メシヤ講座no.138三重(平成24年7月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 栄養」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』115ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

『生活力』とは『消化機能』のこと

楳木代表

皆さん方には『文明の創造』の校正をしていただきましたので、少なく見積もっても、それぞれ十回位は読まれたでしょうね。

もう解説することもないかと思いますが、栄養学に対する『一大誤謬』ということが未(いま)だに修正されていないところがあります。

それからもう一つは、通常『生活力』と言ったら皆さん何を思いますか。おおよそ頭に浮かぶのは〝そんなに稼いでいるのかな″ということでしょう。現代人に置いては、『生活力』と言うと〝稼いでいる”と頭に浮かぶのです。

これは東京オリンピックの頃から高度成長期に入っていきました。その時から世の中は金で回るようになりました。

ですから、子供たちも〝シッカリ稼げるように良い大学に入れる″という考え方をするようになりました。それで〝勉強をしないと良いところへ就職できない″と。〝立派になるために良い大学へ入る″という考え方ではなくて、〝良いところに就職してシッカリ稼ぐ″ためには良い大学へ行かなければいけないと。

こういうような教え方になって行ったのです。

しかし、メシヤ様の仰っておられる『生活力』とは『消化機能』のことです。普通に食べ物を食べて『体の中で栄養素を作り出す力』これが『生活力』なんだと。

我々は人体を中心と考えずに、社会機構を中心に考えようとするので、『生活力』というと〝どこかに勤めてお金を稼いできて″というふうになってしまうのです。

本来の『生活力』というのは食物を食べて、消化して栄養素を作り出す。この機能が『生活力』なんだとメシヤ様は示してくださっておられますので、この点、我々も〝日常生活における考え方″を少し見直していただきたいと思います。

それで、メシヤ様はいろいろ事例を上げておられます。

たとえば、農村の方々の『持続力』ということを考えてみていただきたいと思います。私よりご年配の方というのはここには二人しかいませんが、どのような格好をしていましたか?学生の頃は。私はね、幼稚園に行くまでは着物を着ていました。肌着の上に着物を着ていました。それで冬になっても袖なしで足袋を履きません。真冬でもね。雪が降っていても下駄履きで雪の中へ入って行ったほどです。寒いけどほぼ裸足で遊んでいました。それでも何時間でも遊べるほど体温を維持することが出来ていました。

今そんなことしたら、すぐに「キャー」と言って、家の中に戻ってきますよ

 

食事の西洋化が『根気』『集中力』『持続力』を低下させる

楳木代表

それから東京オリンピックの開催を思い出してください。

東京オリンピックの時にはミスがなかったのです。例えば諸国の国旗と国歌が表彰式で流れますが間違いはなかったのです。しかし、札幌オリンピックの時には何回か間違えたと指摘されています。これは何故かというと、集中力がなくなってきているのだ、と言われています。

東京オリンピックの前後から高度成長期に入ってきて、洗濯機や冷蔵庫が家庭に入ってきました。NHKの朝ドラの「梅ちゃん先生」のお姉さんの家にも入りましたね。そうすると、食事もだんだん西洋化していきます。『根気』『集中力』『持続力』がどんどんなくなってきてミスが発生するようになるのです。

ですから、現代人はあの頃と比べるとミスが増加しています。

そのミスの典型が・・・管前総理が原発の問題でしきりに今言われていますが、原発事故の時に現場へ出向いて行ってしまったことです。判断ミスをしたために東電の現場からすれば「遅れた」という理由を述べてますけども、総理大臣はあの時点では、総理の椅子から離れてはいけないわけです。みんなを呼びつけて、被害を最小限に食い止める指示を出して現場の人間に任せるべきだったのです。自ら飛んで行ったためにそれに対応する人たちの作業を遅らせることになってしまったのです。

