこく動いているということが今の現代社会でありますので、言い方悪いですけども、広域〇〇団の組織を見ると、〇長とかというのはある程度紳士ですよね。しかし、下っ端に行くほど始末が悪い、〇〇ピラというのは、もういくら言い聞かせてもしょうがない。そこへゆくと〇長となると、警察署長なり、さらにその上の組織から話をしていけば、「分かりました、了解しました」というやりとりができるんですけれども、下ほどそういう話し合いができません。

ですから、そういうところの、向こう側の世界(邪神界の眷属たち)のやってることというのは、なかなか始末が悪いわけです。

それ(『暴虐手段を以て、世界を自由にしようとし、目的の為に手段を選ばざる的のやり方』によって『○○龍神の眷族が憑依して私を責めた』など)が今、いわば「メシヤ様を教組と仰いでいる教団の中で起きていることだ」というふうに受け止めていただきたいと思います。

善言讃詞の中でですね、今まで善言讃詞の解説書(善言讃詞のてほどき)というのが世界救世(きゅうせい)教の中では何回か出て来ています。その時に善言讃詞の中に出てくる『夜叉龍神』というのは、『夜叉』と『龍神』を分けて解説しております。だからそういうものかと思ってずっと善言讃詞を唱えて来ています。

しかし“この言霊をずっと唱えるということは、一体どういうことか”ということなんです。

ずっーと唱えるということはどういうことかというと、「『夜叉龍神』も解脱した」(『人間と雖も半分は野蛮性が残っていた以上、霊的に言えば尠からず罪を犯し、罪穢を積んだのであるから、時々浄化作用の必要が起る。それには壊し屋も、掃除屋もなくてはならないから、英雄という掃除屋の出現も、神の経綸』で、その英雄に憑っていた国武彦尊は『一時は成功したようだったが、九分九厘で失敗し、遂に主神の厳罰を受け、一応は悔改め善神に立戻った』)ということを知らしめていかないといけないわけです。

だから「後の『眷属』も当然従って改心していけ」というふうにもっていかない限り、この世の中は(昼の世界である)地上天国ができないわけなんです。

その眷属達がまだしがみついてますので、このしがみついている者達が、みんな改心していけるように、この言霊を主神様の御神前を中心にして唱えていって、それによってこの霊界を整えていくということが大事なんだと。

そういう重要なることが分かれば、東●之光教団をはじめとしてですね、この善言讃詞を改ざんするということはとんでもないことだということです。

例えば仏滅を迎えたのだから『多寶佛塔』は唱えなくていいんだとかいう、非常に浅慮という、浅いものの考え方で切り変えていこうとしている。その程度のトップが教団を引っ張って来たために、大変、信者さん方にはですね・・、東●之光の信者さんが一番まじめに教団を支えようとして一生懸命やってきたんだけれども、一番御守護をいただけない状況で今日を迎えてきております。

それはですね、そのトップの考え方が、メシヤ様が『夜の時代』になってしまった一番根っこのところ(悪の根元)を切り変えていこうとされている御気持ちを、御神慮というものを分からないで(考えていかないで)、上っ面で、もう“仏滅の世が来たんだから(神の昼の世界へ)切り変えていかないといけない”というような浅はかな考え方で、それを(枝葉表面的に易んじた)経綸として打ち出してきたために起きてることだということです。

そういうふうに受け止めていただいて、今日からこういう御教えを(繰り返し)拝読して、そして、メシヤ講座の中に掲載した御論文(『時局と霊界』)などをそのように受け止めながら、さらに善言讃詞の奏上の仕方が高まっていくような奏上の仕方を、是非、日々取り組んでいただければ大変ありがたいと思います。

今日はそういうことを最初にお願いさせていただきながら、いつものように質疑応答形式の勉強会に移らせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

「夜叉龍神」解脱したのか?

支部長代理

いわゆる三巨頭・・、邪神界の悪そのものであるとおっしゃられてますが、ヤマタノオロチ、邪鬼という、あとキツネさん(金毛九尾)ですが、御在世当時の後期になりましたら、あのキツネさんでさえも(分霊したキツネさんかはわからないが)光によって改心したというふうにおっしゃっていますので、邪神となった頭目の『夜叉龍神』についても御在世当時やっぱり改心したという解釈の上で、この善言讃詞というのを唱えていくのがふさわしいと思います。

その霊界で見ましたら、第一天国、第二というふうに順番に天国がつくられていったと同時に、一番下の地獄からだんだんとなくなっていったとおっしゃってますので、そうした霊界の状態も合わせ考えましたら、世界を牛耳るフリーメーソンのマークであるビラミッドの頂上の一つ目のような『夜叉龍神』だけでなく、ユダヤの元であり闇の状態となった時の働きである素盞鳴尊も3人いらっしゃるけれども、改心しだし、分霊された素盞鳴尊も改心されたとかもありますので、今代表先生がおっしゃいましたように、残りの眷属も改心していくように光増すようにしていく、ということをお聞きして正にその通りであるな、と感じさせていただきました。

日月地星辰が出来て、人間を創造された時にすでに霊界では覇権的な争いがあったと御教えにありますが、いよいよ正神(神龍ともなる)を邪にしていき邪神にしていった三巨頭は最後にはますます光に苦しみ動かなくなって、いはば押し込められその動きにくさが改心ともとれますが、邪神頭目については改心したんだということを考えます。

 

楳木代表

やっぱりメシヤ様はすべて一応準備をして、そして神界へお戻りになる、とおっしゃた。最後の御浄化に入られた時にね、そういうふうに言われたということは、一応頭目達はすべてメシヤ様と相打ちになったという状態で、一応、もうすべて改心させたんだ、と。

 

「夜叉龍神」の眷属たちへの取組み方

楳木代表

その次の段階の眷属達はまだ残っているし、それらが上手に入り込んできて、薬を飲ませながら浄霊をするというような方向をやってるわけなんでね。

だからもう東●之光教団にせよ、い●のめ教団にせよ、●之光教団にせよ、その他の離脱教団の人達に働きかける時には、こちらの魂がそういうことをよく分かった上で、力をメシヤ様にいただきながら語りかけていく、という取り組みをしていかないと、相手を目覚めさせるということはできないですね。

それから「浄霊をいただきに行ってみたい」と言ってもなかなか来ない人とか、「月次祭に今度行かせていただくね」と言っても来れないという人は、やはり邪魔されている部分があるので、余程こちらが、メシヤ様から力をいただきながら言葉を発していく、というそういう取り組みをさせていただかなければ、その人達を御許しいただけるということはなっていけないと思いますのでね。より一層、心をメシヤ様に向けて、そして御力をいただきながら進んでいただきたいと思います。

 

支部長代理

一番そういう頭目級の頭目と言いまして悪そのものですよね。悪をずっと発して龍神とかにかかってサタンとか黒龍にしてしまう。また神様が邪に落ちて行って邪神になって、そして人間に悪いことをさせていっている。

というふうな、そういう御教えを考えますと、一番その元からずっと何十億と分霊していっているということですので、頭目は改心したけれども、分霊のサタンとか黒龍とか、ああいった眷属もやっぱり一人一人かかっている、またいつも副守護神に悪からの霊線が繋がっているので、そういうのを介して影響を受けている。

そうした悪いほうもかかってるけど、善いほうも、信者にもみんなそうした眷属がかかっている。そういう根源を考えますと、魂からの力が要りますね。

 

地獄界消滅にともなう「魂の改心か消滅」

楳木代表

それとね、一番大事なことは、天国にこの世の中が成っていくということは、実は地獄が無くなってくるわけですよね。

しかし、地獄が無くなるということについては、みんな地獄で修行中の人達がみんな救われて地獄が無くなる、ということは我々の希望的観測であって、地獄が無くなるということは地獄は消滅するということです。そこに在籍している人達の魂が無くなってしまうということなんです。

これが一番怖いことなんですね。所属しているというか、そこに在籍しつつ、(ひたすらいつまでも)「地獄の修行」をしている人達は、地獄が無くなるということはその魂自体が消滅させられるということです。

これが一番恐ろしいことなので、現界の子孫に対して「メッセージ」を送って来ているのが、要するに毒素が溶けていく浄化とは別の浄化でいわゆる「御先祖様のお気づけ」として出てくる話(先祖も同系統子孫も一緒に住んでいる地獄は下層から消滅していっているのに、ある執着のために子孫が徳を積めず、また先祖もその執着に捉われ、そうして先祖の罪穢がなかなか消滅されないという先祖の危機的な苦しみの現れや戒告)ですので、そこを我々が分かっておかないと真の救いがやりにくいところがあるのでね。

是非こうして御教えを学んでいく上においては、そうした「霊界の厳しい現実」というのを自覚しつつ進んでいっていただきたいと思います。

そうしなければですね、事例として出すのは非常に悪いけど、「紫微宮を祀ればみんな(無条件に)先祖は天国に入れるんだ」というような、トンデモない論理が出てくるので、どこまでも地獄に在籍している先祖はそのままなので、光(子孫が正しい信仰や徳により救い主たるメシヤ様からいただいたもの)を(霊線で)送って、あるいは、本人達が、霊界の修行は『我と執着』をとることなのでそのことに懸命に取り組んで1段でも2段でも上がっていく(自己努力)ということに取り組まない限り、そういうことは許されないんだ、と。

そうして、「もう自分が無に帰してしまう」ということほど恐ろしい話はないので、あがいて子孫に色々メッセージを送ってくるということです。

 

こうしたことになるという御神意を覚らずに、それに対応していると間違った方向に行ってしまいますので、御教えを求めつつ起きてくる事象に対して御神意を求めて取り組ませていただく、そういうことを重ねていただきたいというふうに思いますね。

 

受講者

先祖の魂が消滅してしまった場合、(連鎖している)現界にいる子孫はどういうふうになるんでしょうか?

 

楳木代表

いやそれは「子孫はどういうことになる」ということじゃなくて、所属している先祖がなくなるということは子孫に何か影響を及ぼすというよりも、その人(先祖)自身が、自分が消えてしまうということほど恐ろしいことはないということです。

我々は死を迎えようとしても、霊界に行けるということがあるので安心して死を迎えるんだけど、死んだ人がそこからまた「再生できる希望」が全く無くなるわけなので、その人達のその御心境というか想いというのを慮(おもんばか)ると、もうこれほどの絶望感はないのでね。

お気の毒なので、その人達を救わせていただくということが大事で、子孫に何か影響が出てくるということは、消えてしまうので影響はない。

しかし、消えてしまう側のお気持ちを考えると全く無になってしまう。これほど恐ろしいことはないわけなので、いくら地獄に落ちようとも極寒地獄で苦しもうとも、いつかはこの罪が許されてもう一回再生できるという希望があるから修行にも耐えれるんだけど、そこが無くなってしまうということになるとね、大変恐ろしいことではないかなと、思いますね。

 

支部長代理

まぁ地獄にいるくらいだから、最初、悪い希望、良くない希望とか持ってますが、消えると良いことも悪いことも何もできない。悪い者は悪い者なりに、それなりの楽しみ、また思い出もあるけど、そういうもの一切無くしてしまうという絶望。

思い出を全部無くしてしまうことほど恐ろしいことはないと言ってたどこかの心理学者かがいらっしゃいましたけども、私も過去の思い出を全部消し去ったらどうなるかなと思ったんですけど、味気無いというか、もう自分が歩いた跡が何もない、自分の存在が過去に無いということになりますね。そして、霊界では過去は生前の執着をとるため忘れることになってますが、将来一切無になる、ということは、悪人であろうが善人であろうが、もうたとえようのない悲しみが波のように襲ってくるような感じがして怖いですよね。中有、かつて自分がいた現界のようなところにも二度と行くことが出来ないという、希望絶する恐怖。

だからスターリンとか、ああいった恐ろしい人、あれだけ人を殺しても平然としているような人達でも改心をみせたのは、極寒の辛さもあるけれど、先々、主神様に魂を抜かれるとどうなるか、はわかっていますからね。世界中の邪神を呼ばれた時、日の車輪で焼き尽くす、と主神様がおっしゃりましたが、それは焼尽消滅ということです。だから、狐霊でさえも、魂が抜かれると言うと一番ビックリする。

そこで、みんなそうしたことは、悪の根源の神様から始まったということで、そして御先祖様の魂、子孫の魂へと影響させながらも、魂は個別に存在し、しかし連鎖して地獄で改心しないということで、どちらも頑張らないと追いつかない。だいたいは先祖の始まりは信者さんだから、信者さんを早いこと目覚めさせていかないといけないなぁと思いますね。

 

東方之光は、なぜ真に救われない?

受講者

みんなやっぱり浄化がきつくなっている感じなんですよね、M●Aの人達が。

御教えで、「天国が来るから、毒素や三千年の罪穢れですからいくらでも曇りがあるから、そういうのが溶けているんだろう」と解釈しているんですよね。「いやぁでも本当は、昔は、メシヤ様の御教えでいけば、浄化はするけど、だんだんと良くなっていく、それが本当じゃないの?」と話すと、どんどんどんどん浄化がくるんですけど、もうそれが「やっぱり罪穢れが一杯あるから、そうしてやっていかないといけないんだ」と言われるんですよね。

 

楳木代表

ですから、そこまでの考え方はいいわけです。

 

受講者

浄化してくるというのはね。

 

楳木代表

「溶けてくるんだから、溶けて来たものをどうするか」というのが一番大事なわけです。光が強くなって溶けるということになった時に、溶ける時に大事なことは二通り考えないといけない。

毒素を入れて来たから溶けるというのがあるから、「毒素を二度と入れない(溶けた毒を固めない)」ということが取り組みとしてはある。

それからもう一つは、罪穢れの曇りの根源は一体何かというと「心言行」なので、この心言行が、もう1回曇らせる心言行をやっていると、せっかく浄化して溶け始めたのに、またその毒素に曇りが上に乗っかってしまうので、この取り組みがなければいけない。