この〝判断ミス″ということは今回の『栄養』と非常に繋がりがあるのです。

そうしたことを現代に当てはめて御教えを拝読させていただくと、〝現代人がいかに間違った方向に行っているのか″ということがわかるのではないかと思います。

それは人間の体をあまりにもしっかり見ないで栄養学が分業体制で研究されているためにこういうことが起こってくるのです。

肉体そのものが主体であって、そこに〝食物が入って行った場合にどうなっていくのか。″という考え方をしないで、「本来栄養はこういうものが必要だから最低30種類のものを食べないといけない」とか「60種類のものを食べないといけない」とかいう話になってくるのです。

しかし、苦力(クーリー)などはパンだけで他のおかず等は一切食べないでも、素晴らしい栄養素を自分の中で生産して、元気に仕事をこなしています。こういうところをもっともっと研究していかなければいけないに関わらず、間違った考え方が未だに横行しています。

 

『人間の体の構造』『肉体の機能』をもっと研究しなければいけない

楳木代表

ですから、子供が生まれてオッパイの出ない人に対しては、乳腺の問題ばかり研究しています。子供を生んだ時の子宮から生まれてくる出口のところが切れるとオッパイが出にくくなります。

我々はそういうことを知っているので下の方を浄霊してあげると30分くらいで乳が出てくるので、こういう関係がわかっていますと、起きてくる現象に対する対処方法が明確にわかると同時に浄霊という力をいただいているので、対処することが出来ます。

その時に、今回『牛乳を飲めば良い』ということが出ておりますけども、最近は子供がオッパイは出ているのですけども指をしゃぶるとかさまざまな信号が出ている人の話ですと、今の産婦人科はオッパイが出にくい人に対して「餅を食べろ」ということを言わないそうです。これは人間の体のことが本当にわかっていない医者達が、増えているということですね。

例えば、オッパイを飲ませる時に血液はオッパイに集中していきます。そうですよね、乳腺の裏側は血液が通っていますから。それで血液から乳腺を通していく時にオッパイになって乳首から出ていきます。その裏側は血液ですよね。だからオッパイを飲ませる時は血液はそこへ集中していきます。

そうすると、胃に血液が集中しにくい状態になるのです。この時にあまり消化の悪いものを食べていると、血液が胃に集中していないために消化能力が劣ってくるのです。ここで餅を食べますと餅は消化が良いので、血液が少なくても吸収できるのです。

ですから昔の人の言っていることは理屈に合っているのです。理屈に合っているにもかかわらず、現代では、餅を食べると詰まりやすいので、餅を食べさせないようにしている医者がいるのだそうです。

メシヤ様の為されたように、『人間の体の構造』『肉体の機能』ということをもっと研究しないといけません。現代の医学でも当てはめて考えないといけないことだと言えます。

それからズーッとお話してきましたように日本人の腸というのは、西洋の人達と小腸の長さが違います。やはり菜食でズーッと来ていますので、消化する為に腸がものすごく長いわけです。

ここで肉食をあまりしすぎると、肉というのは消化が早いので、小腸を通る間に滓(かす)になってしまいます。ですから、あまり日本人が肉食を多くしすぎると、滓(かす)を多く作りやすいので便秘になりやすいのです。それから、大腸に支障が起きてくるので癌になりやすい。今日本人の死亡率のトップは大腸癌なのです。

これは食生活の問題だと思います。食生活の中でも我々が学んでいる「農薬・化学肥料」というその前の段階で、菜食でズーッと来た日本人が、肉食を摂りいれて過度に肉食になっているために起きている問題なのです。

 

〝人類を弱体化して支配力を増す″企み

楳木代表

それからテレビのスイッチを入れればサプリメントのコマーシャルばかりです。

サプリメントを吸収すればここに書かれていますように、ビタミンならビタミンを直接摂ってしまうと、ビタミンを作り出す機能が低下してしまいます。

消化作用の中の機能が低下すると相互作用によって、他の機能にまで支障を及ぼしてくるようになるというように、メシヤ様が御指摘なされているような日本人の弱体化がどんどん進んでいるのです。

この中には書かれていませんけども、〝人類を弱体化して支配する側がさらに支配力を増していく″のが、大まかな支配する側の企みであるわけです。

その企みこそ、前回のメシヤ講座で拝読した『暗黒界に一条の光明が射し初(そ)めた』ということの『暗黒界』なのです。『一条の光明』を拡大することとは、メシヤ様の御論文を世の中に出していくということです。

しかし、今日までの歩みは『一条の光明』を再び閉ざしている状態でした。

それが、三重支部の方々のご協力によってまた射し初めたのです。暗黒界に!