だからせっかく溶けてるところに、「痛みを取るために薬を入れてしまう」ということは、もうこれは本末転倒になってしまいます。

それからせっかく溶けているにもかかわらず、また『夜の時代』の考え方をしてしまうと、「敵対心」とか「対抗心」とか、そういうことの生活をしていると、せっかく溶けたけど、またその上に曇りを上乗せしていくという生活をしていくのでね。

こうした取り組みをシッカリしていかないといけないのでね。

M●Aの人達が一番足りないのはこの考え方なんです。「溶けている!」という掛け声はするんだけども、「だから溶けた場合にどうするか?」という、こっちの具体策が無いために、ね。

 

受講者

そうですね。「毒素はいっぱいあるんで、光がどんどん強くなってきているから、前よりもどんどん溶けて来ている」という考え方もあるみたいです、それは。

 

楳木代表

だから、「その考え方は良いんだ」と。だから、「溶けた人はどうするか?というこの先の話がM●Aにはないんだ」ということを今言っているの。

 

受講者

先の話・・

 

楳木代表

「溶けた人は、どうしたらいいのか?」という、

 

受講者

どうしたらいいんでしょうかね。

 

楳木代表

だから、溶けた以上、「もう毒を二度と入れない」ということが一つ。それを入れてるでしょ。

 

受講者

そうですね、入れてますね、薬飲んでるからね。

 

楳木代表

だから、これが一つは良くないということ。もう一つは、「心言行」が『夜の時代』のまんまの心言行。

 

受講者

それで余計に・・、真剣にみんなで御浄霊に取り組んでいるから、余計にもう治りにくくなっていますしね。

 

楳木代表

うん。人に迷惑をかけてるから。

 

受講者

そういう、ずっとそれで来てますから・・、方針が。

 

楳木代表

だから(心言行について)基本的には、「嘘をつかない」「人に迷惑をかけない」ということが最低限必要な事なのでね。

それを浄霊に来てもらっているということは、人に迷惑をかけてるわけだから。いくら浄霊いただいても人に迷惑をかけてるということは、曇りを発生させているということだからね。そういうことが一つ一つ整理されてないのが今のM●Aの現状だ、ということです。

 

受講者

私、小さい・・小学校の頃とか、みんな自分の家も周りの家庭も、家族みんなで信仰してて、浄化があるけれども、「浄化がだんだん良くなってきてた」「金銭的にもだんだん恵まれて来て、病気する人がだんだんなくなってきた」という感じだったと思うんですね。だけど、今はそういうことがM●Aでは全くないんですよね。

昔そうだった頃というのは、光がそんなに・・曇りが溶けてるのが多くないから、ということがあったんですかね?

 

楳木代表

そういうことはない。

 

受講者

ない・・

 

楳木代表

要するに、「御教えに基づいてどのように生活をしたらいいか」という考え方が今欠如しているために起きてることだ、ということです。

 

受講者

結局そういうことをキチンとさせていただけば、昔のようにだんだんに御教え通り、だんだん無医薬になっていくということは間違いないことですよね。

 

楳木代表

そうそう、私の場合を見ると、4歳の時におしっこが出なくなって、尿毒症を起こしていつ死ぬか分からないのを、じゃあ家の母親の叔母にあたる人が、家まで浄霊に来てくれたかというと、そういうことはしていないわけです。

それで、いつ死ぬか分からない子供を抱いて、その浄霊をしてくれるところまで行って浄霊をいただいて、おっしこが出る、というようなことをずっと重ねてるわけだから。やっぱり救われるためには「救われる道」を踏んで行かないといけないのでね。

そりゃ、どんどん来てもらって浄霊をいただく、というようなことをしてると、御守護いただけるものもいただけなくなってきてしまう。

 

受講者

あとは、家族で御浄霊して・・

 

楳木代表

うん、あとは家族でね。当時はキチンと御浄霊をしてたのでね。

 

川合●明氏による一元化後の「社会迎合運動」

楳木代表

だから、「そういう少しズレたことが当たり前のようになってきたのが、昭和47年の教団一元化後の教団の姿だ」というふうに見ておかないといけない。

その典型的なことが、ここに載せてる最後の御論文のところに、

『又宗教であるが、之も御多分に漏れず行詰ってどうにもならない。というのは宗教の本領である奇蹟が、寔に少ない実状である。そこでやむなく理論によって、それを補おうとしたり、種々の社会事業等によって、存在の価値を意義付けようとしている位で、人類の最も苦悩である病気、犯罪、戦争等に対しては、殆んど何等有効なる活動はなし得ないにみても、やはり行詰りをよく物語っている。』

と、この行き詰まりは、M●Aのこと指摘しているんですよ、メシヤ様は昭和27年に。

社会事業・・、私も専従時代に、御生誕100年祭前後、自民党の党員づくりと、それから交通遺児救済募金、・・もうこれらを徹底してやった口です。

しかし、こんなことは宗教のやることでは全くないわけです。

だから、その当時からメシヤ様が御指摘になっているように『種々の社会事業等によって、存在の価値を意義付けようとしている位』というところに世界救世(きゅうせい)教は落ち込んでいってたということですね。

分かりました?

 

受講者

他の宗教のことに対してメシヤ様は言っていたけれども、それが自分達の方が陥っているということですか?

 

楳木代表

そうです。昭和47年以降の世界救世(きゅうせい)教の陥っていったところがここなんだということです。

 

受講者

“アカンな”と自分でも思ったこともありましたけど、どんどんどんどん、その渦に。

 

受講者

昭和50年頃のそういうボランティアみたいなこと、いろんなことやりましたですね。ボーイスカウトにしても、その・・社会事業みたいなね。

“世界救世(きゅうせい)教が、もっとやるべきことがあるのに、なんで世間並の署名活動しなきゃいけないのか?”

と、ものすごい疑問に思ってましたけどね。それでも、上の役員さん達はワイワイとやって、世間から受けのイイというような・・、ね。その時からもうズレてたわけですね。

 

楳木代表

そうですね、そこからズレてきたわけですね。

 

受講者

最初叫んでたんですけどね・・、あんまり。

 

楳木代表

だから私もその当時は、専従者としてお世話し大変申し訳なかったんですけど、それだけに、こうしてメシヤ教として本来やるべきことをやるように改革していくということを、こういう御教えに基づいて精一杯やらせていただかなくてはならない訳です。

その情熱をもって、○○さんはM●Aの方を訪問していただきたい。こうやって訪問しないといけない。

“改革を、御教え通りの御神業を進めさせていただく”と、胸一杯膨らませて訪問していく、ということで取り組んで行って下さい。

 

M●A信者への心のかけ方①

受講者

なんかね、“やっぱり浄化してる人に御浄霊に行かせていただきたいな”と思うんですけどね。“頼まれないのに行くのも、またどうかな”と思ったりしてね。また、“行ってしゃべってばっかりで終わってもマズイしな”と。

ちょっと少し話して、分かってくれたりするんですけど、次“また頼まれてもないのに行くのもどうかな”と思って、気持ちがひるんでしまっているんです。

 

楳木代表

うん、だからそういう取り組みを少しずつ変えていってもらいたい。その人に電話した時に、「今、メシヤ教の大阪支部は大変奇蹟をいただいている。だから一緒に浄霊をいただきに行きませんか」と、こういう話に徹底しておいてもらいたい。

自分が訪ねていって浄霊するんではなくてね。一度メシヤ様の御存在を知った人が、来てもらって浄霊いただくような浄霊をしていてはね。これは信仰の落第生なんだから、そういう人達を相手にしてもしょうがない。

全くメシヤ様のことを知らない人の家には行って浄霊する、ということは大事だけど、一旦、「メシヤ様は素晴らしい方だ、素晴らしい御力を我々に授けて下さる」ということを体験した人が待っているようではね。これは信仰の落第生だから、「救われない側」というぐらいに、もう冷たく見ていかないといけない。

しかし、電話はしてあげて、「今、大阪支部は大変な浄霊の御守護をいただいているので、一度御浄霊をいただきに行ってみませんか?私が御案内しますよ」と、そういう話し方はずっとしてあげたらいいと思う。それで、本人が求めれば救われていきますが、しかし、「○○さん、あなた、来てよ!」というような人は、もう、これは落第してる人だからね。

 

受講者

「来てよ」と言われたら、また一応行くんですけどね。

 

楳木代表

だから、これからは、「来てよ」と言われても行くな、と。

 

受講者

いやいや、う~ん・・、「来てよ」と言ってくれたら行くんですけど。

う~ん・・、そうか・・、「来てよ」言われても行かない、と。でも、なんかみんな浄化してるから浄霊を・・。すっかり一杯(曇りが)詰まってしまっているからね。

あ~っ、そうか、「こっちへ」ね、「来て下さい」というふうに言えばいいんですね。

 

楳木代表

うん、そうそう。やっぱり、求めて来てもらわないと、救われて行かないのでね。

 

受講者

そうですね、(相手から御浄霊が欲しい言われていないのに)“「御浄霊させてもらいましょうか?」と言うものオカシイな”と思ってね。

 

楳木代表

だから、「是非大阪支部へ御案内しますので、そこへいって浄霊をいただいて下さい」と。「そうしたら大きな御守護をいただきます」というふうにして話していってあげて下さい。よろしくお願いします。

 

M●A信者への心のかけ方②

受講者

やっぱり今の時代というんですかね、「人間の意識」いうんですかね、その時代時代をやっぱりいつも見ていかないと追いついていかないんや、と。「進化」ですからね。

メシヤ様の昭和20年代後半までの時代と、今の時代とどっちが違うか、5、60年経った時代ですよね。それこそ顕微鏡のそれ(6万倍)から、はるかに進化して。ある裏の部門では、超進化しているものがあるわけでしょう。

「人間の意識の進化」というんですかね。レベルは、私も教団浄化中、い●のめにいた時はね。離れて見る事に欠けてたんですね。どっぷり信仰の世界に入り込んで、“これが最高のもんだ”という視点しかないでしょ。

それが、い●のめという一つの世界から離れて見た時に、私も元々疑い深い人間でしたんで、メシヤ様の教えとはどういうものかというのを知りたいんですね。本当の意見というんですかね。そういう面から見たら、やっぱり「意識」というのが全然ふんづまっとったいうんですかね・・、その枠にジーッと居心地がええから、閉じこもっとるんですね。

しかし、実は、世の中、意識の優れた方なんて、ものすごく進んでるんですね。そういう面から見たら、「救世(きゅうせい)教、信者さんたちほど遅れてる」という見方が分かってきたんですね。

その中で、『基督教と善悪』の話でも・・。「ものみの塔」のおばちゃん、よう来てね、いつ来ても、1時間2時間よう議論しよったんですよ。それで、なかなか・・、「もう止めとけ、もう止めとけ」と言うんですけど(笑)、 ・・その中でいろんな考え方が見えてくるんですね。いい部分は取り入れたらいいし、今の優れた世間のアレも利用しない手はないですわね。

メシヤ様も絶えずアンテナを張り巡らされて、最先端のものを吸収なさったんや、と。そういう姿勢がなかったら、時代遅れになってしまうんやないかと。

 

楳木代表

そうですね。

 

受講者

い●のめの「想念の実践」というのがあったんですが、想念の実践って、その時からピンとこなかったんです。“何なんだろう?”と。想念の実践という日本語はないと思うんですよね。

(想念が)あるものを実践する。想念を正して、こう(実践)しましょう、と決意するのが想念であって、いきなり「想念の実践をしましょう」と。みなさん分かりますかね。

 

受講者一同

(笑)ちょっと・・・・・

 

受講者

分からないでしょ。ナゾナゾみたいなね。そこで「何のことやろうかな」と言いつつね・・・。これは、「先祖様のどうのこうの」とあるテーマを出されて、さらにポンポンと出されたら、ふらつくんですよね。“あぁなるほど、洗脳のかなりテクニックの優れたやり方でもっていっとるな”と、そういうことに気付かない部分があって、やはり、・・組織の論理で(洗脳に)もっていかれとったんや。やっぱり覚めた目で見る、いつも離れた第3の目がいるんじゃないかと。その視点をいつも持っとたらいいと思いますね。

 

受講者

それ持たない私に言われても。本当にいつも思いますわ。“上から出てくることは正しい”と、ずっと思ってきたし、我慢してきました。“信仰者が、間違ったことを言うわけがない”と。“メシヤ様の御教えをね、上の人がそんな変なことするわけがない”と思うから。

 

受講者

素直が一等と言ってね。

 

受講者

そうそう、あと「人をけなしたらあかん」と、M●Aの人がよく言うんですけど、「メシヤ教で事例とかでM●Aが間違ってると書いてあるけど、そういう人のことはどうでもいいんじゃない、自分がちゃんとやっていればいいんじゃないか?」と。信者さんもそう思ってるし、スタッフ(専従者)とかもすごくそう思ってるんですよね。だからM●A批判のものが出てくると、もうそこで目を背けてしまう。「あまり人をつつかんでもいいんじゃないか」、人をつついたらアカンという御教えに吸い込まれてるから、そこから進まないようなところがありますよね。

 

受講者

それはさっきから話が出てる「時代認識」というのが、さっぱり分かってないから。

 

受講者

そういうことだと思いますよね、結局。

 

楳木代表

要するに、昭和初期の日本人みたいです、今のM●Aは。何故かと言うとね、最初ですね、選挙権、立候補権は、税金を何円以上納めている人でないと選挙に出れなかったでしょ、明治時代は。今みたいに、税金納めてない人でも立候補できるという状態ではなかった。当然、(昔は)税金の使い方も国民は一切口を出すことができなかったわけです。しかし、今は、(薬害オンブズマンのように)オンブズマンとかいってる方々が、税金の使い方を徹底的に「追求」している時代ですよ。そういう時代を今は迎えているんだということ。

ということは、そういう時代に生きている人間は、M●Aが間違っていたら「指摘」していくのが現代人の生き方なんだという、そういうふうに思ってみる見方がM●Aの人達には皆無なんだと。