そして、それを拡げていくという取り組が、本屋さんから断られるでしょうけども、知り合いのところに、とにかく置かしていただくとか、それから、〇〇神教の人とかに、「こんな本が出たのよ」というような話し方をしながら、御論文を直接読んでいただくことです。

以前に他の教団でも『文明の創造』を出してはいるのですが、非売品であったために一般には売れませんでした。

今は著作権が切れていますので、大々的に出していけるのです。しかし、編集方法を独自の形にしないといけないので、三重支部の方々に協力をいただきながら、このような装丁にして編集もやり直してこうして売り出すことができたというわけです。

ですので、「これから日常的に光明を広げてズーッと光を当てていく取り組みをさせていただくのだ」というふうに考えていただいてですね、いろんな人に『文明の創造』のお話をしていただきたいと思います。

 

牛乳が一年中同じ味なのは不自然なこと

楳木代表

牛などもですね、草を食べて結構な牛乳を出している話をしましたけども、先月島根から広島へ移動するときに非常に良い話を聞きました。

私は限界集落というのは東北に一番多いと勝手に思い込んでいました。しかし、中国地方に限界集落が一番多いのだそうです。

その限界集落をなんとかもう一回活性化させようということで、取り組んでいる人たちがいて、その中の一つに、耕作放棄された土地がありますよね。そこへ牛を放牧して草を食べさせるのだそうです。それで牛乳を搾って村の人たちに提供して飲むのだそうです。

そういうことをやっていて何がわかったと思いますか。牛乳の味が・・・

 

受講者

甘味ですか。

 

楳木代表

季節ごとに食べる草が違うので、牛乳の味が変わるのです。

その時に生えてくる草によって牛乳の味も変わるのです。香りも違うのです。そうして、〝本来の牛乳の味はこれだ″、村の人たちが気付いたのです。

世の中に出回っている牛乳は一年中同じ味ですよね。

これは牛に食べさせる穀物を海外から輸入して、その穀物で飼料を作って味を一定化させるということをやっているのです。これは、一見素晴らしく聞こえますが、「飼料を作っている」「穀物を作っている」ところの企みの中に我々日本人全体がどっぷりと浸かっているのです。

ですから、牛乳が一年中同じ味だというのは実は不自然なのです。その人たちがやってくれたお蔭で確認できて「なるほどな」と私も思ったのです。

【ウィキペディア 最終更新 2012年4月9日 (月) 10:45 より
限界集落(げんかいしゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落を指す。】

 

本来の人間生活は、自然と順応して行く形で生活するのが一番良い。

楳木代表

それからスーパー公務員という人がいますね。いろんな過疎地を活性化させるということをやっている人です。

その人が最近なんと、「奇跡のリンゴ」の木村さんとタッグを組んで耕作放棄地を借り上げて自然農法に取り組んでいるのです。そして、スーパーなどと契約して無農薬、無肥料の野菜を買い取ってもらう。そんな取り組みをしているそうです。

それで限界集落で、若いカップルを住まわせてね、何年かぶりで、出産のニュースがあったということを聞きました。

それから東京とかでレストランをやっている人達に、自分で野菜を作ってもらって、その野菜でレストランの料理を作るということに興味を持っている人を募集して村に呼び込んでいる〇〇課の課長さんがテレビに出ていました。何でも、野菜を作ってくれれば畑の管理をしてもらえるから無償で貸しているそうです。それで役場が間に入っているのです。そして、そのレストランへ村の人たちも食べに行きますのでね。非常に充実した村になってきているそうです。

素晴らしい取り組みが行われているとともに、本来の人間生活というものは管理されたものではなくて、自然と順応して行く形で生活するのが一番良いのだと気付き始めているということです。