だから、時代に生きていない。

「時代遅れ」の人なんだと。(昭和初期のモノが言えない時代の御教えを刷り込まれている点も含め、)昭和初期の人にさせられてしまっている。

真面目に一生懸命やっている人ほど、そういうところに時代遅れにさせられているので、非常にお気の毒なので、「その人達が現代社会に生きていけれるように、御導きしていくのが○○さんの使命だ」というふうに受け止めていただいて、取り組んでいただきたいですね。

 

受講者

信仰していると、一杯御守護いただいてきたわけじゃないですかぁ、私もそうなんですけど。すごく守られているというか、すごく御守護いただいてきたから、そうすると神様がやっぱり働いていらっしゃるんだなと思いますよね。それで、M●Aの人に言われるんですよ、「○○さんは、いっぱい御守護いただいていたでしょ」と。「どうして違う教団にいくの?」と言われたんです。

 

楳木代表

「いや、御守護いただいてきたから、正していかないといけないんだ」というふうに言わないといけない、そういう時は。

「御守護いただいたからこそ、その御礼として、間違っているものを正していかないといけないんですよ。これがメシヤ様に対する御恩返しなんだ。間違ったものを間違った方向にずーっと行っているのを、ずーっと見てるのは恩返しでも何でもないんだ」と。

 

受講者

あ~そうか、そうですよね。

 

楳木代表

というふうに言っていかないとね。頭の中を、切り替えてください。ガチャン!と。

 

受講者

ガチャン(笑)

 

支部長代理

相手のかたは「他教団に移らなくても」と、M●Aならではの「活動」をして御守護をいただいたこと、を言ってるわけでしょ?

 

受講者

いや信仰的なこととかも、勿論いろいろいただいてますよね。それは神様と繋がっているからいただいているんじゃないかなと。

 

支部長代理

それはどこもそうですが、それだけのままだから困っている。で、あまり児童作品展をやったり療院をやる中での御守護って無いですよね。

 

受講者

それがあるですよ。結構、みんなそう言いはるけどね。

 

支部長代理

おもに薬を飲みながらの浄霊でですかね?

 

受講者

薬飲むとか飲まんとかじゃなくて、家庭のこととかね。そうでないと、誰が御守護として(専従者に報告を)上げてはるんでしょうか?

 

支部長代理

だけど、・・・そのご守護というのは、手術をして、あとのことは家族で支え合う。家族が今までバラバラだったけれど、お父さん一人が浄霊をしてくれ、治らないので、腹を切って、そのあと、みんなで浄霊をすることができたというのが、多いのでね。

だけど、○○さんのいただいてきた御守護というのは、間接的でもメシヤ様と繋がった部分でいただいてきた御守護ですよね。だから、療院に繋がっての御守護とかそういうことではないですね。

 

受講者

メシヤ様、明主様、とかね、「自分さえ明主様に繋がっていればいいんじゃないか」というのも、またよう聞く話なんですけどね。

 

楳木代表

だから、そういうこと(繋がっていくこと)を進めてるんですよと。

 

受講者

そういうことを進めてるんだけど、「M●Aにいたまま、そういうふうにしていてもいい」と。人は薬のんでも、自分は絶対飲まない。

 

楳木代表

M●Aに所属しているのが悪いということではなくて、「所属したままでいたければ、そのままでいいんですよ」と。

「しかし、メシヤ様の御神格を下げるような言動はつつしまないといけない。そして、メシヤ様という御神格に達せられたんだから、その御神格を認識して、そこから光をいただけるようなお互いになっていかなければいけない。」

「メシヤ様の御神格を下げるようなややこしい人はメシヤ教に来てもらわなくて結構なんだ。M●Aの中でどうぞやっていってください。しかし、御守護をいただくためには、メシヤ様という御神格をきっちり認識して、メシヤ様に直に繋がっていくようにならなければ御守護に溢れるという生活はできないので、そういう風になっていただきたいんだ。そうでなければ、メシヤ教に来ていただかなくて結構ですよ」と。

 

受講者

それらしいこというんだけど、自分が分かってないんでしょうね。

 

楳木代表

そうそう。自分が明確にわかって、明確に伝えていくようにして下さい。

 

闇への批判は、正義で出していく時代

受講者

それとやっぱり、「正義感」の欠如。今のこの時代が、戦後、GHQのあれで、ずたずたにされて、正邪も分からないということになってるんでしょうけど、正しいものを正しいと言えるだけの・・何ていうんですかね、正義感いうんですかね。ほとんどの日本人が 欠けとるんいうんですかね。戦前以前の人種とは違う人種ができあがっとるらしいですね。

 

楳木代表

そうですね。

今「梅ちゃん先生」が、視聴率、ものすごくいいらしいんですよ。20パーセント超えててね。何故かと言うと、やはり「悪いことを悪い」とかいうふうに言ってね。はっきり善悪を話していっている。そうした良き時代を思い出すために、視聴率が高いらしいですね。

 

受講者

お父さんが怒ってね、こうやって。大昔のおやじ、っていう感じですね、昔の姿ですね。

 

支部長代理

学校のホームルームの時間とか、教団の研修の時間に、「梅ちゃん先生」を流すといいですね。良い悪いがはっきり分かればね。

 

受講者

(笑)

 

受講者

亡くなるのをやってましたもんね。あれ、時代を取り入れてると。先生の言われる通りだなと思って。今までは、“古い話だな”と思ってただけだったんですけどね。

 

楳木代表

ああいう脚本家とかが、そういうふうに時代に語りかけている。ああいうドラマは語りかけている。それは、脚本家の中には、いろんなものを見ている世界で“本来人間はこうあらねばならないのではないか”ということを根底におきながら時代に語りかけている部分がある。小説家もね。

いろんな小説家がいるけれども、やはりそういうものを語りかける小説家がいるので、そういう人達は、たとえメシヤ様の信者でなくても、(世界経綸の)大きな役割を担っているので、そういう見方ができない状態にさせられているのが一番の問題点です。

まぁそれだけに、この『文明の創造』というのはいざ発刊してみると、“これほど中味の濃い御論文だったのか”と、こうやって勉強会を重ねれば重ねるほど深みが出てきて、“ありがたい御論文だな”というふうに思えてきますのでね。

 

掃除で死体が浮かぶ「夢」

楳木代表

さぁ、前の方が白熱してますけど(笑)、後ろのほうの方で聞きたいことがあれば・・・。○○さん、なんか夢を見たってメールをくれたけど。

 

受講者

はい、そうなんです。言っていいですか?