このメシヤ様の『栄養』という御論文にピッタリの事例が日本でポツポツ起きているということですので、素晴らしいことだと思いますので、より一層そういうことが進んで行ってもらいたいなあと思います。

【「スーパー公務員」ウィキペディア より】

 

地上天国祭にメシヤ様がお出ましに・・・

楳木代表

それから地上天国祭で発表された、〇〇さんですが、岡山支部で追加の報告をしてくださいました。

昭和41年に入信後一度も体験発表をしたことがなくて、非常に緊張していたそうです。それで、善言讃詞奏上の際、起こされたらしいのです。そうしたら、私の、向かって右あたりにメシヤ様がお出ましになられてニッコニッコ笑ってくださったそうなのです。

そのお顔は若くてふくよかだったそうです。その御顔を拝し、「私のこの原稿で良かったと仰ってくださっているのかなあ」と思ったそうです。

それで頭を下げていたら、また起こされたのです。また同じように笑っておられるのです。そこで、〝これは「私一人に何か伝えようとされている」わけではないので、今回は箱根ではなくてメシヤ教にメシヤ様はお出ましになられたのだ。それで集まった人達にメシヤ様は微笑まれておられるのだ″と思えてきて、より一層ありがたくなって、また頭を下げたのです。

そんなお話をしてくださいました。

メシヤ様は〝メシヤ様を求めてメシヤ様の教え通りに動こうとしているところに絶大なる御守護を下さるのだ″という、そういう絶対のものを感じられたのです。

入信以来初めてメシヤ様の御尊顔をお写真ではなくて実に出て来られたお姿を拝したのは初めてでしたので、「非常に良かった」と報告してくださいました。

そして「私はこれからどういう御神業をしたらよろしいでしょうか」と真剣な眼差しで尋ねてくるのです。

近所の人達に御浄霊をしておられるので、「その御浄霊をする時に今日からは、相手の方にも『メシヤ様御浄霊をお願いいたします』と必ず言って、浄霊をしてください。」、「そういうところから、『メシヤ様という御存在への認識を高める』取り組みをしてください。」というお話をさせていただきました。

83歳なのですけどね。〝さらに御用をしなければ″と思われたようです。これは素晴らしいことです。

 

祭典は参拝者の信仰によって神々しさが出るもの

楳木代表

それからね。二人目の〇〇さんは信仰を30年やっていますが一人もお導きをしたことがなかったのです。普段の彼を知っている人にとって、発表の最後に原稿にない言葉を添えたことは大変な驚きだったのです。

発表によって一挙に人間として向上できたのではないでしょうか。

彼は当初みんなを箱根にご案内する予定だったのです。それが急遽体験発表をすることになったので、箱根に行かずに浜松に参拝することになったのです。それで、多少〝箱根にいけないのか″という、残念な思いはあったようです。

しかし、浜松の地上天国祭に参拝したら人数や施設は箱根とは比較にならないのですが、「祭典が神々しかった」と。「これはもう場所ではないな」と。「集まる人間たちのメシヤ様に対する信仰がこの神々しさを許されているのだ」と言ったらしいのです。

「これは信者の問題なのだ。場所ではないのだ。祭典は参拝者の信仰によって神々しさが出てくるのだ」と。

すごいことを言ってくれてね。私も感動いたしました。

 

大きく価値観を変え、メシヤ様がお示し下さった方向に向かう。

楳木代表

それから三番目の〇〇さんは、6月の月次祭に友人とそのご家族をご案内しました。

その方のお父さんは博学で、結構突っ込んだ質問をされましたので、御教えに沿った取り組みをお話しさせていただきました。

「それではこれからどういった生活をしていったら良いか」ということで、「大腸癌になるということは食生活とそれから生活全般を見直していかなければいけない」という話をしたところですね、「帰ったら自然農法のお米と野菜にすべて切り替える。調味料も安全な調味料に切り替える。ということを家族で決めて早速やり始めました」と、地上天国祭が終わった後、ご報告してくださいました。

一家がそういうふうに大きく価値観を変えてですね、メシヤ様がお示し下さった方向に近づいていく。そのような報告をして下さったのでね。

それぞれの人達がそれぞれに、発表で終わるのではなく、次の段階の御神業に臨まれていますので、大変有難いことだと思います。

 

『世界に広めようお光なしの浄霊力伝授』『メシヤ様に直に太く繋がっがっていこう』

楳木代表

これからスローガンを『世界に広めようお光なしの浄霊力伝授』としてですね、『メシヤ様に直結すれば必ず奇蹟がいただける』ということを広げていきたいと思います。

それで、『メシヤ様に直に太く繋がっていこう』ですね。そういう掛け声をかけていきたいと思います。

そして、メシヤ様はせっかく我々にこうした力を与えてくださったので、大いに生かしていく態勢を作っていかなければいけないなあ、と無性に思わされました。

 

メシヤ様の御神業の精神を求めてやっていかないといけない

楳木代表

先日、大河内傳次郎の大河内山荘の御庭を見てきました。これは素晴らしかったですね。

傳次郎は熱心な仏教徒だったのです。仏教の庵を中心にして庭園をズーッと造ってあるのです。十何年かけてね。宗教というのを元にして造っているのでその意図が伝わってくるのです。

一方、平安郷は、メシヤ様は春秋庵一帯をお求めになられて、それを中心に庭園造りをしようということなので、もっと研究して全体の構想を練っていかないといけないと思います。

全体がマッチしないとけませんね。

【ウィキペディア最終更新 2012年4月5日 (木)12:21 より
大河内山荘:大河内山荘(おおこうちさんそう)は京都市右京区嵯峨にある日本庭園。時代劇などで知られる俳優大河内傳次郎が別荘として造営した回遊式庭園である。】

何が何でも『世界救世(メシヤ)教 復興運動』をやり遂げて、本来メシヤ様が為されようとした、聖地造り、御神業の精神を求めてやっていかないといけないと思いますので、より一層そういう取り組みにご尽力いただきますようにお願いしたいと思います。

御教えの編纂作業を根底からやり直さないとね、今御教えの切り貼りだらけですから・・・。

 

神の粒子

楳木代表

一昨日のヒッグス粒子のニュースは見ましたか。あれは感動したでしょう。

ビックバーンではじけた時ですね・・・・・、我々の肉体を拡大して見てみますと、細胞の中に核やミトコンドリアだとかあって、それをさらに拡大すると分子があって、それをさらに拡大すると原子があって、それをさらに拡大すると中性子とか陽子とか電子の世界になって、さらに拡大すると17の素粒子になってゆきます。

その17番目の素粒子の確認が取れていなかったのが、今回、分かったのです。27キロの研究施設(大型ハドロン衝突型加速器)で、陽子を光の速度までスピードを上げて、パーンとぶつけた時にその素粒子ができる。その最後の素粒子が今回確認できたのです。そういう壮大な実験だったわけです。

この17番目のヒッグスという素粒子があったために質量が生まれたのです。

そういう素粒子が今回確認できたということは、主神様が150億年前に宇宙を御創りになられた時の物質化構想のキーになる部分が、人類が今回初めてわかったというわけです。

主神様の御経綸の中の物質化の中で重要な役割を果たした粒子が確認できたということですので、今度はこの粒子を拡大していくと、霊子ということになっていきますので、次の段階は霊子なのですが、これは未だに誰も唱えたことがないので、メシヤ様が説明しておられるのがこの霊子の世界なのです。

『霊主体従の法則』に沿って宇宙が創造されて太陽系が創造されて地球が創造されたという話に繋(つな)がっていきますので、もう少し科学の研究を頑張っていただきたいと思います。

今回は、物質化の中の重要な粒子ですのでね。

 

受講者

「神の粒子」と言われていますね。

 

楳木代表

そう「神の粒子」とも言われていたね。

物質化での「神の粒子」だから、今度はその元になっている霊の世界の方を我々は宗教界で顕していかないといけないので、今回の『文明の創造』はメシヤ様が信者に向けて書いたものではないということです。

信者向けは、それまでにズーッと書かれていますのでね。一般書店で売り出そうとして一般の方向けに書いたものですので、ぞれだけにこの『文明の創造』は価値があるわけですね。