 

楳木代表

ああ、いいですよ。

 

受講者

先生の出張中に、(私と)友達と一緒にお掃除に行ったんですね。お掃除に行って、先生は、もう、どこかのメシヤ講座に・・。そのお留守中に、お部屋に入ったら、浴槽に死体が3人。3人の死体が積まれてたんですね。ビックリするはずなんですけど、私はなんかビックリせずに、そのまま他の部屋とか掃除している夢でした。

 

楳木代表

私が返信した内容を受けて、それからまたその夢の整理をしたんでしょ。

 

受講者

はいはい。あの厳しい状況の中だと思うんですけども。

 

楳木代表

うん。

 

受講者

ちゃんとメシヤ様と直に繋がらないと、死体の山になっていく。

まだ先生が掃除をされているような感じで、たぶん・・・。

なので、自分も驚かなかったんだろうという感じで・・

掃除をされた人が死体となって積まれていってるような感覚なんですね。

その・・・“御神業を正しくやっていただかなければ、こういう状態になる“というふうに思いました。

 

楳木代表

ちょっと、死体が浮かんでいたというのは非常に恐ろしい夢だけどね・・。

 

受講者

浴槽に死体なんで、たぶん洗われて、全裸だったんですね。洗われて、積まれていた状態だったんです。とてもリアルでビックリしました。

 

楳木代表

それで、なぜ○○さんにそういう夢を先祖の代表が見せたかというと、それがさっきの“自分がメシヤ様とさらに繋がりながら、いつも正しく御神業に臨まないといけない”というふうに、これからも取り組んでもらいたいために、先祖の代表がそういう夢を見せたんだろうからね。

それを絶対忘れないで、御神業に臨んでいくようにしてもらいたいと思います。

 

 

発展のよい「夢」

受講者

また別の夢なんですけれども、それはたぶん雑夢かなと思うんですけども。先生と私と○○さんと○○さんとで、ラーメン屋に行ってるんですね。それは関係ないですかね?

 

楳木代表

いやいや、ラーメン屋に行ってどうしたの?

 

受講者

先生が「ラーメン食べに行こか」って言って・・・(笑)

 

楳木代表

(笑)

 

受講者

先生の運転で、私が助手席で ○○さんと○○くんが乗ってるんです。

 

楳木代表

ラーメン食べたの?

 

受講者

いえ、ラーメン食べに行ってるっ・・・・

 

楳木代表

ああ行ってる途中ね(笑)。それはあまり意味が分からないけど、でもやっぱり奈良の人達ばっかりだからね。

 

受講者

そうなんです。

 

楳木代表

○○さんにしてもね。だから、奈良を何とかしないといけないんだよと。しかも、3人乗ってたわけだから、私以外に。3人から思い出すのは何? 食べ物と?・・

 

受講者

・・・

 

楳木代表

3人という、まあ3人というとわからん?・・・3匹。

 

受講者

・・・

 

楳木代表

要するにね、お供というのはね、物語はだいだい「3」なんだよ。

 

受講者

桃太郎?

 

楳木代表

桃太郎も3でしょ。三蔵法師も3でしょ。そういうのがついて、「その地域を救っていかないといけない」というために3という数字を与えて、「しっかりやるんだよ」ということを雑夢のようなんだけども、「ラーメン食べてから布教に行くんだ」という、そういうふうに受け止めてね。

自分がキジか猿か分からんけども、どれかの役を担って、大勢、奈良を救わせていただこうと、いうふうに考えていっていただきたい。

いい夢をありがとうございました。

 

「スターチルドレン」?

受講者

それから、長男が「毎日浄霊を受けたい」というので、・・・まぁあることがあって・・・させていただいているんですけども、毎日「今日も浄霊して下さい」って言うんですね。「分かりました」といって浄霊するんですけども・・・、「どうして『毎日』言うの?」と言いますと、そしたらね、「生まれ変わるねん」と。

 

楳木代表

いい話やね、それ。

 

受講者

びっくり!してね。

 

楳木代表

小学生が。

 

受講者

そうそうそう。「生まれ変わるん?どんななるん?」と聞いたら、「なんか気持ちいいねん。生まれ変るねん。」と言いはんねんね。

 

楳木代表

松原のブログにも書いといて、それ。

 

受講者

はい、分かりました。

 

楳木代表

長男がそういうふうに浄霊をいただきたい理由とか、また、そこから自分の思うことは何か、という答えをみつけて、そして書いておいて下さい。

 

受講者

それから、次男が小学校に上がるんですけどね。「ぼくもしたい。入会したい」と言うんですけども、どうさせていただいたらいいでしょうか?

 

楳木代表

入会するように教修をして、そして入会の手続きまで持っていって下さい。

 

受講者

教修とは、『世界救世(メシヤ)教教義』ですか?

 

楳木代表

んっ?それもまず覚えんといかんしね。それから、『霊主体従の法則』とか『浄霊の原理』とか、そういったことを説明してあげないと。そういうのをしながら、入会できる準備を親子でしていってもらって・・。1ヶ月ぐらいで・・、じゃあ、来月、○○さんがどこまで覚えたか、によってね。

 

受講者

えっ

 

楳木代表

『世界救世(メシヤ)教 教義』、来月言ってもらうから。メシヤ講座の中で。

 

受講者

ウフーゥ

 

受講者

(笑)

 

受講者

今、「スターチルドレン」とか「クリスタルチルドレン」とか、意識レベルのものすごく高い子供さん達が、どんどん今この世に選ばれて出てきとるらしいですね。

ぼくら旧人類でもうどうしようもならんと、意識が低いから。それで、霊界から、そういう使命をもって、子供でもお父さんたちを導くんだ、とね。そういう子供たちがどんどん今出とるんですね。

あの精神世界の本を読んどったら、いろんなそういう動きが出てきておるんですがね。簡単にポっというんじゃなくて、子供さんたち、ほんと魂を自覚して出てきておるらしいですね。最後の世で、いよいよこの古い人間たちを導いてやるんだ、という神界からきた子供さんとかいろいろおってですね。子供さんというのは純粋な部分があるから、年齢的なものは小さいんですが、魂レベルでは全然違う人が一杯おるんですね。そうでないと、なかなか大人もカチンカチンになってますんでね。そういう意味では大事になさったらいいですね。

 

「何か しないといけないと思って」

楳木代表

そうですね。今朝のNHKのニュースに瀬戸内寂聴さんが出ているの見ました?

 

受講者

・・・

 

楳木代表

見てないですかね。今、あの人は、東日本大震災の被災地にね、時々法話に出かけて行ってますね。なぜ法話に出掛けるようになったか、という動機を話してたんですけどね。

もうあの人も90でしょ。90だけど、行かれてね。

それで、みんな楽しみにして法話を待っているんだけれども、それの理由(動機)は、やっぱり若い人達がね、ボランティア活動に手弁当を持ってきて取り組んでいる姿を見て、そして、その子たちに声をかけた時に、「こんな酷いことが起きたので、自分達は何かしないといけないと思って来てるんです」と、その「何かしないといけないと思って来てるんです」という言葉に打たれて、自分ができることをさせていただこう、ということで法話に取り組んでるんですよ、という話をね、アナウンサーのキャスターの阿部さんいるでしょ?男の、朝7時から・・あの人が訊ねていって聞いていたけどね。

だから若い茶髪の男の子でも、この辺にいっぱいチャラチャラぶら下げてる男たちも、マニュキュアがこんなに伸びている女の子たちも、やっぱり“何か自分がさせていただかなければいけない”ということで動いている姿が、寂聴さんの心を動かしたんだと話していたので、そういう輝かしい魂を、より一層光らしていくように、この浄霊をですね、家族を中心にまずしっかり浄霊を取り次がせていただくことが大事じゃないかなと思いますね。

 

「生き甲斐ある人生」と「人生の味わい」

楳木代表

今日、前の方に座ってるけど、何かないですか?・・・もう仕事きまったの?まだ決まってないの?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

選り好みしてるわけではなくて?