 

受講者

『文明の創造』が発刊されて、すぐに『神の粒子』が発見されるということも時期的にピッタリ合ってくるのですね。

 

楳木代表

だから『主神様直接の御啓示』と銘打って出した時にそうした物質化していく時のキーになって行くものが発見されたのは非常に素晴らしいことですね。これは、祭典の一番先に話さなければいけないようなことでしたね。

【「ヒッグス粒子」ウィキペディアより】

 

神上がる龍神様達

受講者

大分は凄い雨でしたが大丈夫だったのでしょうか。

 

楳木代表

写真で出てくる国道のところが土砂降りでした。水たまりを走っているとハンドルを取られるくらいでした。もう少し遅く出ていたら、そこは通れなくなっていました。その頃から水嵩がガンガン上がってその国道に流れ込んできていたらしいです。

それが耶馬溪(やばけい)というところです。もう一つは日田が酷いことになっています。本部のあるところは上流になっています。玖珠で降った雨も全部日田へ流れ込むのです。

 

受講者

自然の猛威は凄いですね。竜巻もありましたしね。

 

楳木代表

青森がね。屋根が飛んで行った家を今朝報道していましたが恐ろしいですね。

耶馬溪通っていても雷が落ちるのですよ。そっちへ向かって走って行かないといけなくてね。車は安全なんでね。それを信じて。(笑い)

 

受講者

車は安全なんですか。

 

受講者

車のボディがタイヤを通じて地面にくっついていますのでね。

 

楳木代表

アースがあるから、落ちてもね。ただ運転していると驚くわね。それで事故を起こすことはあるでしょう。

 

受講者

たくさんの龍神様が神上がっているのでしょうね。異常ですもの。

 

楳木代表

今回は非常に悟りを開いたのでしょうね。

昨日、伊賀上野あたりで龍神のような雲がいっぱいありましたね。そっくりでした。

 

受講者

今朝4時ごろ、このあたり一帯だけ凄い雨が降りました。

 

楳木代表

そう。それはすごく浄められたのでしょうね。

それから本部に『五六七』の御書が献納されました。メシヤ様の動きを思うと恐ろしくなりますね。

 

受講者

前の本部に『金龍』の御書が掲額されていましたね。

 

楳木代表

あれはね。工芸品なのです。廊下におかけして守っていただいています。

 

受講者

突風の被害から守っていただいたとお聞きしました。

 

楳木代表

随分前の台風の時にね、前の作業場のトタンが突風で前の本部に向かって何枚も飛んできたのです。

それで思わず『メシヤ様』と唱えて浄霊したら別れて避けていったのです。一枚の欠片(かけら)だけが壁に刺さりこんでいました。それだけ後で引き抜きました。その傷が少し残っています。

まともに来たらガラスが割れて御神前が水びたしになっていたと思います。

 

『金龍』の御書がお守りくださったのだろうと思います。

受講者

堤の水が天に上ったのは。

 

楳木代表

それはもっと前の話です。私は見ていません。当時の信者さんの家の上の堤だから。

それを見たのは信者さんではなく、見張りをしていた消防団員が見たのです。

堤の下に信者さんが住んでいて避難指示が出たのです。もう決壊するというのでね。それで消防団が堤を監視していたらしいです。

そしたら水が上へ上がりだしたというのです。堤の水が膨れ上がったと思ったらスーッと上へ上がりだしたというのです。それで堤は決壊しませんでした。

もう信仰と関わりのない消防団が見て驚いて、集落の人みんなに話したのです。龍神が上へ吸い上げてくれたのでしょうね。

それで、その翌日に教団護持委員会(現・主之光教団の前身)がそこで、発会したのです。

教団護持委員会を立ち上げる時にも不思議なことはいっぱいあったのですよ。神界が本当に動いているのだなあと思って、その頃みんな改革心で燃えたのですけども、主之光教団になったころから改革心が消えてしまったようです。

それでは時間になりましたので一旦終わらせていただきます。

 

一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 人間と病気」(文創  昭和二十七年)