 

受講者

選り好みではないと自分では思ってるんですけど、どうなんですかね。

 

楳木代表

バイトしながらやってるわけ?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

バイトしながら職探しと・・、もう少し時間がある?

 

受講者

そうですね。作れば。

 

楳木代表

作れば?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

やっぱり、人救いを少ししてみるといいと思うね。

お母さんも一生懸命岡山で布教してるやろ。で、支部を支えようとしている。

お母さんは誰が説得したわけでもなくてやろうとしてね。“十分なところと不十分なところがあるけれど、一生懸命、御神業を担わせていただこう”とされている。

そういうものは、ほぼ御神意というところに通じてる部分があるので、その中から産まれて来た自分は、その世界で“一回御神業というものにも携わらしていただこう”という気持ちになって、浄霊を・・・一人浄霊力を伝授した人がいるでしょ?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

同世代の人とか、あるいは自分の縁に繋がっている人達に、浄霊のことを教えながら、メシヤ様と繋がりのある人を作っていく、という取り組みも時間を作ってやっていった方がいいと思うね。

それが、○○さん。この前広島の○○さんが来たらしいね。

 

受講者

はい。私の勤めている町家に泊まっていただいて、○○さんは牡蠣の養殖をされていて、京都でもう少し仕事を展開したいということで、私が懇意にしている・・前回御神前にお供えさせていただいたんですけども、無添加で作っているちりめん山椒屋さんがありまして、その方をご紹介させていただいたんですけれども、それはそのお話としてありまして・・・。

その○○さんが、以前お知り合いだったという女性の方と京都でお会いしまして、その方は、本当に3ヶ月くらい前に戻って来られたんですかね・・・・アメリカの男性の方と結婚されていて、観光業の仕事をされてるようなんですけれども、その方に御浄霊が許されたということで、私どもの町家のほうで・・・。

しかもその方のご主人という方にはお会いしなかったんですけれども、やはり私の会社で以前勤めていたアメリカ人の方とお友達だったということで、“ご縁があったんだなぁ”とすごく感じました。

 

楳木代表

実は、○○さんがその無添加の佃煮を作っている社長と出会って、非常に感動した部分と、もう一つは、大阪支部のね、△△に本を置いてもらう取り組みとか△△△に本を置いてもらうような取り組みとか、それからこの中にも書いてある鎌倉支部の人達の取り組みとか、それから札幌の書店に本を置けるようになったとか、そういう取り組みを読んでいるうちに、いままでは、家を新築したいというのと、それから牡蠣の養殖のことをもうちょっと発展させたいという考えでやってきたんだけれども、そういう各支部が発信しているのを読んで、“私はなんて自分中心の生活をしてたんだろう”というふうに思ってね。

それで今、『文明の創造』を20冊だったかな、支部から買いこんで、それをお友達に配って回るようなことをしている。

そのうち、京都に行った時に、そういうアメリカから帰ってきてた自分の元同僚の女の子に話をしてね。その女性は、アメリカでアメリカの医療と日本の医療が如何に違うかということを目の当たりにして、「日本はこれだけ国民健康保険が行き渡っているために、薬漬け状態にさせられてしまっている」と現状に驚いて、「こんなことではいけない。自分の子供はどんなに高熱になろうとも、この子の生命力を信じて、一切医療にはかけない」という信念を持っていたので、“実はそういう人間であった!”というふうに久しぶりにあって感動して、“やはり自分のことばかり考えていないで、そういう御神業に自分の身を捧げていかなければいけない”というふうに思ったということですね。

京都繋がりでそういう話があったんで、是非そういう世界に、足を□□さんも踏み込んで、仕事のことも考えていっていただきたい。

 

受講者

お聞きしたいなと思って・・・勉強不足なんですけれども・・・

“全知全能の主之大御神様であるならば、なぜ人間を作る必要があったのかな”と最近思ってて・・

“最初から、その完璧なものが造れるんであれば、地獄をつくる必要も無かったと思うし、「霊主体従の法則」で言うと、人間というそのもの自体をわざわざ造って、その人間に地上天国をつくらせることも、必要性から言うと無かったんじゃないのかな”と最近思うんですけど、それはどういう・・・

 

楳木代表

うん。だから、“必要性が無かった”と主神様が判断すれば我々は生まれて来てないわけで、

 

受講者

そうですね。

 

楳木代表

だけど必要性があるという御意図をもっておられたので、我々は生まれてきている。こうやって人生があるんだと。

しかもこの人生は・・、今二十何才?なので・・この人生がいかにね、“不思議なものに満ち溢れてて、意義あるものであるか”というのはこれからなんです。

いままで親の庇護のなかで成長して来たために、“まぁ人生って一体何だろうか?何のためにあるのだろうか?”という世界だったけれど、これからいろいろな人と出会って、恋愛も重ねたり結婚したりとか幸せな事も、ちょっと不幸な事も、いろいろ体験しながら、“人生っていうものは何と不思議なものだろう”というのを体験するために、主神様が人間を造って下さったということでね。

これからそれの答えがでてくる。そう言うふうに思ってもらいたい、と。

それともう一つは、メシヤ様のお説きになっているのは、やっぱり主神様という御存在は、御神霊としての御存在だけれども、自分自身の肉体を造り始めたということ。自分自身の肉体が、この宇宙半径150億光年のね、

 

受講者

あ~

 

楳木代表

この広がりが、御自身の肉体で、そしてその一部分が我々だと。そういうような見方をしていくと、主神様御自身が御計画されたものの一部分が我々。

その我々のシステムの中に、物質界を発展させていくためには悪が必要だったんだ、と。

そういう仕組みが・・・その奥の奥の仕組みがずっ~と織り成して、ここまで発展してきているんだと。

だから、織り成してくる仕組みをこれから知っていくのが一つの学びである、というふうに自分の考え方を整理してもらって、探求をしていってもらいたい。

 

受講者

はい・・・

 

支部長代理

肉体というと判りにくいかもしれないですが・・・まあ潜在エネルギーってありますよね。主神様というのはお分かりになると思うんですけれど、やはりその目標というのは、今、教義でね、ご存知のように地上天国を造るということですよね。

地上霊界を造るとか、天国霊界を造るとか、そんなんじゃなくて、非常に明確に、地上天国を造るということですね。

そして、潜在エネルギーというのは、こうして形に現れてくる。これが・・宇宙全部すべてですよね。元々は無かったんですけども、主神様の御意思によってすべてが出るということで、意志が現れてくるということですね。おそらく、それが体で、・・そう言う意味でも御神体という意味であろうと私は思ってるんですがね。

その一番の目的が、地球を造るということと、そして、そこに神ともいうべき素晴らしい高度な肉体をもった、神の心をもった人間を造って、そこで素晴らしい世界を造っていきたいというのが、最初宇宙を造った時からの御計画であられたということですね。

人間と神というものを別々に捉えてしまうとあれなんですけど、元々は、今言ったように、人間の本体というのは「魂」にあるわけですからね、そういう魂が汚れてるから分からないだけで、これは、そもそも「神」といってもいいわけですね。

これに衣をつけていくと、霊体とか肉体ということになっていく。今は、心も肉体も汚れているので、神とは遠い存在のように思ってしまいますけれどね。

主神様は、高級な神様も造られたし、もうちょっと二流の・・荒いというか、粒子でいうと荒い感じですね・・肉体は一番荒いんですけどね・・そういうのが一つずつ・・人間だったら三重構造になっている。魂、心、と、霊体というか肉体といってもいいんですけれどね、厳密にいうと今のような格好になってる。神様も似たような感じになってる。

みんなそういうふうな形で、中心があって側があってというようなね、目に見えない神様とて魂があって、見えないけれどもね、体と言うべきようなものがあるんですよ。そしてさらにまたそれを包んでいるという、つまり三重構造になっているわけです。人間は一番外側が肉体だから一つとそういうふうに思ってしまうんですけどもね。

さっき・・・話長くなってすみません。・・善と悪が・・、最初から善世界を造ったらいいじゃないか・・・。メシヤ様も「私もそういうふうに思う」っておっしゃてたんですけどね。

宇宙を造って、最後地上天国を造るというふうに御計画をされると、そこに、時間という流れが発生しますよね。時間の流れと共に、地上天国に向かって、進化発展していかないといけない。

そうすると、まず、イザナギノミコト様といって善の神様で、・・善というか・・・たとえば、目標を作ったら、そこに狂いなくずっと進めていかれる神様がいて、そこに奥様が同じく目標を定めておられるんだけれど、奥様はどうしても行き過ぎたり足らなかったりする、過不足を起こすんです。コレを「悪」だとおっしゃったわけですよね。それで、行き過ぎたり、足らなかったりすると、「程」が超えていくと、本当に悪いことをやったりするんですけどね。

今言った目標に向って進んでいくんだけど、一方で行き過ぎたり足らなかったりすると・・・それは神様でもそうなんだと。一番高級な神様はそうでもないけど、人間も似たようなとこあると。それによって、行き過ぎたら、また修正してということで、そうすると、一番最初、単純なものだったのが、どんどんどんどん複雑化していくわけです、多様化していくと。・・・これを「進化」とおっしゃっている。

だから、考えたらわかるけど、一番最初の細胞があるでしょ?細胞があって、それがいろんなものと混ざり合って、いろんな細胞を作っていって、進化して、主神様の最高傑作の肉体が出来ていっている。

あらゆることは、そういうふうになっていっている。

そうすると、人間生活では、どうしても、本当のもの、正しいものと、そして、進化する上でどうしても間違える、失敗を起こす。しかし、そうやりながら、複雑で、なおかつ、「智慧」をつけていくと。そして、いま、高度な文明、化学物質が出来てきたわけですよね。「いきなり最初からソレを造っとったらどうなんだろ?機械を最初から作っていたらどうなんだろ?」ということですよね。しかし、それは「順序」というものがあるんですよね、いきなりそれをやらないということです。植物でもそうですけど、「いきなり、なんで花が咲いてないんだ」というようなもんでね。それはやはり、進化発展というようにね、主神様が決められてるんでね、「順序」と「時節」とね。

では、「その法則をつくったのは、何故だ?」と言われても、それ以上は私も分からないんで。

そのように善悪あざなえる縄の如しにして、「複雑」になって「高度」になっていく、ということはおっしゃっている。しかしそこに「汚れ」がどうしてもつきまとうんですね。

汚れてしまうと自分で反省して拭い去ればいい、そしてもう「二度と汚さん」というふうなね、そういうふうにやっていけば、人間はもっともっと心も神に近づいていくということですよね。

 

楳木代表

まぁだから、青春時代は、そういう「想い」を持つのも非常に大事なことなんでね。だけど、人生というのは、無ければ人生は味わえないんですね。主神様が造らなければね。

最初から、完璧なものだったら、その規則通りの決まった通りの生き方しかないわけなんです。そこに、主神様は自由を与えられたために我々は、こんな味わい深い人生を歩んでいくんだと。だから、是非、その味わい深い人生をこれから歩んでください。(笑)

 

受講者

なんかその・・・自分の中で、まぁ感じ方として、なんか、その、“なぜ造られたのかな”と考えた時に、最初の点というか、起こりを考えた時に、人間が“なんか絵を描きたい”とか、“何か作りたい”とか、(主神様は)人間の感じ方と近いようなところから(仕組みが)始まったのかなと、フト思ったりもしたんですが・・。

美術を何か作る、とかというのと(同じで)・・・。単純にいうと、そういう(人間の)思いも何か(主神様の御意思と)共通するところも・・・というふうなことも思ったり。

 

楳木代表

うん。主神様も一部分にはそういうところもおありになっただろうけれども、しかし、こんな(人智では計れない)緻密なものを、ね。

例えば、昨日も若い奥さんとかお母さんとか、それから未婚の女性とか、結構来てたので、一つ話したのは・・・、乳飲み子がお腹が空いたという感覚と、大人がお腹が空いたという感覚とは違うんだと、実は。

これは今、小児科の中では発見することができて、乳飲み子の場合は、胃袋が空になった瞬間に痛み出す。だから、赤ちゃんは泣くわけで、お腹が空いたから泣くのではなくて、胃が痛いからです。そこに、おっぱいが一口流れ込んだ瞬間に痛みが消える。そういうふうに神様は造っているから、ものを噛んで食べることをしない子供も、キチンとお腹が空いたら、そのように要求しておっぱいを飲み込むという「システム」を造り上げている。

これが固形物を食べるようになると、その痛みが消えてお腹が空いたという感覚を、胃袋が持つように仕組んでくださっている。神様は、そういう仕組みをしてくださっているから、人間というのは、乳飲み子から我々のように大きくなるということは、こういうシステム一つも「素晴らしいシステム」なので、だから、一つの芸術品を作るという想いではなくて、ものすごく緻密な配置をしているんだと。

そういうことがあるんですよというような話を、昨日たまたましたんだけれど、そうしたら、「そういう子供をやはり授かりたい」という気持ちに、未婚の女性たちはなって・・・。一人子供を産んでる人はまだ若いんで、「もう一人ほしくなった」と。そして、「産んだ時から、もう少し味わい深い育児をしてみたい」というような意見を言って下さった。

まぁ、“これから一つ、緻密なところを味わっていくところだ”と、そういうふうにして、これからの人生を豊かにしていってもらいたいと思います。

そういうことをお話して時間になりましたので終わらしていただきます。

ありがとうございました。

 

支部長代理

以上をもちまして、9月度大阪支部月次祭を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

受講者一同 ありがとうございました。

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 霊主体従」(文創  昭和二十七年)